1億2千年ぶりに渋谷駅に遊びに行ったんですが、そこらじゅう工事していて、僕が知っていた渋谷とは様子が違って見えました。
いつの間にかヒカリエができて、どんどん駅が綺麗に変わっていく渋谷で、ハチ公はいつもと変わらずに凛々しい表情で前を向いていました。
アップで撮ったハチ公。
ハチ公の横顔。
若いときは渋谷で遊んでたなーとか、あの頃一緒に渋谷のクラブ行ってた同級生はみんな結婚しちまったなー、とかすごく懐かしい気分になりました。
ニヤニヤしながら夜の渋谷を歩いて、女の子に声かけたりしてたなって。懐かしいな。
渋谷の待ち合わせによく使われる緑のバスも健在です。
昼間からこんなに人が多い街を歩くのは久しぶりで、ワクワクしました。もし自分が大学生だったら、一日中街を歩いて物色していたと思います。
街が若くて、エネルギーに満ちていますね。
さて、そんな若さに満ちた渋谷ですが、この日の目的は渋谷の「森の図書室」というカフェに行くことでした。
森の図書室とは、「morishun428」さんが「道玄坂に本と人がつながる場所を作りたい」という想いで、クラウドファンディングを使って資金を集め、2014年6月16日にオープンしたカフェスペースです。
創業者の森さんはこう言いました。
渋谷に行ったときに気軽に立ち寄れる。
仕事帰りでも立ち寄れる。
飲みに行ったついでに本が借りられる。
そんな図書室があったらいいな、と自分自身感じていたこともあり、
渋谷駅から徒歩7分、道玄坂ぞいに、
翌1時まで営業する図書室をつくります。
こんな森さんの想いに共感した人が1,737人も集まり、森の図書室は開館したのです。
道玄坂を歩いていくと、途中に「本」という文字が3つ並んで「森」のように見える看板が見つかります。
この雑居ビルの3階に森の図書館があります。
エレベーターから出ると、入り口が最初わかりづらくって、間違ったのかと思いました。
インターホンを押すと、店員さんがドアを開いてくれます。
元々は会員制の図書室だったので、比較的クローズドな空間になっているわけなんですね。
ドアを開けるとアットホームな空間が。
店員さんの対応も丁寧です。
非会員はエントランスフィーが500円かかります。加えて、1,000円で飲み物が飲み放題になります。
何か食べるものを注文することを考えると、一人あたり2,000円くらいでしょうか。
こんな感じで、市立の図書館より良い雰囲気になっています。
隠れ家的な様子が詰まっているので、まったり本を読みながらデートするのに使えそうですね。
みなとみらいの「チャノマ」のベッド席みたいに、横並びで座れるスペースもあり、カップルが仲良さそうに座っていました。
懐かしい本も。
ランチでパンケーキ的なものも出るので、昼間にゆっくりするのにも良さそうです。
僕は日中遊びに行ったのですが、夜はお酒を飲みながらゆっくりできるので、仕事帰りに寄って行くのもいいかもしれません。
11時~17時が昼の営業時間で、一時間休憩を挟んで、夜は18時~24時までが営業時間のようです。
一人で勉強するのもいいし、アクティブに動き回るデートはちょっと疲れる、という人のデートにもオススメです。
17時まで本を読んで店を出たんですが、帰りはハロウィンの格好をした女の子が歩いていて、今年もそんな季節になったか、と感慨深くなりました。
道玄坂と言うと、今まで僕はいつもエロいことばかりを連想していたのですが、股ではなく本を開く場所もあるということを覚えておきたいですね。