seven-hours-ruleと可変ストップロス適用のススメ。




恋愛工学では1回目のデートか2回目のデートでセクトライ→自動ストップロスが推奨されてきた。
これはセクする相手の人数を最大化するために、最も効率が良い方法だからだ。

しかし、「どうしても1回目じゃダメ」という女の子もいると思う。

「まだ早い」を崩せないとき。

こういうときは、頑張って崩す必要はない。

「グダを崩す」とよく言うけれど、崩したグダはあとでしこりとなる可能性もある。
形式的なものを取り払うことはいいかもしれないけれど、基本的にはcomfort-buildingをしっかりとやって、
相手から「この人なら」と思った時にするのがいいと俺は思う。

さて、男は誰もがすぐにヤりたいものだけど、女の子は本当に色んな子がいる。
会ったその日になんのグダもなく身体を預けてくれる子もいれば、会ってすぐは絶対嫌、という子もいる。

しかも、この男なら会ってすぐに抱かれたい、でもこの人はもう少しデートしたい、みたいに、相手によっても違ってくる。さらにいうと、その日の気分によっても違ってくる。

で、ストップロスルールを適用すると「会ってすぐは嫌」という子を簡単に切り捨てることになってしまう。

金も時間も有限だから、「ハイ、次」と。
これはちょっともったいないと俺は思う。

1回目の自動スロップロスを適用するなら、即系の子、つまり緩い子を中心に落とせ、ということになりかねない。
そして、自分に簡単に抱かれる女は、他の男にも簡単に抱かれる可能性が高い。
自分だけ、なんてありえないわけだ。


seven-hours-ruleというのがあって、お互いが安心できる信頼関係を築くには、少なくとも7時間の時間を共有する必要があるというルールだ。

メールでもいい。
電話でもいい。
デートでもいい。

自然と身体の関係を受け入れるには、7時間程度の時間が必要だという。

男としても同じことが言えて、会って2時間後に交わったりしているときは、どこか頭がついていかない。
展開が早く感じてしまう。

STを万能と考えるのは危険だ。
信頼関係を築き、相手の気持ちが高ぶったところを、そっと後押しするくらいのつもりがいいと思う。

もちろん、会ってすぐに関係を持って、STを引けることもたくさんある。
その多くは、顔や雰囲気が好みだったという場合が多い。


従来の非モテデートを繰り返して、頑張って告白しろ、と言いたいわけではない。
ストップロスせずに、1回目、2回目と普通に夜飯食って別れ、3回目でなんのグダもなく結ばれたこともある。
1回目のセクトライを拒否されても、2回めはなんのグダもないこともある。

つまり、共有した時間が大切になることだってあるということだ。

セクトライはもちろん正義で、トライに問題はない。
大事なのは、拒否された後のリカバリと、ストップロスルールを可変にすることだ。

リカバリが下手な人は、セクトライした後に一気に嫌われてしまう可能性が高い。
逆に、リカバリがうまいと、セクトライを断られた後に、相手からの食付きが上がる。
前提となるのはもちろん、comfort-buildingだけど。


ストップロスは「1回目」「2回目」と決め打ちではなく、「こいつ俺から搾取してるな」と感じたタイミングでいいと思う。
そして、プレイヤーとしてのマインドが固まっていたら、搾取されることは極めて少ない。

「まだ不安だから1回目のデートではセクしたくないけど、もっと会って話したい」

という子はたくさんいる。
自動ストップロスで、そういう子をとりこぼさないようにすることと、7時間以上の時間を共有し、信頼関係を築くことを意識すると、プレイヤーとしての幅が広がるかもしれない。

最後に余談だが、「会ってすぐ即」というパターンは、その女の子の過去の経験が7時間を後押ししている可能性が高い。
つまり、「あなたと似た雰囲気の人に恋したことがある」「こういう見た目の人と恋愛したことがある」という過去の経験とすりあわせて、一気に信頼関係が築けてしまう場合だ。
当然ながら、こういうのはイケメンに多い話で、俺にはあまり縁がない。