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俺の遺言を聴いてほしい

これは俺の遺言だ。

ルンバ654使ってみた感想

感想

2013年にオックスフォード大のオズボーン准教授が著した論文「雇用の未来(THE FUTURE OF EMPLOYMENT)」は多くの人に衝撃を与えた。

コンピューターはすさまじい勢いで進化する。技術革新が進み、ロボットがで担当する仕事が増えていくことで、今後10年~20年で多くの仕事が消えるだろう。

自動化によって消える職業を一部抜粋すると、以下のようなものだ。

銀行の融資担当者
スポーツの審判
不動産ブローカー
レストランの案内係
保険の審査担当者
動物のブリーダー
電話オペレーター
給与・福利厚生担当者
レジ係
娯楽施設の案内係、チケットもぎり係
カジノのディーラー
ネイリスト
クレジットカード申込者の承認・調査を行う作業員
集金人
パラリーガル、弁護士助手
ホテルの受付係

http://eco-notes.com/?p=649

単純作業はロボットが代わりに行うことで、人間はさらに創造的な仕事に集中できる、というのがオズボーンの論文の主旨のようだが、世の中の全ての人間が創造的な仕事に切り替えられるわけではない。

ロボットが台頭する過程で、多くの人が雇用を失うことになるだろう。

さて、そんな未来に対して、僕はいささか疑問を抱いていた。

せやかて、所詮はロボットやろ?と。
ロボットが人間様に勝てるわけなかろうもん、だって人間は素晴らしいやん、なんて思っていた。

そう、ルンバに出会うまでは。


「髪の毛をマネジメントする」というのは、一人暮らしの男にとって死活問題だ。
人間は大人になると、1日50本の髪の毛が抜けるという。

抜け落ちた髪の毛はたった1本も残らず回収しなければ、立場が危うくなることもあるだろう。
それが一人暮らしの男の宿命である。

僕は大学の初期時代から悪さを覚え、ずっと髪の毛問題に悩まされてきた。
髪の毛、ピン、時にはつけまつげなどだ。

細かく、時に目に入らない場所にひっそりと隠されている落し物を発見することができず、いらぬトラブルを招いた。
どんなに丁寧に掃除をしたつもりだろうと、人の目では見落としてしまう可能性があるのだ。


でも、ルンバは見逃さない。

僕がクイックルワイパーでくまなく掃除するよりももっと正確で、規則正しく、そして不満をいうこともなく、黙々と部屋中を掃除してくれる。
時にコードに絡まり動けなくなることもあるけれど、人間よりはずっと従順に働いてくれる。

そう、ルンバは僕から一つの仕事を奪ったのだ。

部屋を隅々まで掃除し、髪の毛が一本たりとも残っていないことを確認し、彼女の目を恐れるという愉快ではない仕事を。
そしてその分、僕は創造的な仕事に集中することができるようになった。

人類が「住居」というものを持ち始めてからおよそ3000年が経つが、個人の部屋をロボットが掃除するようになったのはごくごく最近のことだろう。

ルンバは人類を掃除の呪縛から開放したのである。
少なくとも、僕は恐怖から開放された。

もう髪の毛は、怖くない。

ルンバ、食洗機、そして乾燥機は人間を辛いルーティーンワークから開放してくれる三種の神器だと思っているが、中でもルンバの素晴らしさは群を抜いている。

何も恐れるもののない、少年の心を取り戻すことができた。

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ルンバの機能について

さて、ルンバの機能について見てみよう。
僕が購入したのは「ルンバ654」という機種で、一般的には廉価版のルンバと呼ばれる(それでも6万円近くする)

説明書的には、このルンバには以下のような機能がついている。

  • 自動充電
  • ゴミセンサー
  • ゴミフルサイン
  • スケジュール機能
  • バーチャルウォールモード
  • ライトハウスモード
  • ダートディテクトモード

なんか色々あるけれど、普段の生活で意識するのは自動充電とスケジュール、バーチャルウォールだろう。

自動充電というのは面白い。
掃除が終わると自動で充電器に帰るらしいんだけど、僕はいつも掃除の途中で「DOCK」というボタンを押してしまい、自ら「帰れ」と命令してしまう。

このDOCKボタンを押すと、ルンバは勝手に充電器の元に帰り、「帰ったぞ」みたいな音楽を鳴らして静かに眠る。

SCHEDULEというボタンを押すと決めた時間で勝手に掃除してくれるので、僕が仕事をしている間に掃除してくれることを期待している。
実はまだ使い始めたばかりで、「いない時に掃除させる」ということをやっていないので、少しだけ不安だ。


絨毯を使っている人は、ルンバは絨毯の上を走れるのかが気になると思う。
僕も気になっていた。

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(画像はAmazonから。部屋の写真を撮るのは少し恥ずかしいのでw)

部屋では毛足3cm(30mm)のラグを敷いているんだけど、ルンバは普通に走ってくれた。
カーペットの上をコロコロしなくても済むのは大変嬉しい。

ルンバ最強モデルである「ルンバ980」は価格が135,000円で、アプリでの操作とかができるらしんだけど、個人的には654で本当に十分だと思う。

これ以上何を求めるというのか、今のところ見当がつかない。
654で当面は満足できると思う。