ケータイは中毒性がある。
Twitterで通知が増えると気になるし、LINEも見てしまう。
Twitterを見ている時間が長くなっても、自分が得るものはほとんどない。
直接的に、ケータイを見ている時間だけが問題ではない。
ケータイが近くにあることで、集中力が阻害される。
本を読んでもついケータイを見てしまう。テレビを見ながら勉強しているようなものだ。
前に一度、ケータイをわざと家において、カフェに勉強しに行った。
何者にも邪魔されない自分だけの時間。
目の前の本に集中できた。久しぶりの集中だった。
スマホによって、世の中はものすごく便利になった。
常にインターネットに繋がっている。
誰かが何かを発信し、そのメッセージを読むだけで時間が潰せてしまう。
でも、それによって失われたもののほうが多いんじゃないか?
ひっきりなしに鳴る通知。
「ひとりきり」になる時間が減った。
ケータイを投げ出して、世界からケータイを切り離せば、俺の世界はとても静かになる。
LANを引っこ抜いて、ケータイを投げて、世界から自分を隔離する時間を作ろう。
何者にも邪魔されない孤独な時間が俺には必要だ。