この記事ではConoHa WINGでWordPress(ワードプレス)ブログを開設するまでの手順を紹介します。
WordPressブログを稼働させるまでの手順は大きく以下の順に作業を行えばOKです。
- ConoHa WINGにユーザー登録する
- レンタルサーバーのプランを選ぶ
- 独自ドメインを取得する
- WordPressを設定する
- SSL化の設定する
初めて作業する方でもわかるように、丁寧に解説していきます。
ConoHa WINGはとても使いやすく、わかりやすいため、WordPress立ち上げまでの所要時間は15〜30分で済みます。
ConoHa WINGのメリット・デメリットを書いた記事はこちらです。
→2020年、WordPressでブログを始めるなら「ConoHa WING」が最高だと思う理由
「WordPressブログを作る」のは骨の折れる作業のようなイメージがありますが、ConoHa WINGは本当に簡単です。
平日夜の仕事後でも休日の午前中でも、気軽に作業を完了させることができるので、安心してください。
手間をかけずに自分専用のブログを作ることができます。
ConoHa WINGにユーザー登録する
ConoHa WINGのサイトを開きます。
「今すぐお申し込み」をクリックします。
「はじめての方」というページが出てきますので、ここでユーザー情報を入力します。
「次へ」を押すと、「電話/SMS認証」というページが出てきます。
この認証は電話番号が本人のものであることを確認するためのものです。
- SMS認証⋯番号が書いてあるメールが送られてくる
- 電話認証⋯電話がかかってきて自動音声で番号を言われる
SMS認証・電話認証どちらを選んでも番号を入力することには変わりありません。
電話番号でメールの受信ができるなら、SMS認証の方が楽です。
どちらかの認証ボタンを押した後、送られてくる認証コードを入力します。
レンタルサーバーのプランを選ぶ
次にレンタルサーバーのプランを選びます。
WINGパックとは「レンタルサーバーと独自ドメインがセットになった長期利用割引プラン」です。
ConoHa WINGでブログを始める人はWINGプランを選んだ方が圧倒的にお得です。
以下のような利点があるからです。
- サーバ月額が国内最安水準になる
- 普通は年間更新料がかかる独自ドメインが1つ永久無料
- 初月は利用料金無料
「長期利用」と言われるとスマホの2年縛りを想像してしまうかもしれませんが、WINGパックは「3ヶ月」「6ヶ月」「12ヶ月」「24ヶ月」「36ヶ月」から選べます。
基本のベーシックプランの場合の料金です。
3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 |
---|---|---|---|---|
1100円/月 | 1000円/月 | 900円/月 | 850円/月 | 800円/月 |
ブログは長期運営が基本となります。
なので、長く運用する人にとっては3ヶ月程度の縛りは特に問題にはなりません。
ブログを継続するか不安な人は「3ヶ月のベーシックプラン」を選ぶのが無難だと思います。
僕も「3ヶ月のベーシックプラン」にしました。
画面に「初期ドメイン」と「サーバー名」という記入欄があると思います。
初期ドメインというのは、conohawing.comのサブドメインの設定です。
サブドメインとは、oreno-yuigon.hatenablog.com
のoreno-yuigonの部分のことで、hatenablog.comのサブドメインといいます。
初期ドメインの意味は、独自ドメインを取得しない場合でも、
「この初期ドメインでWordPressブログを開設できるよ」
というところにあります。
WordPressでブログを始める場合は基本的に独自ドメインを取得して運用するので、「初期ドメイン」はあまり気にしなくても問題ありません。
「サーバー名」はレンタルするサーバーにつける名前です。
自分がわかるものであれば、どんな名前でも大丈夫です。
次の画面で
「無料独自ドメインを設定しますか?」
と表示されます。
ここでは「追加する」をクリックしましょう。
独自ドメインとは、あなただけのドメインのことです。
この記事を読んでいるとき、ブラウザの上の方にあるURLにはhttps://oreno-yuigon.hatenablog.com
などと表示されていると思いますが、oreno-yuigon.hatenablog.com
の部分をあなたのオリジナルにできる、ということです。
独自ドメインで運用することで以下のようなメリットがあります。
- ドメインにGoogleの評価が貯まり、自分の資産となる
- レンタルサーバーのサービスが万が一なくなっても、ドメインごと移行できる
- ドメインの売買も可能となる
ドメインは世界で一つだけのオリジナルでなければいけません。
なのでまずはドメインを検索して、欲しいドメインが使えるかどうかを確認します。
使えるドメインを見つけたら、「カートに追加」をクリックします。
ドメインの追加が終わったら右上の「次へ」をクリックします。
ドメイン取得の際には、自身の住所や連絡先を登録する必要があります。
ここで
「もしかしたら自分の個人情報がドメインから漏れてしまうんじゃないか?」
と心配になる人もいるかもしれませんが、ConoHa WINGでは「WHOIS代行設定」が初期設定で「済み」となっているので心配ありません。
「WHOIS代行」というのは、ドメイン所有者の情報を公開せず、その代わりにConoHa WINGの用意した別の情報が公開されるというものです。
「次へ」を押すとWordPressの作成に移ります。
WordPressをインストールする
「WordPressを作成しますか?」と表示されるので、「作成する」を選択する。
次の画面で「どのドメインにWordPressをインストールするか」を選びます。
先ほどまでの手順で「独自ドメイン」を取得したので、選択ボックスから自分が作成した独自ドメインを選んでください。
WordPressのインストール方法を選びます。
特にこだわりがなければ、以下の通りに設定します。
- バージョンは「5.3.0」を選択
- URLは「wwwなし」を選択
- 「http(s)://」の右側は未入力でOK
- メールアドレス、ユーザー名、パスワードは任意のもの
- データベース名は最初に設定されたものでOK
- データベースのユーザー名、パスワードは最初に設定されたものでOK
これだけでWordPressのインストールが完了です。
サイトURLや管理画面URLが表示されるはずなので、クリックして開いてみましょう。
SSL通信の設定を行う
次に暗号化通信の設定を行います。
暗号化通信することで、盗聴のリスクを下げ、サイトの安全性を高めることができます。
これまでの手順通りに進めると、下のような「ConoHaコントロールパネル」が開かれていると思います。
もし開かれていない場合は、ログイン画面から再度ログインすれば開けます。
コントロールパネルの「サイトセキュリティ」をクリックしてください。
次の画面で「無料独自SSL」とあります。
この「利用設定」を「ON」にします。
反映されるまで少し時間がかかります(長くて10〜15分程度)
反映後、
「サイト設定」>「かんたんSSL化」の「SSL有効化」ボタンがクリックできるようになるので、SSL有効化を行います。
SSL有効化すると、自動でHTTPからHTTPSへリダイレクトしてくれます。
常にHTTPS通信できるように勝手に設定してくれるということです。
WordPressの管理画面を開き、設定 > 一般 を開きます。
ここで「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」が「https://」で始まっていることを確認してください。
「http://」になっている場合は「https://」に変更します。
これで全ての作業が完了です。
どのレンタルサーバーよりも速い、国内最速・最強のConoHa WINGで、快適なWordPressライフを楽しんでください。