俺の遺言を聴いてほしい

これは俺の遺言だ。

原点回帰と揺らがぬ意志。


目の前にあるのは絶望という名の現実だった。
街の景色が、道行く人々が、日々の風景が、灰色に染まって見えた。


誰 か ら も メ ー ル が こ な い。


5月にたくさんの女の子にご飯を奢った。
こんなに奢ったのは僕か平家かってくらい飯を奢った。

僕が一生懸命働いたお金は、彼女たちの胃の中に消えた。



綺麗な景色が見えるディナーに連れて行った。
満面の笑みで、ドヤ顔で。


ごらん、これが東京の夜景だよ


彼女たちは喜んだ。
それを見て、僕も誇らしかった。


これが、これこそが、大人のデートである。
ここには、安い居酒屋で大量に発生する、大声でしゃべる臭いオッサンはいない。


夜景を見ながら美味しいスープを飲み、肉を食べ、デザートを口に運んだ。
とても素敵な料理だった。

綺麗な皿に盛りつけられた美しい食材に、丁寧な接客、静かで落ち着いた雰囲気。
デートの「見本」としては完璧な店だろう。


誠実に接し、誠実に対応した。
それが相手を大切にすることだと信じた。そうすることで、失った愛を取り戻せるようにも思えた。


その結果、誰も愛せないだけではなく、誰からも愛されもしなかった。

というか、「ごちそうさまでした」すら言われない。人としてすら見られてない...?


な ん だ こ れ は?


適当に扱って、適当に家に呼んで、やるだけやって「またね」とお別れする子からは、

「忙しいのに時間作ってくれて本当にありがとう(はーと)」

なんてメールが来るにもかかわらず、丁寧にお金をかけて扱ったらこれだ。


思えば、ツイッターをのぞくと色んな雑音が入ってきた。


キラキラ女子のポジショントーク

奢る・奢らない論争

「与える」とか「魅力が大事」とか「幸せにする」とか曖昧で抽象的で、耳障りの良い言葉。道徳の授業みたいに、正しくて、非の付けどころがなくて、役に立たない。


たくさんの文字情報が、頭に流れ込んできて、その全てに惑わされてきたと思う。

誠実さなんて、いらなかったんだ。

それは「自分が相手を愛せないこと」と関係ない。

「相手に愛されない」と、何も始まらないからだ。


「気持ちは通じる」
「誠実さは報われる」

そんなの嘘っぱちだ。
少なくとも、男女の関係においては。


俺は何も変わっていない。
それなのに、誠実に接したら、こんなにも女に愛される確率が下がった。


不誠実な4月→5/6
誠実な5月→1/5


という確率の差だ。

しかも1/5の一つは、リトルグダで、その後、一度も会っていない。


ここまでくるともはや、偶然ではない。結果が理論を証明している。

つまり、「誠実さは恋愛初期において、不要」


誠実で丁寧に接するのは、男女の関係において、マイナスである。

よくゴッホさんが引用する、


「女は自分のことを大切にする誠実な男が嫌い」


というのは、自分の経験から、マジで間違いない。

愛されるためには、適当に接するべきだった。当たり前の事を忘れていた。

ツイッターには耳障りのいい綺麗な正論であふれていたから。
迷う自分は、影響されてしまっていたから。


俺がリアルで見たものが、俺の真実だ。
そして、俺のリアルは、藤沢さんが語る数々の理論と極めて近いものがある。



藤沢さんはかつて、こう言った。

 最後に男性読者向けのアドバイスをしておこう。Good Genesはその定義からして生まれつきのものだ。ルックスもある程度は重要であることは否定しない(幸いなことに、女の男のルックスに対する好みには大きなバラつきがある)。

しかし、だ。女子が見ているGood Genesはモテる息子を産むための遺伝子の片割れであり、それは必ずしもルックスだけではない。口説きセンス、時にアグレッシブにリスクを取る勇敢さなど、総合的な女獲得能力である。
つまり、優秀な遺伝子だから早く女とセクできるのだけど、逆に、早く自分を口説き落として股を開かせた男をGood Genesとして認識する強い傾向があるのだ。

これは鶏と卵の関係である。だから、セクするまでの時間は短ければ短いほどいい、というのはぜひ頭に叩きこんでおいてもらいたい。
 恋愛市場では、スピードは善なのである。


週刊金融日記 第43号 すぐにした方がいいのか

俺はこの教えの真逆を行って、見事に失敗したというわけだ。
そして、今週号にこう書いてあった。

そして、このメルマガを読んでいる若い男性読者の皆さんに言いたいことがあります。
こういう子供の頃に恋い焦がれていた女の子、通学電車でよく見かけた美少女、ちょっと仲良くなったけどうまくいかなかった同級生、大学で憧れだった美人の先輩、テストに失敗して音信不通になってしまったAクラスの女子大生、いろいろあって別れてしまったSクラス美女の元カノ……。

こうした女の人たちを思い出すと、胸が焦がれますよね。
切なくなりますよね。

しかし、安心してください。
歳を取って、自分が35歳以上になると、心の中にずっと住んでいたあの子たちも、自分と同じ年だったり年上だったりしてもうオバさんなのかと思うと、けっこうどうでもよくなって、思い出すことさえできなくなりますから。


週刊金融日記 第165号(1/2) 恋愛工学ついに出版、六本木でワインのマリアージュ、パスタを茹でるルーティーン

いつも過去を思い出して切なくなっていた。
あのとき感じたときめきとか、胸がいっぱいになる感覚を取り戻したいと思っていた。

でも、過去ばっかり見てもダメなんだ。

未来を見て、歩かなければ。
過去は、現在(いま)と未来で上書きしなければ。

またゼロからのスタートだ。


絶望色に染まった世界に、光が射した気がした。