芸能界一の食通として知られるアンジャッシュ渡部建。
彼は2015年現在、2冊ほどグルメ本を出しており、そのうちの一冊である「最強の100皿」に掲載されている店である。
正式名称?は「アンティーカ ピッツェリア ダ・ミケーレ」と、とても覚えきれない長さの名前だが、食べログなどには「ダ・ミケーレ」という名前で掲載されている。
食べログのレビューなどでは、「恵比寿No.1ピッツァ!」と紹介されており、恵比寿ではかなり有名な店のようだ。
店員の接客も素晴らしい。
渡部本では、1870年からナポリっ子に愛されている店と紹介されている。
以下、引用。
1870年からナポリっ子に愛されているダ ミケーレが本店以外に初めて出店したのが日本、恵比寿。
薄い生地に軽やかな酸味とモッツァレラのコクが効いたマルゲリータは本当においしい!
食材はナポリ直送。飛行機代をかけなくても電車代でナポリが味わえます。
「芸能界のグルメ王が世界に薦める!最強の100皿」 p.72
- 作者: 渡部建
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/10/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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恵比寿駅で待ち合わせをして、東口から店に向かう。
ダ・ミケーレの席が予約可能なのは20時半までということだったので、予約なしで店に行くことにした。
平日の21時以降は、だいたい店に行けば席に座れるらしい。
ちなみに、ラストオーダーは23時である。
恵比寿駅は駅前の喧騒を抜けると閑静な裏通りに出る。
ダ・ミケーレは静かな裏道の坂の中腹辺りにある。
店の中は想像以上に騒がしく、平日にも関わらずほぼ満員の客で賑わっていた。
隣の席との距離もけっこう近く、店内もけっこう明るいため、「キメたいデート」で使うにはあまりオススメできない。
しかし、仲の良い友達と行くには最高の店だろう。
値段が良心的な上に、とても美味しい。
店の入り口のすぐ横に大きな釜があり、ピザを窯焼きする様子を見ることができる。
ピザと一緒に頼んだ生ハム。
美味しい。
そしてマルゲリータ。
1886年。
ウンベルト1世と女王マルゲリータがナポリを訪問した際、一人のピッツァ職人が、ナポリ王の宮殿に呼ばれた。
いくつかのピッツァを献上したが、マルゲリータ王女が最も気に入ったものが、トマトソース、モッツァレラ、バジリコを使ったものだった。
それ以来、このピッツァは「マルゲリータ」と呼ばれるようになり、ナポリの名物となったのである。
ダ・ミケーレの食材はそのナポリから直送され、本場の味を東京・恵比寿で再現している。
たしかにこのピザからは、伝統のナポリの味がした。
ナポリ行ったことないけど。
ちなみに11月20日はマルゲリータ女王の誕生日。
それにちなんで、11月20日は「ピザの日」とされているので、11月のデートの口実にするのもいいかもしれない。
店員の愛想も良く、オーダーの際にストレスを感じることはなかった。
さすが伝統の店というところだ。
気になる料金は非常にリーズナブルで、お腹いっぱいピザを食って、ビールやらサングリアを飲んで、二人で6,000円くらい。
ちょっと歩けば大人のホテルもあり、ロケーション的にも悪くはないと思う。
店が明るいので慎重を期すデートには不向きかもしれないが、デートなんて基本は自分の行きたい店に行くのがいい。
そうすれば、女性の反応に関係なく楽しむことができる。
私は美味しいピザの店に行けてよかった。
例のごとく全くもってヤレなかったが、素晴らしい味に満足して眠ることができた。
■電話番号
03-5447-3800
■営業時間
[月~金] 11:30~14:30(L.O) 17:30~23:30(L.O)
[土] 11:30~24:30 [日] 11:30~23:30
■入り口の写真
■Google Map
■食べログURLtabelog.com