ナンパで可愛い子に出会えない理由



友達に呼ばれて結婚式に行くと、昔ながらの知り合いにたくさん会うことができる。

中には以前身体の関係があった女の子とかも来ている。

若かりし頃は恋愛を科学的に考察したことなんてなくて、野生の勘を元に恋愛活動を行っていた。

部活の先輩とストリートナンパして遊んだこともあったけど、今みたいに常習的に街に出て出会いまくるようなことはしていなかった。

合コンは週に4回してたけど。

同じクラスの子や合コンで出会った子にたまに恋をして。

そのときに非モテコミットした相手はやっぱり、いま見てもけっこう可愛いのである。


そりゃあもちろん、いま見ると「なんであんなのにハマってたんだろう」って思う人もいるけれど、やっぱり昔好きになった子は「思い出補正」を抜きにしても可愛い。

ひるがえって今、僕がフラフラとクラブに行ったり道端で声をかけて連絡先を交換してる女の子の顔を思い浮かべてみると、昔リアルで好きになった子には全然及ばない。


理論的にはどう考えても、たくさんの女の子と知り合う機会が多いストリートナンパの方が、リアルで出会う子よりも可愛くなるはずなのだ。

だって数が多いんだもん。


たくさんの出会いがあるにも関わらず、リアルを越えられないのはなぜだろうか?


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理由は3つある。

ひとつ目は、リアルの出会いは相手を選ぶということだ。

付き合った相手一人ひとりが自分の歴史に刻まれる。
リアルな生活で築ける女性関係には限りがある。

だから、無駄撃ちできない。

無駄撃ちできないから、長期的な関係を築いてもいいと思えるくらい可愛い女の子とだけ、関係を持つ。
その代わり、夜遊びしまくる場合に比べてセックス回数は少なくなる。


一方でナンパとは、自分の実生活に全く関係のないところで、ゼロから人間関係を生み出す作業だ。

爆弾のような女の子と出会わない限り、自分の実生活になんの影響もない。

リスクが低い分、出会いの重みもなくなる。

出会い一つ一つが軽くなり、「やれそうならやっとこうか」くらいのノリになるため、相手の容姿の平均値は落ちてしまう。

平均値は落ちて、数は増える。


セックスは当然タダではない。

コストを抑えることはできるが、時間と金はかかる。

数を撃てば撃つほど時間がかかり、自分の仕事に割ける時間は減り、セックスの満足度は低くなる。



ふたつ目は、そもそも美人に声をかけられる数が少ないということだ。

夜遊びをしていて痛感したのは、疲れてくるとつい「イケそうな相手」を選んで声をかけてしまうということだ。

優しそうな相手とか、反応が良さそうな子だとか。

自分には手の届かないような可愛い子にはアプローチしていない。

数が少ないし、見つけても機会を活かしきれていないのだ。

当然リアルの出会いを越えられるわけがない。


それに、ナンパには魔の時間帯がある。

夜遅くなって疲れてきたときだ。

12時を過ぎてストリートナンパをしていると、正直かなり疲れてくる。

フラフラとクラブの周りで声をかけながら、「なんで六本木にいるんだろう?」と疑問が湧いてくることもある。


ストリートに疲れて深夜3時のクラブに入る。

眠いけど、女の子を連れ出して外に行きたい。


疲れで判断力が鈍って、

「もう誰でもいいんじゃね?遊べたらそれでいいじゃん」

という気持ちになる。

面倒になって、雑になってくる。

そういうときが一番危ない。

全然可愛くない子に声をかけて、うまいこと引っかかったらそれでいいやラッキーなんて考えながら、ブスでもオッケー!やっと休める!とわけがわからない状態になるのだ。

結果、出会いの平均レベルは落ちる。


夜遊びしながら出会いの質を高めるには、遊ぶ時間を明確に区切る必要があると思う。

誰かとセックスするまで延々ナンパを続けるというやり方だと、疲れが出る前にうまくいけばいいけど、うまくいかないと最後は疲れまくって雑になってしまう。


少ない回数で長時間ナンパするよりも、短い時間で頻度を多めにナンパした方が、可愛い子と仲良くなれる確率は上がるのではないだろうか。


キリの良い時間でやめれば、翌日の仕事の生産性が落ちる可能性も少なくなる。


だから今後は「遊びに行くなら短期勝負」を課題としたい。


みっつ目は、自分はそもそも遊びに出る回数が少なかったということだ。

俺は実際に街に出る回数はかなり少ない。

寒くなってからは特にナンパに出なくなる。

家で勉強したいことがたくさんあるということもある。


実際は夏でも月に4回、旅行先でナンパするくらいだった。

とにかく出不精で面倒くさがりな自分だ。
今年は結婚式が異常に多かったのもあるけども。


ナンパの大原則は、「数撃ちゃ当たる」ということ。


たくさん街に出て、たくさんやってるうちに、めちゃくちゃ可愛い女の子とうまいこといく可能性もある。

とにかくたくさん数をこなさなければ何も始まらないのだ。

数を撃つうちに、相手のスペックも徐々に自分と釣り合ったところに、うまい具合に落ち着くはずだ。

今は数が少なすぎて、ばらつきが大きすぎる。


もっと、街に出よう。


ホリエモンが「充実していると時間が長く感じる」とツイートしていた。


小学校の運動会。
部活の大会。
修学旅行。
最高の学校祭。


何かのイベントがあるときは、一日がすごく長く感じたはずだ。
色んな刺激があって、脳がたくさんの情報を受け取るからだ。

緊張感を持って、真剣に一日を送ると、時間が長くなるんじゃないかと思う。

ナンパは一回一回が人生を賭けて挑む勝負だ。

緊張感を持って、自分自身をぶつける。

自分自身をぶつける。


毎日一回でも緊張感を持って闘うことができれば、一日がすごく長くなるんじゃないだろうか?

もちろん仕事で頑張ることも大事だけど、その他にも人生を賭けて闘う場を作ることで、充実した毎日を送ることができるんじゃないかと思っている。

恥をかくことを恐れずに、果敢に外に出よう。

数を増やせばきっと、偶然可愛い女の子にも出会えるはずさ。


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