【加工詐欺】マッチングアプリでブス(好みでない相手)が来たときはどうすればいいか?



マッチングアプリの写真は盛れる。

それゆえに、実際に会ってみると写真がファンタジーであったかのような、夢なら覚めてほしいと願ってしまうような、予想外の人物が現れることもある。

AIでさえ人間と大差なく見えてしまう現代において、加工を駆使する美女(あるいはイケメン)を事前に見破るのは不可能である。

美女に会えると浮かれて待ち合わせ場所に着いたとき、目の前にいた女が朝青龍だったらどうするべきだろうか?

朝青龍のような女
恋愛の達人に聞いてみよう。

損失を最小限に抑える戦略

ブスが登場したときに取りうる戦略は2つある。 1つは、損失を抑える戦略。もう1つはブスに学ぶ戦略だ。 達人は損失を抑える戦略を推奨していた。 「勝てる闘いを落とさないことも大事だ。 でも負ける試合や、勝負する気にもならない試合で、ダメージを最小限に押さえるということはもっと大切な戦略なんだ」 と、とある恋愛の達人は言った。 勝てる勝負にリソースをつぎ込むのはわかるが、負けそうな試合で撤退を決めるのは難しい。 すでに投資してしまった分の回収をしたいという欲求が生じてしまうからだ。 これをサンクコストバイアスという。 ネットで会う約束をした子は、会ってみるまで実際はどんな子かわからないことも多い。 実際会うと写真以上のこともたまにあるが、たまに写真と全然違う人が現れることもある。 そういうときに、いかに致命傷を避け、損失を抑えるか。 デートのダメージは2つある。 1つは、金のダメージで、もう一つは時間のダメージだ。 撤退戦では、できるだけ出費を抑え、できるだけ時間を短くする必要がある。 「奢らない男とは絶対飲みに行かない」 と語る女の人はたくさんいる。 しかし、非モテが女の子にアプローチしても、どうせ振られる。 いちいち奢っていたらキリがないのだ。 恋愛の唯一絶対の正解は「数撃ちゃ当たる」である。 非モテは次々とデート相手を探さなければならない。 複数人を相手にすることになるのだから、出費は抑えるに越したことはない。 サステナビリティ(持続可能性)というのは、会社を運営する上でも、恋愛活動を運営する上でも大切な考え方だ。 1回のデートあたりの出費を抑えるのは、恋愛サステナビリティにおいて重要である。 特に、「これは闘ってはいけない」と思う人に会ってしまったとき、僕たちが持たなければいけないのは、 払わせる勇気 だ。 つい、見栄を張って奢ってしまいがちだけど、 「2000円ちょうだい」 の一言が言えるかで心の持ちようは変わる。たかが2000円、されど2000円である。2000円は全てに通じる。 2000円を払わせる勇気こそが、ブスからの脱出口につながっているのだ。 2000円の積み重ねを馬鹿にしてはいけない。
体験談に移ろう。 実は先日、とんでもないモンスターと出会ってしまった。 申し訳ないが、写真が完全にフォトショップだったのだ。 「お前は...誰だ?」 会って3分で、撤退戦を考えた。 話は弾まず、早く切り上げたい気持ちでいっぱいだった。 酒は1杯しか飲まなかった。 「何かいる?」 と言われても、 「弱いから飲めないんだよね、ごめんな」 と交わしていた。 ビール1杯、600円である。 これでラーメンが食える。 大事な金だ。 酔えない方とのお酒にお金をつぎ込んではいけない。 そもそも、お酒自体も、あまり飲むべきでないと思っている。 翌日の活動に支障が出るし、身体にもよくない。 酒は1~2杯飲めばそれでいい。 酔わせて何かをしようとするのは、二流のやることだ。 俺の名はテキーラ。酒に酔わせるよりも、俺に酔わせる方がよっぽど大事なんだ。 なんて考えながらデートをこなして、出費を最小限にして帰宅した翌日、社交辞令でLINEしてみたら、見事にブロックされていた。 僕はモンスターと闘っていたつもりになっていたけれど、相手から見ると、僕自身もモンスターだったのである。 相手からすると、金も払わないケチ男だ。LINEを活かす価値もない。しかしここは、出費と時間を最小限に抑えた自分を褒めてやってもいい。 褒めてやってもいいと思わないと、惨めすぎるではないか。

ブスに学べ

時が経ち、年齢を重ね、モテを失った今思うのは、女は皆、愛おしいということだ。 もはや誰とも飲みに行ってもいない。 女と話せるだけで幸せだと感じるのは、自分が力を失ったからだろう。 人間、誰しも年を取る。 年を取ると、異性を話す機会もなくなる。そうなると、どんな人でも自分とデートしてくれるだけでありがたい気持ちになる。 昔読んだ『LOVE理論』という本に、「ブサイクティーチャー」という理論があった。 ブスで経験を積んで、女慣れしなさいという主旨のテクニックである。 現在進行系でモテていない男の人には、ぜひ「ブサイクティーチャー理論」を実践してほしい。 女慣れしていない男からは、負のオーラが醸し出されがちだ。 会話がぎこちないし、「女に好かれていないのでは?」という自信のなさが滲み出てしまう。 ブスでもいいから、「自分がめっちゃ愛されている」という実感を持つべきなのだ。 というわけで、ブスが来たときこそ、口説こう。本気で口説く。 完全に惚れさせるのだ。 できなければ、それが今の実力である。 ブスを10人抱くこと。非モテの脱出は誰でもいいから愛してくれる相手を作ることから始まるのである。 「いつでも誰かを抱ける」という状況は、男に余裕を持たせる。 少なくとも3人、相手をキープできるまで、ブスでも全力で口説き続けた方がいいのだ。