俺の遺言を聴いてほしい

これは俺の遺言だ。

デートの場所をルーティーンにするか、新しい経験にするか。




新規の相手とのデートは自分のよく知っている店に行って、いつもどおりのパターンで家に連れて行くのが良いと言われている。
いつもの店で、いつものように振る舞い、いつものように家にエスコートする。

たしかにそれで、デートがうまくいく可能性はあるかもしれないし、自分もそのようにしてきたことが多い。

でも最近は、ちょっと別の考え方をするようになった。
東京には色んな駅があって、駅それぞれで色んな表情がある。

だから、新規でデートするにしても、それを新しい経験にしたいと考えるようになった。
行ったことのない駅の、行ったことのない店を予約して、街の風景を楽しむのは、後になって、話のネタになるだろう。
同じ店や同じ場所にずっと留まっていても、自分の経験の幅は広がらない。

これはどんなことにも言えることで、「ルーティーンをこなす」というのは、「新しい経験」の裏返しでもある。

たかがデートをチャレンジと呼ぶのは気がひけるかもしれない。
でも、一回のデートで何か一つでも新しいことをやってみることで、自分に新しい経験が蓄積される。

デートのコストはなるべく安く抑える、という考え方も大切だとは思う。
俺も、なるべく安い店を選んでたこともある。

一方で、「ちょっといい店を経験してみる」と考えるのも悪くないんじゃないだろうか?
いい店に女の子と一緒に出かけることは、全然悪いことじゃない。
モノで釣ろうとするマインドがダメなのであって、店は何も悪くない。

だから、たくさんお金を稼いで、色んな経験をしよう。
まだ感性が錆びつかないうちに、いろんな場所で、いろんな味を、いろんなモノに触れるようにしよう。
お金はかかるし、デートの成功確率も下がるかもしれないけど、ここで得た経験は、後になって俺の人生を豊かに彩ってくれるはずだ。

いつも行ってる店に入って、まるで初めてのように「うまい!」と感動したように振る舞うことはできるかもしれない。

でも、俺は嘘が下手だから、本当に「まじうまい!」と感動したときのような表情はできていないはずだ。
新しい感動を探しに行こう。
新しい景色を見に行こう。

そういう経験のためにデートを使うのも、悪くない。