ネットで情報発信をする際に必ず読んでおきたい3つの記事。



インターネットで何か発信をすると、揉め事に遭遇する可能性が高くなる。
時に炎上し、時にそれに巻き込まれることもある。

そういうときにどうしたらいいか?
突然炎上に巻き込まれてしまったら、対処の方法がわからないと思う。
炎上に対応するには指針が必要だ。

今日の記事で紹介する3つの記事は、炎上が起きたときの対応として一つの指針となるだろう。


まず、ネットでは何を言われたかよりも、何を言うかの方が大事だということだ。

誰かがちきりんブログに大絶賛をするコメントをつけたとしても、それを読んで「そうか、このエントリはすばらしいのか」なんて思う人はほとんどいない。

批判の場合も同じ。私が誰かのエントリに「意味不明な内容だ」とコメントしたとしましょう。いくらちきりんファンの人でも、それだけでそのエントリが意味不明だと決め込む人はいないよね。一方で、そんなコメントをするちきりん自身の「読解力」や「ちきりんの人格」は、厳しく問われることになるでしょう。

リアルな世界でも同じです。周りの人が自分の悪口を言っても、あまり気にする必要はありません。その悪口を聞いた人がそれを鵜呑みにし、あなたのことを悪く思う可能性は必ずしも高くないからです。

だけれども、「自分の言動」には気をつけるべきです。それによって、まさにあなたは評価されるのです。誰かの悪口を言っている時、それによって評価されているのは「悪口の対象」ではなく、「悪口を言っている自分」だってことを忘れてはいけません。

d.hatena.ne.jp


ネットで何か腹が立つことがあったとき、感情的になってしまうかもしれない。
ひどい罵詈雑言を吐きたくなることもきっとあると思う。

でも、ネットで大事なのは、「何を言うか」という点だ。
誰かが悪口を言っていたとして、それが原因で誰かに失望することは少ない。

たとえば、ちきりんさんの悪口を誰かがネットに書いていたとしても、俺はほとんど気にしない。
彼女のブログに価値があることは、俺がよくわかっているからだ。

藤沢数希さんのブログとかもそう。
藤沢さんや堀江さんが悪口言われてても、それによって藤沢さんの価値がないと判断することはない。
それよりも、彼らがひどくくだらない暴言を吐いたり、論理的に意味不明なことを発信しているとしたら、それに失望してしまうことだろう。

ネットでは、何を言われるかよりも、何を言うかの方がずっと大事だ。
そして、何の関わりもない第三者に物事を伝えるには、論理的である必要がある。

感情的になったときこそ、冷静に、できるだけ論理的に文章を書こうと思う。

インターネットの中には、

「お前の母ちゃんデベソーー(^O^)/」

のような悪口を見つけてしまうこともあるかもしれないが、言われた方よりも言っている方が評価されることを忘れてはいけない。


次に大事なのは、スルー力だ。

ネットの揉め事を振り返ってみると、そのほとんどは当事者同士の応酬が重なるにつれて、どんどん大きくなっていっていることがわかる。逆に、片方が喧嘩を売ってきても、応酬しない限りは話はまず広がらない。このことから、あたりまえの事実が浮かび上がる。ネットの揉め事のほとんどは、当事者の片方がスルーすれば、それで大きくならずに終わるのだ。

ちなみに、「無視」や「スルー」をキメる場合には、無言で粛々と行うことが割と大事だと思っている。たまに、twitterとかで「なんなんだこの人……ブロックしよう」とか宣言しながらブロックしてる人を見かけるが、それはある意味ではスルーできていない。そういう人は、なんだかんだ言って定期的に小競り合いに巻き込まれているように思う。

dennou-kurage.hatenablog.com


インターネットでの揉め事は、何が正義かわからないことで揉めている場合が非常に多い。

「俺が正義、お前が悪」

というスタンスで皆が発信して、火種が大きくなってしまう。
そういうときは、淡々とスルーして、自分の発信を続けていけばいい。
大事なのは、喧嘩しないこと。そして応戦しないことだ。

何が正義かわからないときは、自分の思想をできるだけ論理的に伝えるだけでいい。
論理的であるというのは、第三者が納得できるように、根拠を示しながら持論を展開するということだ。

喧嘩しても仕方ない。
自分が正しいと思う発信を続けていけばいい。

スルーするための一番有効な方法は、嫌なものはシステム的に見えなくするということだ。エゴサーチはろくなことにならないと覚えておこう。


で、3つめ。
もし間違ったことを言ってしまった場合。

後から考えておかしな発言をしていた場合。

それはプライドを捨てて、しっかりと謝るべき。

以下の記事が参考になる。

(炎上した時は)

(1)落ちつきましょう
(2)原因を考えて対策をしましょう
(3)謹慎期間を経て通常更新しましょう
(4)「原因を考えて対策」は大変重要です

次になぜ炎上したか、考えましょう。「社会的に許されない行為や発言」が原因だった場合は、素直にお詫びをします。
謝罪文を書く際には「謝罪」→「炎上を起こした原因の説明」→「再発防止対策」→「謝罪」の構成にすると、上手くいきます。

goo.gl
(hagexさんはidコールしてしまうとちょっとだけ怖いので、ひっそりと短縮URLでリンクを貼らせてもらっています・・・。悪意はありません(すみません))


間違ったことを発信しておきながら、逆ギレして喧嘩するのは、ネット上ではとても危険な行為だ。
すぐに謝って、対策を練るべきだ。

正直に言うと、ネットでは「間違ったことを言っていない」としても、「相手を不愉快な気分にしてしまった」ことを早めに謝るのがいい。

社会的に間違っていることで炎上した場合は、必ず謝罪すること。

ネットの世界で発信を始めた人には、ぜひ上の3つの記事を読んで、炎上した時のために備えておいてほしい。

火事がいつ起こるかわからないように、炎上も予期せぬタイミングで起こってしまうものだから。


最後に。
私の配慮の足りない発言で、ツイッターやブログを目にした方を不快な気持ちにさせてしまったこともあったかもしれません。

今後は情報発信時に誰かに不快な思いをさせないか入念にチェックしてから投稿し、再度不快な思いをさせることのないよう、一層気をつけてまいります。

今後とも、よろしくお願いいたします。