六本木ヒルズ51階、六本木ヒルズクラブにあるレストラン「fifty-one」でランチしてきた。



ふと思い立って六本木ヒルズクラブに侵入してきたので、レポートを残します。
六本木ヒルズ49階の図書館「アカデミーヒルズ」の会員になれば、ランチだけ食べることができるのです(夜はヒルズクラブの会員限定)

アカデミーヒルズの記事はこちらにあります。
oreno-yuigon.hatenablog.com

六本木ヒルズクラブとは

六本木ヒルズの51階にある会員制の複合施設です。
複数のレストランが入っていて、会員以外は利用できないという点でなんか特別な感じを演出できます。

会員限定のイベントがあってそこで交流も楽しめるようですが、個人的には金持ちのおっちゃんが大事な接待に使うか、お姉ちゃんを口説くために使うんじゃなかろうかと邪推してます。


中に入っているレストランは2016年5月現在は9店舗。
以下のお店です。

  • fifty-one
  • amakawa
  • star anise
  • la cucina
  • the sushi bar
  • the french cellar
  • hyakumi-an
  • the star bar & the study
  • Private Dining Rooms

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https://www.roppongihillsclub.com/visitor/dfw/rhc/jp/

この9店舗の中で、アカデミーヒルズライブラリーの会員証で入れるのは「fifty-one」だけです。
それも土日祝の11時~16時までの間だけ。夜は入れません。

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http://www.academyhills.com/library/data/2_service.pdf


ヒルズクラブに個人として入会するには入会金120万円と、入会預託金50万円を支払う必要があります。

別途、年会費は18万円かかります。

年会費はAmexのプラチナカードくらいの費用ですが、入会金120万をポンと払える人はなかなかいないでしょう。
だからこそ、プレミア感があるんだと思います。

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https://www.roppongihillsclub.com/visitor/dfw/rhc/jp/about/apply.html


お店に変な人(一気飲みする学生みたいな)はまず来ないため、雰囲気が保証されているという特典もあります。
居酒屋で大声出すようなサラリーマンも絶対来ない。

ちなみにホリエモンこと堀江貴文さんは犯罪歴がついてしまったので、除名されてしまったようです。
六本木ヒルズレジデンスからも退去せざるを得なかった模様。



六本木ヒルズのほぼ頂上で、計算しつくされた展望を眺めながらディナーを楽しむことができるのが「ヒルズクラブ」。
入会金120万払って何の意味があるのかというと、少し疑問に思わずにはいられませんが、それは僕が年収350万で貧乏だからです。

お金持ちのステータスとして、ヒルズクラブの会員証は大きな意味を持つのでしょう。
繰り返しになりますが、エロいおっさんがデートに使えるということも忘れてはいけません。

六本木ヒルズクラブに連れていってもらえたら、ものすごく特別なデートな気がしますよね。

世の中の女子は、ドヤ顔で六本木ヒルズクラブに連れて行くオッサンに笑顔を振りまき、美味しい料理を堪能し、最高の夜景でワインを飲みながら、
帰りのタクシーに乗る直前に

「今日はありがとうございました。さようなら」

と言って颯爽と帰ってほしいものです。

ちなみに六本木のどこかにゴールドマン・サックスの社員が愛用する会員制のバーがあるらしく、ミーハーな女の子を口説き落とすときに使える店として代々受け継がれているようです。

どこなんでしょうね?

ランチの内容と感想

さて、実際にアカデミーヒルズの会員証を使ってヒルズクラブに忍び込んだ感想です。

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僕は田舎者精神丸出しで無音カメラでパシャパシャ写真を撮ってしまいましたが、ここに来ている客でそんなことをいちいちする人はいません。

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皆どっしりと構えて、目の前の友人との会話に集中しています。
景色を見て「うおー」なんて言う人もマジでいない。

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金持ちにとって、ヒルズクラブは何かの目的のために利用する場所であって、そこに行くこと自体は目的にはなり得ないのだと思いました。
聞こえてくる会話もM&Aの話やら、海外ビジネスの話やらで、なんか住んでる世界が違うんだとひしひしと感じました。

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ランチはコースでたしか5,000円くらいだった気がします。
そんなに高くないし、お腹いっぱいフレンチが楽しめるから満足でした。

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ちなみに食べログの口コミを見ると、連れて行ってもらったくせに文句を言ってる人がたくさんいますが、こういう人はちょっと気に食わないと何にでも文句をつけるのでしょう。気にしなくていいです。

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最後のデザートはお腹いっぱいになったけど、エッグ・ベネディクトも普通に美味しいし、よかったです。
僕の真っ当な庶民感覚で言うと、気軽にランチに行くにはちょっと高いですが。

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今はちょっとGoogleで検索すれば、店の情報が画像付きで手に入り、それっぽいクチコミも無数に読むことができます。
そのような時代だからこそ、一次体験が大切だと思っています。

一次体験というのは、誰かの体験を読むのではなく、自分で経験することです。
そして、自分の言葉でその経験を語ること。そこに価値があると思うんです。

というのも、一次体験の引き出しを増やしておけば、話題を共有できる相手に出会った時に盛り上がれるからです。

人と人が打ち解けるのに最も有効なのが、共通の話題を持つこと。
だから、色んな店に行って、色んな場所に行ってみて、経験の幅を増やしていきたいと思っています。

ヒルズクラブは正当な会員ではないですが、一度行って、中の雰囲気を感じて、なんかコンシェルジュ的な人の大袈裟な感じを肌で感じることができたのはよかったかもしれません。
東京のキラキラした女の子はこういうところに連れて行ってもらってタダで飯を食っているのかと...。

六本木ヒルズクラブに行った人の感想を集めてみた

最後に、ヒルズクラブに行った人の感想を集めてみました。
これから行ってみようと思った人の参考になれば。