ジャンプ展vol3の感想



六本木ジャンプ展vol3に行ってきました。

前回の週刊少年ジャンプ展 vol2は1990年代のジャンプ作品の展示でしたが、今回のvol3は2000年代のジャンプ作品が展示されています。

六本木駅で降りてヒルズ方面に向かうとさっそく柱にルフィやナルトが。

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駅で降りた瞬間からわくわくが止まりません。

ちなみに行ったのは最終日の2018年9月30日。

朝10時で台風が刻一刻と近づいているにも関わらず、六本木は人で賑わっています。

すれ違う女の子がみんな可愛いです。

六本木ヒルズの柱にもジャンプ店の広告が。

ここにはブリーチの一護と食戟のソーマがいますね。
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美術館の入り口でチケットを買って、いざヒルズの最上階へ。

最終日だしすぐに入れるだろうとタカをくくっていたら、まさかの行列。

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10時に六本木に着いて、ジャンプ展の中に入れたのは10時30分でした。


客層は驚くほど若く、それに女性がとても多かったです。

ジャンプって今は、おっさんも読むし、女の子も読む週刊誌になってるんですね。

特にワンピースやテニスの王子様が人気なように見えました。


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入り口に飾られた大量のジャンプ作品。

これは家宝にしたいレベルですね。
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ジャンプ展vol2のトップバッターはドラゴンボールでした。

vol3は当然、ONE PIECEです。

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麦わらの一味の名シーンが飾られています。

15億ベリーの懸賞金とルフィ。

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「5億」の上に「15億」が上書きされているのは、急激に上がったのが最近であることを示しているのかもしれません。


ワンピースのエリアを抜けるとしばらくは撮影禁止ゾーンに入ります。

2000年代を駆け抜けた色々な漫画が所狭しと並べられていて、歩きながら懐かしくなりました。


大学時代にハマりまくったデスノート。

連載開始はなんと2004年。14年も前の話です。

あんなに濃い連載だったと思ったのに、2006年5月には連載終了となっています。

ジェバンニが一晩でやってくれたのが2006年だったんですね。


その後『バクマン。』が始まったのがつい最近かと思いきや、なんと2008年。

今から10年も前の話だったんです。


光陰矢の如しといいますが、こんなにあっという間に時間が流れるものなんですね。
特に社会人になってからは時間の流れが早すぎて、バクマンの連載がつい最近のことのように思えてしまいます。


デスノートの展示コーナーに作画の小畑健さんのコメントがありました。


「デスノートで自分最高のカタルシスは2つ。

ライトが『計画通り』と笑うシーンと、Lを殺したときのライトの表情」

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『デスノート』樋口からノートを奪い、記憶と所有権を取り戻すシーン

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『デスノート』Lを倒したシーン


デスノートの横には1999年から2003念に連載された『ヒカルの碁』なんかもあって、ファンとしてはたまらないラインナップでした。
『ラルグラド』はなかったことにされてましたが。


ぐるぐると回っていたら、やたらと人だかりができている場所がありました。


我らがハンターハンターのコーナーです。

ひときわ人が多く、人気が伺えます。


ハンターハンターの名シーンを眺めながら、20年という時の重みを感じました。

休載しつつも、1998年からずっと続けてますからね。

意外なほど名シーンはたくさんありました。


怒涛の2000年代。

僕が高校から大学を過ごした青春の時間です。

僕の人生は漫画と共にありました。

ジャンプを欠かしたことは一度だってありません。


関連記事:1990年代ジャンプ黄金期のおすすめ漫画を情熱的に紹介する


語りたい漫画はたくさんあるので、2000年代のおすすめは別の機会に紹介します。

この記事はとにかくジャンプ展です。

最近連載が一段落した『銀魂』の作者、空知英秋さんのコメントがいちいち面白いものでした。


週間連載は地獄のようだったらしく、新八の足を書き忘れたり、作画が間に合わなくて「停電」のシーンにしてみたり、本当にギリギリの世界で闘ってきたようです。


ワンピースの尾田栄一郎さんあ睡眠時間3時間で休みなく描き続けているのは有名な話ですし、漫画家の皆さまは命を削って僕たちに夢を届けてくれているんだなぁと実感しました。

空知英秋先生の生々しいコメントによって。

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ジャンプ展は終わってしまいましたが、ジャンプフェスタなどのイベントはまだ残されています。

ジャンプファンの方はぜひ一度、ジャンプのイベントに足を運んでみてほしいです。

本当に楽しいですよ。

漫画は僕たちの思い出と共にあるんです。

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漫画を読めば、眠ってた思い出が蘇ってくるんです。