田舎でも大丈夫!地方に住む人が出会いを見つける方法



よう、俺だ。桜木だ。


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覚えているか?


前の記事では、


「20歳で彼女ができたことがないけど、いつか彼女がほしいと思っている男」


をイメージして、


「まずは見た目を改善せよ。そのためには当たり前の基準を上げよ」


という授業を行った。



根が素直で優しく真面目な君は、もうきっと行動を起こし、少しずつ変化を感じてきているはずだ。


それでいい。


努力を続けて見た目を改善し、「恋のスタートライン」に立ったとしよう。


次にぶち当たる壁は、



「出会いの壁」



だ。


恋愛において、多くの人は「そもそも出会いがない」という悩みを抱えている。


どんなに見た目を磨いても、出会わなければ意味がない。


工場に置いたままの宝石はただのゴミだ。


宝石は店に出さなければ売れないし、女の子に出会わなれけば彼女もできない。


しかし、巷の恋愛ライターなる人間が書いた記事などを見ると、ネットで紹介される出会いの話はほとんど


都会に住んでいること


を前提としている。


彼らは田舎が出会いの不毛地帯であることを知らないのだ。


異性との出会い方を考える前に、状況を整理する必要がある。

都会と田舎では出会い方が全く異なるからだ。


  • 自分がどこに住んでいるか
  • 出会いの場に一緒に繰り出せる友達がいるか
  • どんなコミュニティに属しているか


東京や大阪、名古屋のような都市部には当然、人がたくさんいて、出会いの場は無数にある。


なので、「出会い方」よりも「出会った後の勇気」の方が大事になる。


一方で、人口10万人以下の田舎に住んでいる人にとっては、そもそも「人に出会う」ことが難しい。


都市と田舎の恋愛は別のゲームなのだ。


この記事では田舎にスポットを当て、


「田舎での出会いの作り方」


を考えていくこととする。


電力会社やガス会社、地方銀行や県庁職員などで、県の田舎にぶっ飛ばされて出会いが全く無い、という人を想像しながら記事を書きたい。


ところでお前に田舎のことがわかるのかよ、と疑問に思う人もいるだろうが、安心してほしい。


私は人口5万人の田舎に住んでいたことがある。

夜8時を過ぎると駅前のほとんどの店のシャッターが閉まり、夜9時以降に出歩く人などいない。


娯楽の中心はテレビとパチンコ。


ちょっとしたことが噂になり、人と人のつながりがとても強い。


そんな田舎の実態をよく知っている。



大丈夫だ。


それでも必ず、出会いを生み出すことはできる!


とはいえ、だ。


出会いに関しては、都会の方がどう考えても有利なことは疑いようがない。


小さな街は横のつながりが強く、口説くのに失敗したらすぐ噂になって、活動しづらくなる。


東京の場合は、昨日振られた女にもう一度出会う可能性は限りなく低いが、

地方で「振られる」ということは「評判を失ってしまうリスクが大きい」ということなのだ。


「大都市の匿名性」に守られない地方では、異性には慎重に接していく必要がある。

考えるまでもなく、これはとてもハードなゲームだ。


だからもし可能であれば、金曜日の仕事が終わった後、電車や車を使って都会に遊びに出てほしいとは思う。


遠距離恋愛は難しい、と思うかもしれないが、女の人は好きになった相手には驚くほど尽くしてくれる。

遠く離れても暇があれば会いに来てくれたりもする。


なので、第一に考えるのは、「都会に出る機会を増やす」ことだ。


これが一番いい。


でも、そう簡単に都会に出られない人だっているだろう。

都市まで車で4時間かかるよ...なんて人もいるはずだ。


そういう人はどうしたらいいだろうか?

お祭りを狙え

田舎の基本戦略は、イベント狙いである。


というのも、田舎の人はイベントでもないとマジで全然街に出てこない。

5万人の人がいたとしても、駅やスーパーに出てくる人はごくわずか。

新しく出会う機会がものすごく限られているのだ。


そんな田舎でも確実に大量の人が笑顔で歩き回るイベントがある。


「お祭り」


である。


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屋台が並び、みんなが綿飴を頬張りながら楽しそうに歩く「お祭り」はこれ以上ない出会いのイベントなのだ。


