俺の遺言を聴いてほしい

これは俺の遺言だ。

セフレを作りたいなら、正直に話すこと。


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「ツイッターでは、『色を使うやつはダメだ』みたいな風潮がある。
つまり、女とするために付き合っちゃダメだ、みたいな理屈だ。

でも、付き合って、別れるならそれは『恋愛』だろ。
普通の人が普通にやってることだ。

なんで、ナンパした相手に『好き』って言っちゃダメなんだ?」


恋愛の達人を名乗る彼は、食っているラーメンを吐き出しそうになりながら言った。


ナンパ男の間では、「色を使う」ことに対して批判的な風潮がある。

「色を使う」というのは、「するために付き合う」とか、「好きだ」という言葉を吐くということだ。

それが忌み嫌われる理由は、ナンパ師の美徳によるものなのか。
あるいは、相手の女の子を傷つけないように配慮したいという優しさの表れなのかもしれない。

でも「好き」という言葉を用いなくても、初めて会った女性とする場合は、何かしらポジティブな未来を共有するはずだ。

「とりあえずやりたいんだよね」

と言って、

「よっしゃ来ーい!」って股を開く子はなかなかいないだろう。

ポジティブな感情を共有して、相手がこちらに心を許し、その結果、身体の関係を築く。

その結果として、相手の恋愛感情のトリガーを引いてしまった場合は、離れる時にはどっちにしても傷つけてしまうだろう。

色を使おうが使うまいが、「自分が気持ちがない相手を傷つけない」ための唯一の答えは「何もしない」ということになる。

つまり、「女の子とするために色を使うのは、女の子を傷つけるからダメだ」という理屈はちょっとおかしいということになる。

俺は別に、気持ちがなかったとしても、関係を結んだあとはとりあえず付き合って、それから別れるっていうのもいいと思う。
そっちの方がお互いに幸せかもしれない。

「好きだ」って言いたくなったら言ってもいい。
「好きだ」はよくて、「可愛い」はダメっていうのは、意味が分からないよ。

ツイッターで見た「誰かの意見」を絶対視せずに、何が正しいかは自分で決めるのが大事だと俺は思う。
自分なりの優しさがあればいい。


でも、その優しさってなんだろう?



★ ★ ★


僕は悩んでいた。

関係を持った相手とのその後について、だ。

つい感情が盛り上がって、体の関係を持つこともある。

でも、関係を持ったすべての人を必ず愛せるわけではない。

そういうときに、どうやったら関係を持った相手に対してソフト・ランディングできるか、試行錯誤していた。

  • だんだん連絡を取らなくする
  • 付き合ってから別れる
  • 好感度を下げる
  • 冷たくする

頭の悪い学生のときは、一回やったらもう無視、みたいなことをしていたことがある。

それはひどく女の子を傷つけるし、恨まれてしまう。

抱いた後で恨みを残すのは絶対に良くないと、僕は20歳のときに学んだ。
彼女たちは、「体の関係を持ったこと」よりも、「遊ばれた」ということが許せないのだ。


女にとって身体よりも大事なもの。
それは、プライドだ。


キレイさっぱり後腐れないタイプの子もいる。
だいたい3割くらいはした後も「友達」になれる気がする。

お互いに連絡を取らなくなることが多いけれど。


そして、半分くらいは感情のトリガーを引いてしまう。

「ねぇ、私、付き合わないんだったらしたくなかったよ。
したら好きになっちゃうじゃん。

どうやったら付き合ってくれるの?」

「付き合ってくれないで、ただキープされるなら、辛いからブロックしてください。

私からはできないから」

こんなメールが来ると、心が痛む。

僕は一体、何をやっているのだろう?


なんで?私のことどう思ってるの?

と聞かれる。

嫌いじゃないし、どちらかというと、好きだよ。
でも、付き合うと色々と面倒なこともある。


こういうことにならないためには、正直に言うことが大事だ。
紳士であることと真摯であることが大切なのだ。

今日は抱きたいけれど、付き合いたいとはどうしても思えない。

なんてことを正直に言って、「それならいやだ」と言われたら何もしない。

正直でいることは、俺が自分で悩んでたどり着いた、自分なりのルールだった。
できるだけ正直に、そして堂々と。
無視をして逃げるよりも、ずっと相手にも納得してもらえるやり方だと思っている。


結局、相手を傷つけてしまっていることに変わりはないかもしれないけれど、
した後にいきなり冷たくするよりは、正直になる方がいい。


こうな感じで悩みながら、言葉にならない想いをブログにしていたら、こないだ関係を持った子から、LINEがきた。


「もう付き合ってとはいわない」


「また会える?」


いいよ。ラーメン食いに行きたい。


「私も」


手探りだけど、うまいこと着地できたのかな。