パイパンのメリット・デメリット



何を血迷ったのかはわからないが、気がついたら股間の毛がなくなっていた。

パイパンとは陰部の毛がない状態を指す。

上品に言えば「ハイジーナ脱毛」「VIOの処理」

下品に言えばパイパンだ。


語源は麻雀牌の「白板(パイパン)」だという。
意味がわからない。

中国ではパイパンの女性を「白虎」と呼ぶそうで、「股間の白い虎」とはいかにも強そうな名前だ。

残念ながら私の股間にいるのは可愛いニャンコなのだが。


さて、「パイパン」という言葉を知っていても、パイパンにした人間(男)がどんな気持ちになるか。

どんな日常を送っているかを理解している人は少ないと思う。

多くの人は毛があるからだ。


文章の良い点は、他人の経験を追体験ができるところにある。

この記事では僕が実体験として、股間を通じて感じてきたこと、思ったこと、悲しかったこと、悔しかったことを余さず伝えていきたい。

パイパンのデメリット

先にデメリットから伝えたい。

「パイパンに興味はあるけれど、デメリットが気になる」

という人に安心してほしいからだ。

安心してからゆっくりとパイパンのメリットを読んでいってほしい。

はじめに最大のデメリットを紹介する。

股間に自信がないと屈辱的な気分になる

女のパイパンはただただ美しいが、男の股間にはが生息している。

亀の大きさは人それぞれだが、小さい場合は恥ずかしい。

そして私の場合は亀ですらない。


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枝豆である。


股間の物体が枝豆であることのデメリットは計り知れない。

普段は「毛」で隠している枝豆が、風呂場で露わになるからだ。


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私の股間の枝豆


男にとって風呂場は戦場である。

股間にミサイルや大砲をぶら下げる猛者もいる中、竹槍どころか枝豆で戦うしかない私の心境たるや、どれだけ惨めなものか想像できるだろうか?

いや、できまい。

パイパンの最大のデメリットは、股間の小さいものが目立ってしまうことである。

とはいえ、風呂場には「タオル」という秘密兵器がある。

全ての問題には解決策がある。

タオルで股間を隠せば恥ずかしいことなどない。

女の子とホテルに行ったときに不思議がられる

パイパンの女の子はものすごく増えていて、毛がなかろうが何の不思議さもないが、男のパイパンはまだ少数派だ。

ベッドの上で

「毛が...ない?」

と不可思議な顔をされる可能性はある。

下手すると「毛じらみ」などの性病を疑われる恐れもある。

だからといって、過度に恐れる必要はない。


男の場合、パンツを脱ぐ前に勝負は決まっているのだ。


パンツを脱いだ時点でほぼ勝ちは決まっている。

というより、そもそもパンツを脱ぐ場面にたどり着けないのが私だ。

「取らぬ狸の皮算用」というやつである。

余計な心配はいらない。

パイパンの方が清潔なのに、性病を疑われるのは心外だ。

堂々と、

「僕はミニマリストだ。不要なものは持たない」

と言って、股間の毛がないことを正当化しよう。

頭の毛がない方が深刻な問題だ。

中途半端にパイパンだとカッコ悪い

永久脱毛は1回では終わらない。

中途半端にやると、また毛が生えてくる。

しっかりとパイパンなら全然問題ないが、中途半端に毛が生えているのはみっともない。

毛の処理はこまめに行おう。

パイパン生活を振り返ってみたが、デメリットはそれくらいだ。

股間の亀が大きかったら全部解決する程度のものだ。

みんな、パイパンを恐れるな!

パイパンのメリット

パイパンのメリットは計り知れない。

みんな迷わずパイパンにするべきだ。

現代は原始時代ではない。

パンツもある。
ズボンもある。

股間を毛で保護する必要なんてどこにもないのだ。

不要な毛は無くしてしまおう。

不要な毛を無くしたときのメリットは何だろうか?

パイパンは清潔である

パイパンはとても清潔だ。

股間の毛にはたくさんのバイ菌がうようよといる。

風呂に入った時、股の間をボディソープで洗うだろう?

でも毛が邪魔で、本当に洗いたい肌にまで泡が届かない気がしないか?


パイパンならそんな心配は無用だ。

泡を阻む毛は存在しない。

石鹸が股間の汚れを綺麗に洗い流してくれる。

私たちの股間は常に清潔だ。

ウォッシュレットが気持ちいい

パイパンにウォッシュレットは最高だ。

略してパッシュレットを経験していない人は人生のトイレタイムの半分を損している。


穴にストレートに水が直撃する感覚は、毛が生えている人には味わえない。


現代のテクノロジーの結晶とも言える「ウォッシュレット」が完璧な放物線を描いて股間に直撃する。

この感動を文字で伝えるのは難しいが、おそらく初めて好きな子とキスをした瞬間よりも感動するのは間違いない。

とんでもない感動体験である。

女の子に嫌がられない

忘れられない経験がある。

女の子と夜を共にしたとき。


「毛が多くてめっちゃ邪魔」

と言われた。

衝撃だった。


それまで「股間に毛が多いこと」が悪いことだと思ってなかったからだ。

他の女の子は我慢してくれていたのだ。

私の不要な毛に。
邪魔な毛に。

我慢を強いてしまっていたのだ。


パイパンならそんな心配はいらない!

「毛が多くて嫌」と不快な思いをさせることもない。


パイパン未経験の男性は、

「毛がない方が嫌がられるのではないか?」

と疑問に思うことだろう。


毛が濃いほうが嫌がられるぞ。マジで。


股間の毛の中でも、股の付け根のあたりや、お尻の穴の周り(いわゆる「Oライン」)は絶対に処理したほうがいい。

股間の毛の未処理は「ベッドの上のテロ行為」といっても過言ではない。

紳士淑女のマナーである。

毛を剃ろう。

レーザー脱毛しよう。

パイパンにしよう。

生活が快適

「股間の毛がもじゃもじゃしていない生活」は想像以上に快適だ。

春のそよ風を感じることができる。


トイレで大をするときも、毛に汚物が絡まらない。

男が立って小をするときも、ちゃんと股間の大切なものをしっかりと支えることができる。

また誰かと夜を共にするときも、毛に阻まれずに繋がり合うことができる。

この感覚は実際に味わってみなければわからないだろう。

パイパンはいいぞ。

パートナーがいる人はパートナーに勧めてもいいと思う。

まずは自分が率先して処理するのがいい。

幸福度が謎に上がる。

なんだか知らないが、幸せな気分になれる。



* * *


最後にちょっとした宣伝になるが、VIO(股間の毛)の脱毛に興味がある人には別の記事も読んでもらいたい。

実際にレーザーでVIO脱毛した経験を記録に残している。


またこの記事を読んでくれた男性で、

「股間の毛よりも顔の毛をなんとかしたい」

という人もいるかもしれない。

そういう人は、私の10年間のヒゲ脱毛を詰め込んだ下の記事を読んでほしい。


毛の処理は終わりなき旅である。

長い戦いになる。


毛のない生活は快適だ。

守らなければならないのは頭の毛だけ。

余計な毛は少しずつ処理しよう。

パイパンは毛無し生活の第一歩に最適だ。

パートナーがいる人こそ毛をなくそう。