年に数回しかないチャンスではあるが、このような「お祭り系のイベント」には必ず足を運び、そこにいる女の子と友だちになっておこう。


田舎の場合、人から人へ出会っていくのが最も大切だ。


みんな外には出ないが、友達はいるはずなのだ。


まず誰かと出会って、そのつながりで横のつながりを増やしていく。

そこから突破口を開いていくのがいい。


「お祭り」以外にも地方民にとって素晴らしいイベントがある。


花火大会を狙え

花火大会はどんな田舎であってもたくさんの人が集まるイベントである。

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地方で花火大会に行くと、


「こ、この街に、こんなに人がいたのか...」


と驚くことが多いだろう。


みんな普段はテレビを見たり畑を耕したりで外に出ることは少ないが、ちゃんと人間は生きているのである。


僕は「お祭り」と「花火大会」こそが、地方で人と出会える二大イベントだと思っている。

それ以外で不特定多数の人と出会う機会は非常に限られていて、イベント以外で新たに人に出会いたいときは


イオンかパチンコ屋


に行くしかない。


都市に比べてあまりにも出会いが限られていて、この記事を都会の人が読んだら、


「マジか...」


と驚いてしまうかもしれない。


地方の人々はそもそも、「道やイベントでの偶発的な出会い」から恋愛に発展することはほとんどない。

それよりも「中学時代からの友達のつながり」とか、「高校からの仲間のつながり」とか、

幼い頃から築いてきた「人と人の絆」が出会いのベースとなるのだ。


電力会社やガス会社、地方銀行や県庁公務員のような突然転勤を命じられ、突然誰も知らない田舎に突撃するような人が、その地方で新しく出会いを生み出すのはとても難しいのだ。


でもそんなアウェーの状態にも必ず活路はある。

地元民行きつけの居酒屋を探せ

小さな街でもどこか1つは若者が集まるようなバーがある。

その街で育ち、その街の仲間たちが集まる居酒屋的な店が。


そういう地元民に愛される店の常連になることで、横のつながりができる。


地方ではそうやって横のつながりを意識して作っていかないと、新しい人とつながるのは難しい。

若者もあまり外を出歩かないし、出歩いたとしても


「外に出たらここに行く」


ような「お決まりの繁華街」的な場所がないため、街で新しい出会いが生まれるチャンスは少ないのだ。


例外はイオンとパチンコ屋だが、イオンでストナンを仕掛けるのはちょっと恥ずかしいだろう。


地元民の憩いの場に頻繁に顔を出し、そこでできた横のつながりから新しい彼女を見つける、というのはお祭りとイオン以外の有力な出会いチャネルである。

ネットの出会いを活用せよ


僕が田舎に住んでいた時代は今ほどインターネットが当たり前ではなかった。

なので、「ネットを使って田舎で出会う作戦」がどれほど有効か検証したことがないのだが、

それでも当時流行っていたパカパカケータイの謎のサイトで出会えた女がいた。


携帯電話で写真を撮っても画素が荒すぎて人間と猿の区別がつかないような時代である。


「写メ」を交換して、駅で待ち合わせして、ドキドキしながら待っていたら、


「のびたさ〜ん」


と、ジャイ子的な女が現れてビビった。


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スマホを使った自撮りが当たり前になり、カメラの性能も向上した現在では、このような罠にハマることは少ないと思う。


ネットを通じた出会いには、Facebook系のアプリを使うのが定石だ。


俺がペアーズを使っていた時代の記事もある。

ただし、都会での出会いなのでもしかしたらあまり参考にならないかもしれない。

ペアーズを2週間やってみた感想


他にもたとえば、

「地元名 イベント名」

などのキーワードでツイッター検索するのもいいかもしれない。

ツイッターを通じた出会いも現在では無数に生まれている。

新しい関係を築きたい相手には、丁寧なリプライを送ってみよう。


インターネットは物理的な距離を超えて、人と人をつなげてくれるのだ。


日本はどんな田舎でもほぼ問題なくインターネットに接続できる。


同じようなイベントに参加する人をツイッターで検索できるかもしれないし、

同じように「出会いがない」という悩みを抱えている異性にアプリを通じて出会うことができるかもしれない。


ここで改めて、強調しておきたいことがある。


田舎では、横のつながりを大切にしなければならない。


一回会ってダメだったらハイさようなら、という都会的な接し方は基本的にNGである。

というのも、これまで何度も繰り返し書いてきたように、田舎は人と人のつながりがものすごく強いからだ。


だから、ちょっとしたことでも人の噂が出回りやすい。


恋愛の失敗で自分の評判を下げるのはできれば避けたいところだろう。


恋愛関係に発展しなかった相手であっても一人の人間として大切にし、いい友人として関係を維持するのがいい。

そこから新しい出会いが生まれるかもしれない。


田舎は出会いの数が少なく、人の循環が起こらないからこそ、一人ひとりの人間と丁寧に接していく必要があるのだ。


【追記】

新情報をいただいた。

ネットでもリアルでも、持つべきものは友である。


スポーツ活動は良い。

平日の夜、街に人は全くいないが、体育館にはけっこうな人が集まっている。

そこに美女がいるかはわからないし、出会ってからゴールまでは長い道のりになるだろう。

それでもサークルでできた友達は、その地域で生きていくための貴重な「つながり」となるはずだ。


田舎の恋愛はとにかく、人と人のつながりを増やしていくゲームなのである。