駒込駅のお花見スポット「六義園」を散歩して、その夜馬肉を食べてきました。



山手線を降りると、そこは駒込駅でした。

人生で初めての駒込に、戸惑いながら僕たちは不確かな道探して
ためらいがちに走り出してたどり着いたのが六義園でした。

そう、僕たちはお花見に来たのです。

電車の中でツイッターを覗くと、

花見でナンパ!
花見箱ウェイ!

のような、乱痴気騒ぎ(褒め言葉)の様子が伝わってきましたが、駒込駅はそんなエロいお花見とは別世界のようでした。

見てください。この美しいしだれ桜を。


f:id:hideyoshi1537:20160331110650j:plain


日本の庭園に咲き誇る美しい桜。

平安時代以前の日本では、花見とは「梅を見ること」を言いました。
奈良の貴族たちは中国大陸の「梅見」の習慣に憧れ、桜より梅をもてはやしていたのです。

しかし、平安時代に貴族に代わって台頭した武士層は、

パッと咲いてパッと散る桜の花

に武士の生き方を重ねました。
そうして、日本で桜を愛する文化が生まれたのです。

「パッと咲いてパッと散る」

武士の生き方だけではありません。
桜の花はまるで現代の恋のようです。

風に吹かれては飛んでいき、咲いたと思ったらすぐに散るこの儚さ。

「儚い」という漢字は「人が見る夢」と書きますが、恋の散りざまの儚さはまるで夢を見ているみたいですね。

散らない恋もきっとあるはず。

さて、そんな儚い桜も今週がピークです。
花見が盛り上がりそうですね。


f:id:hideyoshi1537:20160331110701j:plain


六義園で醤油団子を頬張り、ゆっくり散歩する休日はとても気持ちが良いものでした。

たくさんの人でごった返していましたが、ブルーシートを敷いて花見をするような不届き者はおらず、皆庭園の散歩を楽しんでいました。


f:id:hideyoshi1537:20160331110735j:plain


六義園の中はそれほど広くはなく、30分くらいで軽く一周できてしまいます。

大騒ぎしている人やお酒を飲んでいる人はいないので、比較的静かで、雰囲気は汐留の浜離宮に似ています。

oreno-yuigon.hatenablog.com



一眼レフっぽくぼかしてみた写真。


f:id:hideyoshi1537:20160331110804j:plain


f:id:hideyoshi1537:20160331110811j:plain


六義園を散歩したあとに、どこかカフェでも行こうかとフラフラ歩いてみたのですが、駒込にはなかなか良さ気なカフェは見つからず。

池袋がすぐ近くなので池袋のカフェに移動しました。
池袋というのは、「ウェストゲートパーク」で有名なあの駅です。
埼玉県民の憩いの地ですね。


f:id:hideyoshi1537:20160331110818j:plain


上野公園でウェイウェイやるお花見もめちゃくちゃ楽しそうですが、ちょっと落ち着いたお花見がしたいという人は、六義園に遊びに行くのもいいかもしれません。

ちなみに、駒込駅は予想以上に何もないので、六義園を出た後のプランを立てておく必要性を感じました。



この日の夜は広尾の会員制の馬肉専門店「ROAST HORSE ローストホース」に連れて行ってもらったのですが、これがめちゃくちゃうまかった。


ローストホースは、クラウドファンディング「Makuake」で支援を行った人が会員になれます。
会員とその同伴者のみ入店できる秘密の店。

www.makuake.com


店長の平山峰吉さんは渋谷で「ロッキー馬力屋」を立ち上げた方です。
「日本一の馬肉」と自信を持って言える調理法を発見したため、独立を決意。

クラウドファンディングで特殊な調理器具の調達費用を集める代わりに、

「オープン後一年間は、会員様とそのご紹介者様のみの営業とさせて頂きます」

と宣言。


会員制のお店にも関わらず中は大繁盛で、芸能人御用達だとか。
石原さとみと紗栄子の最強女子会にも使われたようです。


石原さとみ・紗栄子・中村アン・高梨臨の“最強女子会”が話題「豪華すぎる」
mdpr.jp



1万円でお腹いっぱいの日本一の馬肉を楽しむことができました。



めちゃくちゃ美味しかったです。そして楽しかったです。ありがとうございました!

tabelog.com



*六義園
teien.tokyo-park.or.jp

*開園時間
午前9時~午後5時
(入園は午後4時30分まで)

*入園料
一般    300円