2019年1月9日水曜日、「ホンマでっかTV」で、明石家さんまさんが『ワンピース』の作者・尾田栄一郎さんの自宅を訪問する企画がありました。
番組では尾田栄一郎さんのアトリエの紹介が主でしたが、僕にとっては尾田栄一郎さんの仕事論やストイックな姿勢、そしてワンピースの最終回についてのコメントが印象的でした。
特に印象に残ったやりとりを箇条書きにします。
途中、さんまさんの「プロ論」も入れてます。
- 尾田栄一郎さんの睡眠時間は3時間
- 尾田栄一郎さんは朝9時に寝て12時に起きる
- スタッフは朝5時に寝て12時に起きる
- 原稿を描いてるときは2、3日食べないのは普通
- 痛風・糖尿病の恐れがあると医者に警告され、運動しないと死ぬぞと言われた
- 人より絶対食べてないのに糖尿病になるのは足を全く動かさないからと言われた
- 集中しているときは誰とも話したくなくなるので、原稿を描き終わって所定の場所に置くと、ベルが鳴るような仕組みを作った
- 椅子は自然と前傾になるように設計している
- 作業中は周りは真っ暗にしてデスクライトの明かりだけで仕事をする
- ワンピースの最終回はもう決まってる
- 最終回にどうたどり着くかは決めていない
- どんな道をたどっても絶対に最後は面白くなる
- 世の中で色々と予想されているらしいが、そういうのはほとんど見ない
- 予想されているものを見てしまって当てられていた場合は、ストーリーを変更する
- さんまは夜中に(反省のために)自分のDVDを見る。「決して面白いからではないんやで」
- さんまは夜中にDVDを見て反省して、「こういう言葉を使ったらもっと面白い」と思うものをノートにひたすら書いている
- 色々と反省してノートに書くものの、いざトークするときは瞬間的に出てきた言葉の方が威力が出る
- 連載も色々と描くものを考えてストーリーを練っているが、その週に思いついたものが一番面白い
- ワンピースは100巻を少し超えるはず
- エースは生き返らない
- 「家族の絆がワンピース」みたいなオチには絶対にしない
- 『オズの魔法使い』的なオチは子供の頃に見て不満だったからありえない
- ワンピースは終わりに近づいている
- 女ヶ島の話は本当はあのタイミングでやる話ではなかった
- でも子供が学校に行く前に終わらせようと思った
- 女ヶ島を親父が描いていたら変態扱いされてしまうのではと心配した
- 娘の反応はやはり気になる
- 娘に「パパは胸が好きなんだもんね」と言われてから、「もう捨てるもんはないな」と思って開き直った
こっちのジャンプの特集を読んだときは夜中2時から朝5時まで寝てた気がするのですが、どっちにしても3時間睡眠は変わらないみたいですね。