外を歩くと鼻がムズムズし、目から涙が出る季節になりました。
女に振られて哀しいからではなく、花粉が飛んでいるからです。
僕は2年前までは花粉なんてなんのその、春につらそうにしている人を可哀想な人だなあと思って眺めていました。
だってそうでしょう?
外はこんなに晴れて気持ちがいいのに、君たちはなんでそんなにつらそうにしているの?
みんなマスクをして、目を赤くして、こんなに素晴らしい春を楽しめない花粉症の人達。
心から可哀想だなあと思ってきました。
自分が花粉症になるまでは。
花粉症が発症する仕組みは、リンパ球が花粉を「身体への侵入者」であると認識するところから始まります。
侵入者を退治するために、リンパ球はIgE抗体という物質を作ります。
このIgE抗体が肥満細胞にくっつき、そのIgE抗体付き肥満細胞に花粉がくっついたときに、化学伝達物質なるものが放出され、くしゃみや目のかゆみにつながります。
花粉症は「閾値を超えたら発症する」なんて言われますが、それはどういうことかと言うと、上記のIgE抗体が作られすぎて、「アレルギー反応を起こすのに十分な量のIgEが揃ってしまったとき」に突然発症するのです。
http://www.health.ne.jp/library/3000/w3000204_4.htmlwww.health.ne.jp
つまり、僕はもう十分な数のIgE抗体を体内に揃えてしまっていて、これからは春がくるたびに目の痒みと闘っていかなければならないわけです。
さて、そんな忌まわしき花粉症ですが、なんか色んな治療法があるみたいです。
- 薬物療法
- 減感作療法
- 手術療法
- レーザー治療
これらが主にやっているのは、鼻の粘膜のアレルギー反応を鈍くするなどの処理を行って、アレルギー反応を起こしにくくするということです。
しかし僕が今回試してみたのはこのような科学的な治療ではなく、友達の噂レベルの民間療法です。
せっかく自らの身体で試したので、情報共有のつもりで記事を残します。
「朝のYoo」を試してした!
ツイッターでterrakeiさんというフォロワー17000人いる人が、「朝のYoo」が花粉症に効くとつぶやいていました。
これ、本当かよなんて思ってたんですが、伊藤園の公式ニュースリリースでも宣伝されていました。
「フェカリス菌」を毎日飲むことにより、スギ花粉飛散期の花粉症の症状緩和が有意に期待できる、という結果が出たらしいです。
実際、僕も毎日「朝のYoo」を飲むことにしたのですが、たしかに効いてる・・・気がする・・・?
わからん。
というか、Yooは普通にマジでうまいので、飲み物としてオススメです。
YooはマジでうまいYO!
伊藤園 朝のYoo フェカリス菌1000 (紙パック) 200ml×24本
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※マッキーさんが実際に効いたようです!
↓
@cook_hideyoshi これ試していただけませんか?
— マッキー (@gomackyjapan) 2016年3月19日
私は重度の花粉症で飲み薬、目薬、マスク、眼鏡をしても目が痒くなるのですが、今年はこれを使い出してからかなり楽です。
ただ「こんなの本当に効くのか?」と半信半疑のままなので他人の意見が聞きたいです。
「甜茶」を試してみた!
友達が謎に「花粉症には甜茶が効く」と言っていたので、早速試してみました。
甜茶は中国南部で「おめでたいお茶」「幸せを呼ぶお茶」として、5000年前頃から健康茶として飲まれています。中国5000年の歴史のパワーで彼女ができそうですね!
http://www.mit-japan.com/ndl/ndl/tiencha.htmwww.mit-japan.com
花粉症に効くのは「甜葉懸鈎子」という漢字の読み方がよくわからんヤツだけみたいです。(「てんようけんこうし」と読むみたいです)
サントリーの平井考一博士のグループが研究したところ、甜茶を含むキャンディを舐めたグループの方が鼻、のど、目の症状が緩和されたのだそう。
甜茶の成分に含まれる「GOD型ポリフェノール」に抗アレルギー作用があるみたいです。
早速Amazonで購入しました。
このお茶パックを会社のデスクに常備し、水筒にブチ込むというライフハック。
僕は仕事の時に毎日500mlのペットボトル(緑茶)を3本以上購入して飲みまくっていたのですが、甜茶パックを使うことでもうペットボトルを買うことはなくなりました!
450円 × 20日で9,000円の節約ですよ!
年収300万弱のヒデヨシにとって、これはでかい!
味はなんか変な甘さなんですが、慣れたらそんなに気にならないです。
何よりいいのは、甜茶にはカフェインが入っていないことで、飲みまくっても身体に悪くなさそうなところです。
花粉症に効いたかどうかはよくわかりませんが、とりあえずドリンク代の節約にはなりました。
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「イチョウ葉エキス」を試してみた!
これも友達に教えてもらったんですが、イチョウ葉エキスも効くらしいです。
ちょっと調べてみると、なんか効果はありそう。
イチョウ葉エキスに含まれるギンコライドには、アレルギー症状を引き起こす「PAF(血小板活性化因子)」の体内での過剰な活動を抑制する効能がありますので、アトピーや花粉症の緩和に役立ちます。
僕はこの「イチョウの葉」というエキス粒に加えて、「ミドリムシのちから」という謎の錠剤と、最近全然ダメダメな精力を復活させるための「マカ」などを摂取しています。ジャックハンマーみたいだ。
このイチョウの葉エキス。
飲んで花粉症が全くなくなったかというと、別にそんなことありません。涙は出ます。
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僕自身、花粉症はまだ軽度なのでそれほど大きな効果は実感できていないのですが、実は発症を抑えてくれているのかもしれません。
ここまで自分で試してみて、間違いなく言えることは2つ。
効果には個人差があるということと、
これらの民間療法的な技を使っても花粉症が治るわけではないということです。
だって涙出るもん。
良くなるかもしれないけれど、別に治らない。
効果はあるかもしれないけど、自分は元々軽度だからわからない。
これが結論です。
とにかく外を歩くと風が気持ち良いし、女子は薄着になるし、春は本当に最高の季節です。
花粉さえなければ。
民間療法が効くかどうかは全く保証できませんが、色々と悪あがきしてアレルギーと闘っていきましょう~!