アカデミーヒルズが運営する有料図書館は3つあります。
ひとつ目は、六本木ヒルズ49階にある「アカデミーヒルズ六本木ライブラリー」。
会員数は3,000人。蔵書数は約20,000冊で、ビジネス書が中心となっています。
ふたつ目は、アーク森ビル37階にある「赤坂アークヒルズライブラリー」。
会員数は300人。蔵書数は約3,000冊程度(うろ覚え)。
みっつ目は、平河町森タワー2階にある「平河町ライブラリー」です。
こちらの蔵書数は約2,000冊程度。会員数は一番少ないらしいですが、2016年冬に閉館するようです。
アカデミーヒルズの本は新陳代謝が激しくなっています。
アカデミーヒルズ会員制ライブラリーは「本を長く保存しておくのではなく、最新の選び抜かれた本だけを保持する、そして自分が思ってもみなかった本と偶然に出逢う場である」というコンセプトに基づいて運営しています。
一般の公立図書館のように、蔵書を長期保管していません。
「本と偶然出会う」をコンセプトにしているため、その偶然は長続きしないように設計されています。
本のセレクトはなかなか面白いものが多く、六本木のアカデミーヒルズに行くたびに何か新しい本を買ってしまいます。
アカデミーヒルズ六本木の記事はこちらです。
oreno-yuigon.hatenablog.com
さて、2016年6月はなぜか、六本木アカデミーヒルズの会員も赤坂の図書館に入れるようなキャンペーンを行っていました。
なので、これはせっかくの人生経験だと思ってアカデミーヒルズに行ってきました。
普段は赤坂の会員は赤坂、六本木の会員は六本木というように、入会した場所にしか通うことはできません。
平河町の会員だけ月会費が高く設定されていて、両方に行けるみたいな設定があったはずですが。
なので、六本木の会員である僕が赤坂に行けるのはキャンペーンをやっている今月限りなのです。
で、結論から言うと「同じ9,000円を払うなら六本木の方がいい」と思いました。
景色はたしかに素敵なのですが、広さは六本木ヒルズの半分以下です。
会員数は少なく座席が空いているのはいいですが、本も少ないので、図書館というよりは、受験生のための自習室としての意味合いのほうが強いと思います。
建物も六本木ヒルズのような美しさはなく、ちょっと古いのであまりテンションが上りません。
あの、六本木ヒルズの49階に上がり、一面に広がる窓ガラスから東京タワーを眺めた時のような感動はありませんでした。
逆にいうと、赤坂アークヒルズライブラリーはノイズが少ないといえます。
仕事や勉強に本気で集中したい人は、アークヒルズライブラリーに行ってもいいかもしれません。
六本木よりもずいぶんアットホームな感じで、人と人との距離が近い気がします。
ところで、アーク森ビルの一階にはスタバがあります。
ここは強調しておきたいのですが、このアーク森ビルのスタバ、来る人来る人みんな美人!!!!
僕は図書館で勉強することを忘れ、完全にスタバで人間観察に走っていました。
客は外国人が多いですが、たまに来る日本人がマジ美人ばかりで、コーヒーを飲むだけで幸せな気分になれました。
試行回数が少ないので間違いないとは言えませんが、雰囲気もよく、広くて素晴らしいスタバであることは間違いないです。
スタバのソイラテの半分は氷でできているので、いい加減スタバ離れしようかと思っていましたが、スタバの付加価値はコーヒーのみにあらず。客の美しさにあるのです。
というわけで、僕のスタバ通いはまだまだ続きそうです。
赤坂の図書館はもういいかな。