ナンパを志す日本人に大きな影響を与えた名著があります。
「もう合コンに行くな」
という本です。リーマンナンパマスターという老舗のWebサイトが書籍になったものですが、今確認してもリーマンナンパマスターなるWebサイトは見つかりませんでした。
実際にナンパをする前に読んでも
「ふーん」
としか思えなかったものが、ナンパをし始めてから改めて読み返すと、納得できる部分もたくさんありました。
このブログの読者の方は、「もう合コンに行くな」を読んだことがある方が多くいるかと思いますが、せっかくなので復習がてら、本の内容を小分けにして紹介していきたいと思います。
ナンパは一人でやるもの
ナンパを「完ソロ」でやる人もいれば、「コンビ」で楽しくやるという人もいるかと思います。
リーマンナンパマスターが取るスタンスは、
「仲間と一緒にソロでやれ」
というものでした。
なぜでしょうか。
仲間と一緒にやるのは、辛い時に励まし合うためです。
一緒に街に出て、「あいつも頑張ってるから俺も頑張ろう」と思えるように。仲間と一緒にやります。
女の子にひどい言葉を投げかけられても、戻るべき仲間がいれば、心の傷も癒やすことができるはず。
そういう意味で、「仲間を大切にしましょう」と言います。
一方で、女の子に話しかけるのは基本的に1対1を推奨しています。
なぜかというと、一人の女の子を連れ出すより、二人の女の子を連れ出すほうがよっぽど難しいからです。
ナンパというのは社会的に評価の低いものだと思われています。
なので、片方の女の子がノリノリになっていても、片方が嫌がることもあります。
また、本心ではもっと男のことを知りたい、と思っていても、一緒にいる女の子の目を気にして断ってしまう、なんてこともあるでしょう。
だから、リーマンナンパマスターでは、ナンパは基本は1対1で。
一緒にいる仲間と励まし合いながらやりましょう。
というスタンスを推奨しています。
★ ★ ★
コンビでナンパするのはとても楽しいものです。
俺は友達と一緒に街を歩いて、ナンパするのは好きです。
うまくいってハイタッチしたり、うまくいかなかったことを反省したり。
コンビでやっているうちに、お互いの息が合ってきて、コンビが洗練されてくることもあるかと思います。
地蔵トーク中の会話には、人間として成長するためのヒントがたくさんあります。
特に、初めて会う方とお互いの考えを話し語り合うときは、本当に勉強になりました。
一方で、急造のコンビのナンパだと、どうしてもぎこちない部分も出てくるかと思います。
たとえば、ツイッターで初めて会って、コンビナンパして連れだしたとすると、コンビ同士がお互いのバックグラウンドをほとんど知らないまま2対2で会話に突入することになります。
「二人はなんの友達なの?」
「あ、あぁ、実はフットサル仲間で・・・」
みたいな会話はありがちですよね(笑)
「どんな仕事してるの?」
も、ちょっと困る質問だったりします。
これが昔からの大学の仲間だったりすると、
「二人はなんの友達なの?」
「大学時代の友達!
今日ひっさしぶりに会ったんよ。で、楽しくなって飲み過ぎてちゃってw
二人はなんの友達なのさ?」
みたいに、迷うことなく会話を進めることができたりします。
コンビでの会話は、二人が過ごした時間が長ければ長いほどスムーズになり、二人のコミュニケーション能力が(高いレベルで)近ければ近いほど、女の子の気持ちを高ぶらせることができるようになるはずです。
自分は今までコンビっぽいコンビはほとんどしたことがなかったので、最近のコンビではすごく勉強になっています。
★ ★ ★
リーマンナンパマスターは言います。
「二人で歩いている女が、二人とも美人という確率は低い」
と。
そうなるとお互いに遠慮したり、好みの女がかぶってしまったりすると。
実際、二人組に声をかけると、どっちかがブスだったり、地雷だったりすることがあります。
そういう意味で、ダメだった時や疲れた時に励まし合える仲間と一緒に、お互いにソロで声掛けするというのは、非常に合理的なものなのかもしれません。
一方で、すごく可愛い女の子が一人でフラフラ歩いていることも少ないでしょう。
渋谷や新宿みたいな繁華街では特に。
だから、二人で出撃するときは、コンビとソロのいいとこ取りでナンパするのがいいんじゃないかと思います。
二人で行って、基本はソロでやるのをメインに、いい二人組がいたらコンビで声をかける。
ソロとかコンビとかに縛られることなく、いいとこ取りのハイブリッドでナンパしつつ、地蔵トークでお互いの理解を深めていけば、コンビとしても成熟し、かつ効率のいいナンパができるのではないでしょうか。