歯磨き粉「リナメル」にはホワイトニング後のコーヒーの着色汚れを防ぐ効果がある



ホワイトニングを始めてから4年になるだろうか。

最初はホワイトエッセンスに通い、「ホームホワイトニング」を始めた。

ホームホワイトニングは、マウスピースを作ってもらい、薬剤を自分で塗って歯を漂白していくタイプのホワイトニングだ。
ホームホワイトニングでも普通の人よりはずっと白い歯になる。

田舎に引っ越してからは、近くにホワイトエッセンスがないので、別の歯医者でオフィスホワイトニングをやってみた。
1時間半にもわたる高濃度のオフィスホワイトニングは地獄だった。

太いゴムでバチンバチンと肌を撃たれるような痛みがヒゲ脱毛だとしたら、
高濃度のオフィスホワイトニングは歯の内部がズキズキとして、神経を握られるようなイメージだ。

急激に歯を白くする高濃度のオフィスホワイトニングはよほど精神力が強い人以外はおすすめできない。

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さて、そんな涙を流してホワイトニングしたにも関わらず、僕はどうしてもコーヒーをやめることができない。
コーヒーを飲むと着色することはわかってる。
痛いほどわかってる。

でもやめられないのだ。
だって美味しいんだもん。

みんなも朝コーヒーを飲まないとスッキリしない気がするだろう?
生産性が落ちる気がしてならない。

僕はコーヒーが大好きで、コーヒー無しでは生きられなくなってしまったのだ。

どうせやめられないなら...と、ホットコーヒーをストローで飲んだり、コーヒーを飲んだ後は5分以内に歯を磨くように心がけていた。
着色をできるだけ防ぎたいからだ。

ドルツの電動歯ブラシも使ってる。

でも、結局コーヒーを毎日飲んでしまうと歯の着色を防ぎ切ることは難しく、一ヶ月も経つと歯の色が気になってきて、歯医者に歯のクリーニングに通うハメになっていた。

歯のクリーニングは保険が効くのだが、どうも一定の間隔を空けなければ自費になってしまうらしい。
ルールがよくわからなかったのだが、毎月堂々とクリーニングに行くと「次に保険診療ができるのが3週間後になってしまいます」と言われ、8,000円払って自費でクリーニングしてもらったこともある。

ホワイトニングして、歯を白くして、それでもコーヒーを飲んで、汚れが気になってクリーニングに行く。

なんて不毛なんだろう。
穴を掘って埋めているみたいだ。

コーヒーを飲まず、そもそも緑茶や赤ワインのようなポリフェノールが含まれているものを避け、カレーも食べず、歯に色がつかない食生活を送ればいい。

そんなのわかってる。
でもそれは無理だ。無理なんだよパトラッシュ...。

コーヒーはやめられないからだ。
みんなもそうだろう?

そういう人は、歯磨き粉をリナメルにしよう。

あまりにも歯のクリーニングにしつこく通う僕に、歯科衛生士さんがアドバイスをくれたのだ。

「リナメルを使うといいですよ」

って。

実際に僕が行った歯医者でも、ホワイトニングの最後にはリナメルを使って磨いていた。

ちなみにいうと、僕自身は元々リナメルは持っていたし、その他にも効果がありそうな歯磨き粉は一通り試してきた。

具体的には、

  • リナメル
  • スーパースマイル
  • コンクール
  • チェックアップ(フッ素配合濃度が高いらしい)

みたいな、歯医者で勧められるようなものは一度は使っている。

それで、今年の4月くらいまでは「高濃度のフッ素が配合されていて安いから」という理由で「チェックアップ」を使っていたんだけど、どうもチェックアップで磨くと着色が早い気がする。早いというか、防げないといった方が正しいかもしれない。

物は試しだし、歯科衛生士さんは可愛いし、せっかく勧めてくれたしということで先月あたりから「リナメル」を試したら、着色のペースが大幅に抑えられたという話だ。

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歯磨き粉の効果についてはもしかしたら自分に相性が良かっただけかもしれないし、こういうのは万人に「絶対効果あるよ!」言いづらいのだけれど、あえて強く言おう。

リナメルはきっと、効果がある。

もちろん、ホワイトニングもしていない普通の歯がリナメルを使ったからといって白くなることはない(と思う)
リナメルには表面の汚れを落として、ステインやプラークがつきにくい歯にする効果があるのだ。

もし本気で歯を白くしたいなら、まずはホワイトニングに行く必要がある。

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ホワイトニングで歯のエナメル質の内側にある象牙質の色を白くしないと、歯磨き粉ではどうしようもないのだ。

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象牙質の絵(アパガードの公式サイトより)

ホワイトニングに行った後で、ステイン(着色汚れ)の吸着を防ぎ、歯を保護し、汚れがつきにくくするのがリナメルだ。
だから、リナメルはホワイトニングとセットで使うのがいい。


それではなぜ、リナメルを使ったら歯が白くなるのか。
公式サイトによると、「ハイドロキシアパタイト」という歯とほぼ同じ成分が歯垢を吸着除去し、エナメル質の欠損部を修復・再石灰化を促すからだという。

参考:アパガードの美白とは

歯磨きは二度行い、一度目は白い方のリナメルで「洗う」ように汚れを落とし、二度目は紫のリナメルで再石灰化を促すのが勝ちパターンらしい。

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最後に少量の水で軽くゆすごう。
フッ素配合の歯磨き粉でも同じだが、大量の水でブクブクとやめた方がいい。フッ素が流れ出てしまうからだ。

リナメルの場合はフッ素と同等の効果があるハイドロキシアパタイトが流れて出ていってしまうので、ゆすぎは少量で軽くするのがいい。

参考:ステインをつきにくくするトリートメント・ブラッシングとは


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楽天→オーラルケア アパガードリナメル 1本(120g)

カフェでコーヒーを飲むのは控えよう

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リナメルはコーヒーなどの着色汚れを防ぐ効果がある、という話をしてきた。
リナメルを使っていれば歯の着色の速度を緩やかにし、見るに堪えない黄色い歯を予防できると。

しかし、どんなに優れた歯磨き粉にも限界はある。
僕の経験上、最も危険なのはカフェのコーヒーだ。

コーヒーが悪いと言っているのではない。
コーヒーを飲んだ後に、すぐに歯を磨けない環境でコーヒーを飲むのが危険だと言っている。

自習室やコワーキングスペースでも同じで、すぐに歯を磨けない環境でコーヒーを飲むのはやめよう。
やむを得ず飲んでしまったときは、最後に水を飲んで歯の表面のコーヒー汚れを流しておこう。


ホワイトニングで歯を白くする
  ↓
着色汚れを防ぐ効果のある歯磨き粉を使う
  ↓
定期的なメンテナンス

が白さを維持するための鉄則だとは思うが、コーヒーのような色が濃い飲み物はできれば控えた方がいい。
リナメルはコーヒーに完全勝利するためにあるのではなく、敗北を遅らせるためにあるのだ。

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