毒吐きまくりの「東京タラレバ娘」1巻の名言と、その感想。




東京タラレバ娘。
作者は東村アキコ39歳。

アラサー女をこれでもかと殴りまくるこの漫画は、作者の友達の様子を描いたものだそう。

30代独身の女性が読んだら気絶しそうな内容ではあるけれど、ここで書かれている内容はそのまま30代後半に差し掛かる男にも言えることだろう。
30代はもう若くない。

自分はまだまだと思っていても、世間的には「おじさん」であり、「おばさん」なのである。

大学生の時、たまーにサークルのたいして可愛くない女の子と、30代の社会人が付き合ったりしていた。

俺の記憶だと、社会人と付き合う女子大生のほとんどは、大学ではあまりモテない3軍レベルの女だったと思う。
外人と付き合ってドヤ顔する女がブスばかりなのと同じだ。

それでも社会人から見たら、「若い」というだけですごく価値があるものに見えたんだろう。
オッサンになった今ならわかる。

女は「若い」というだけで価値があるのだ。

倫子さん 30過ぎたら女は「愛する」よりも「愛される」幸せを選ぶんタラ!!

倫子が泥酔したときに出てくるタラの言葉。
愛する幸せを謳歌できるのは20代までということを示唆している。

これって、自分に言い寄ってくるのがたとえ非モテだろうと、妥協しろということでもある。
それが「愛される幸せを選ぶ」ということだ。

いやー手厳しい。

いい歳して「痩せたら」だの「好きになれれば」だの
何の根拠もないタラレバ話でよくそんなに盛り上がれるもんだよな

居酒屋でギャーギャーと30代の女子会、いやおばさん会議をしている倫子たちに、モデルが言った言葉。

ああしてレバ。
こうしてタラ。

そんな話ばかりしている女に対してキツイ嫌味をかました名セリフだ。

あんたらのソレは女子会じゃなくてただの行き遅れ女の井戸端会議だろ

そうやって一生女同士で
タラレバつまみに酒飲んでろよ!

このタラレバ女!!

そしてモデル風の男がこう言い放って店を出る。

「じゃ、ごゆっくり。おばさん」


おばさん。


一体世の中の30代のどれだけの人が、「おばさん」であると認めることができるだろうか。
いつから自分が「おじさん」であると認められる。


小学校の時。
俺は友達のお母さんのことは皆、「おばさん」と呼んでいた。
おばさんはニコニコしていた。

「おばさん」を笑って受け入れられるのはいつになるだろう?
「おじさん」と呼ばれて返事ができるのはいつになるだろう?

酔って転んで男に抱えて貰うのは25歳までだろ。

30代は自分で立ち上がれ。

もう「女の子」じゃないんだよ?おたくら。


30代は自分で立ち上がれ。
便乗してついでに言うと、女の子じゃないんだから、メシ代は自分で払えと言いたい。

なんで当然のように会計のときに長々とトイレに行くんだ、お前らはw

30代のプライド?
おばさんの矜持?

そんなものいらん。
少しでもいい男を見つけたら、自分のために少しでも金は払うのが、30代の賢い恋愛戦略だ。

特に30代の女の多くは「食事は男が奢るもの」というプライドがあって、それゆえ「奢ってもらう」ことに異常な執着を示す。

チャンスだ。

そういうときに、しれっとお金を払って、計算高くいい女アピールをすると、男的には

「あ、この人しっかりしてて結婚したらいい奥さんになるんじゃね?」

とか思ったりするわけである。

たかが3,000円程度で心を動かせるなんて、本当に女はお得ですね!
男は10,000円払っても手すらつなげないこともアルヨ!

いくつになっても自分が主役だと思ってた

人生という脚本のヒロインは私だと

本気出したら恋も仕事も手に入れられると

わかる。わかるよ倫子。

俺もそう思う。
いくつになっても主役だと思ってる。

でもな、甲子園を見てるとなんかこう、年取った感じするよなー

「本気出したらいける」はやっぱダメなんだよ。
やるなら今なんだよ、今。

俺に言ってるんだよ。
今に全力を尽くすんだ。

倫子さんのことを愛してくれるいい男が・・・

現れる保証もなければ

そいつが倫子さんと結婚してくれる保証もないタラ

タラちゃんこれは、300barにたまにいる、勘違いブス女に聞かせてあげてね(´・ω・`)

まぁ、愛してくれるいい女が現れる保証がないのは男も同じなんだけど。

それにしても東京タラレバ娘。
漫画自体が毒吐きまくってるから、ブログにしてもコメントしづらいなw

ツイッター上の感想をいくつか紹介

やはり殴られるような感じがするんでしょうか。


ここにもえぐられる人が。



うう・・・3巻になるとヤバそうっすね。



いやこれ、女に限らないですからね。
気を引き締めていかないと。

タラレバ娘、読むと胃がキリキリする漫画です。ハッピーマニアが可愛いくらいだ。

※kindle版

東京タラレバ娘(1)

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※単行本

東京タラレバ娘(1) (KC KISS)

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