俺の遺言を聴いてほしい

これは俺の遺言だ。

本当に大切なものを忘れないように。





5月10日は母の日だった。
事前に予約して、5月10日に実家に花束が届くようにしておいた。

花が届いたことに、母はすごく喜んでくれた。

道で出会った見知らぬ女の子を喜ばせることも大事かもしれない。
僕たちはたくさんの時間や手間を、会ったばかりの女の子に使うことだろう。

その何分の1でもいい。
ほんの少しの手間とちょっとした心遣いで、家族ってすごく喜んでくれる。

本当に大切なものほど、なかなか大事にできないってことはよくある。
身近すぎて、大切さに気付かない。

世の中で最も効果が高い投資は、親孝行だと思う。

ちょっとした電話とか、ちょっとしたご飯をごちそうしたりとか。
そういうのって、なんでもない女の子には一生懸命やっても、自分をすごく大事にしてくれる女性(ひと)にしてあげるのは忘れがち。

年に一度の母の日に、愛を込めて花束を。
なんてね。