俺の遺言を聴いてほしい

これは俺の遺言だ。

「鈍感力」という才能

2007年に渡辺淳一氏が「鈍感力」という本を著し、ベストセラーとなった。
その後、「鈍感力」という言葉は流行語大賞にも選ばれ、多くの人々の知るところとなった。


渡辺淳一氏は、鈍感力とは世の中を渡っていく上での必須の才能だという。

小言の多い上司に怒られても聞き流し、褒められたら調子に乗って喜ぶというような「才能」を持つ人が大成するのだ、と。


敏感であることが必ずしも得するわけではない。

視力・聴覚・触覚など、敏感すぎることに悩まされる人もたくさんいるし、胃腸も鈍感であるほうが病気になりにくいともいえるようだ。
他にも、車の信号待ちでいちいちイライラしてたり、目の前のタラタラ歩く女子高生に怒っている人は幸せそうには見えないだろう。


鈍感であるということは、他人に左右されないということである。
もちろん、仕事で鈍感であることは致命的だが、人間関係における鈍感さは本人を救うことが多い。


「気にしない力」と言い換えてもいい。


zozotown(ゾゾタウン)というファッション系のネット通販の会社がある。
以前、ゾゾタウンの社長である前澤友作社長がツイッター上でユーザにマジギレし、謝罪する事態になったことがある。
http://matome.naver.jp/odai/2135076598145122101

前澤社長がツイッターでエゴサーチを行い、ユーザーの批判に過敏に反応してしまったことが原因だろう。
前澤社長にちょっと鈍感力があれば、このような大事にはならなかったのではないだろうか。


誰でもネット上で情報を発信し、誰もが受け取る時代だからこそ、ネット時代の鈍感力が求められているように感じている。
以前、スルー力が大事という主旨の記事を書いたが、スルー力の前提にあるのが「鈍感力」なのではないだろうか。

ストレス無く自分の人生を生きるために、鈍感力はある種必須のスキルであるようにも思えてきた。

渡辺淳一氏の本では、鈍感力を持つことの素晴らしさや大切さは語られるものの、鈍感力の身につけ方は書いていない。
どうすれば鈍感力を後天的に身に付けることができるだろうか?


次回以降、その方法を考えてみたい。


鈍感力 (集英社文庫)

鈍感力 (集英社文庫)