「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる。」
というキャッチフレーズの通り、すごいゾンビ映画だった。
6月23日に公開された「カメラを止めるな!」は最初、東京都内の映画館2館のみの上映だった。
このように、公開当初は控えめな上映スケジュールだったが、SNSで口コミが広がり、”怪ヒット”と言われる異例のヒット作に。
連日チケットが即完売となるほどのヒット作となった。
東京渋谷の映画館「ユーロスペース」では、上映初日から空席の合った日はなかったという。
「当日券を求めて100人の行列ができる映画」としてテレビで話題となった。
そのような異例のヒットの結果、2018年8月時点では150館での上映が決まっている。
「映画の力を信じていた」と語る監督の上田慎一郎さんはなんと、34歳という若さである。
「100年後に観ても面白い映画を作る」
というポリシーを持って作ったこの作品はストーリーが抜群に面白い。
良い意味でのどんでん返しがあり、伏線が回収され、一度観た後でもう一度観たくなる映画だ。
「低予算で、無名の俳優を起用して撮影した」
にも関わらず、僕個人の満足度で言うならば、大作「ミッション・インポッシブル」以上だった。
「ストーリーが面白ければ、予算300万円でも面白いものを作ることができる」
という素晴らしい事例となっただろう。
とはいえ、誰かが同じことをやろうとしても、同じようなヒット作品を生み出すことは難しいだろうな...とも思う。
「カメラを止めるな!」は色んな偶然が重なって今のヒットにつながった「奇跡の作品」なのだ。
異例のヒットに、主演女優の秋山ゆずきさんも驚きと喜びを隠せない様子。
#カメラを止めるな
— 秋山ゆずき (@akiyamayuzuki) 2018年8月12日
新宿K's cinema さん!
ここからスタートした #カメ止め
100回連続満席の夢をみたい!
本日12:30からの回まだお席あります💓
そして・・・
いきなり舞台挨拶・・・
行きます🙋♀️💖
筋肉痛激やばなので
動きぎこちないですが
お待ちしております\( ・ω・ )/✨ https://t.co/cnnjiWmyux
実は秋山さんのことは今まで知らなかったのだけれど、映画では地味にセクシーなカメラアングルもあった。
何より顔が可愛い。
今日1日、なんかこのワンピース
— 秋山ゆずき (@akiyamayuzuki) 2018年8月12日
首周り窮屈だなぁって
思ってたら、、、
前後ろ逆に着てた。 pic.twitter.com/9UKhI93euS
的外れだったら申し訳ないが、秋山さん...
...松岡茉優さんに似てない?
芸能人に詳しくないおっさんである僕から見ると、最初は松岡茉優が出てるのかと思っていた(若い子が全部同じ顔に見えてきたらおっさんということだ)
ちなみに共演したイケメン俳優の方はこちら。
『カメラを止めるな!』
— 長屋和彰 (@NAGAYAdes) 2018年2月11日
さぬき映画祭での上映終了しました!
監督、演者は37分ワンカット中は戦々恐々としていますが、無事
高松にも笑いを届けられました!!
ご来場頂いた皆様ありがとうございました! pic.twitter.com/4ZRmdvz90x
「カメラを止めるな!」は良い意味で予想を裏切られ、ゾンビ映画なのに気持ちよく観終えることができるだろう。
ゾンビ映画なのに、ところどころでホロリと泣いてしまった。
ネタバレは避けたいのでこれ以上映画の内容に言及することはできないが、
SNSで誰かがポロッとネタバレしてくるとも限らないので、気になった人はお盆休みなどを活用して観に行ってほしい。
歴代最高のインディーズ映画と言えるだろう。