人はオンラインで恋に落ちることができるのか?あるいは新コロ時代の恋愛戦略について



新型コロナの影響で、私たちの生活は急速にオンラインにシフトしていくことが予想されます。

「仕事」や「教育」のオンライン化が進み、今はまだ不便な「行政手続き」なども今後はオンラインにシフトしていくことでしょう。

現在の新コロ禍が続くならば、これまでは対面が主だった「出会い」や「恋愛」にもオンライン化の流れが波及していくものと思われます。

街コンがオンラインで開催され、これまでクラブやバーで出会いを探していた人たちも次々とマッチングアプリに参入してくるかもしれません。

収入を失った夜職の人は新しい支援者を求めてパパ活アプリを始めるかもしれませんし、「お店に行くのがリスキーだからZoomでデートしよ♡」なんてことにもなるかもしれません。...いや、Zoomデートはないな。


新コロが蔓延している今、リアルな場で出会いを求める「陽キャ的な人」は、リスクの塊です。

陽キャはコロナー(アムラーの発音で「コロナ保持者の意」)の確率も高く、近づくだけで感染リスクが上がります。

道行く人と突然距離を詰めるストリートナンパはもはや、悪質なバイオテロともいっても過言ではありません。

徹底的に「他者との距離を確保すること」が推奨される時代。

少なくとも治療薬やワクチンが出てくるまでは陰キャの時代が続くと思われます。


そんな中、人と人をつなげるのはオンラインです。
「二人をつなぐのは電波だけ」です。

「人と会うこと」がかつてなくリスキーな時代に、私たちはどうやってオンラインで関係を築いていけばいいでしょうか。

mixiで恋に落ちた

「そもそも人はオンラインで恋に落ちることができるか?」

と疑問に思う人もいるかもしれません。

これには僕は自信を持って答えたい。

「できる!」

と。

顔の見えない相手と文通して恋に落ちていた平安時代まで遡れとはいいません。

でも20年前は、「メル友」と呼ばれる人がいました。

メールアドレスが「090XXXXXXXX@docomo.ne.jp」だった時代。
適当にメールを送って、知らない人と友だちになっていたことがあったのです。

今ならモザイクがかかっていると思われるくらい粗い画像で「写メ」を送り合い、メールで親睦を深め、僕たちは恋を育んでいました。

人間は、会ったことのない人に恋することができるのです。


僕が大学生の頃、mixiが流行っていました。

僕はその頃からよく日記を書いていたのですが、なぜか知らない女の子が毎日「あしあと(閲覧履歴のようなもの)」を付けてくれます。

プロフィール写真を見たら、天使かと思うほど可愛かったのです。

その子の「あしあと」をずっと楽しみにして、日記を書き続けました。

あるとき、その子が僕の日記にコメントをつけてくれたのです。

「いつも面白い日記ありがとうござぃます(ハートの絵文字)
毎日楽しみにしてます」

みたいなコメントでした。

...その瞬間、僕は恋に落ちました。

会ったこともないし、本名も知らない。

顔もプロフィール写真しか知らず、共通点は住んでいる県が同じってところだけ。

それでも恋に落ちました。

僕は、いや、人は!

オンラインで恋することだってできるのです。


ここから下はこのまま新コロが蔓延し続け、北斗の拳みたいな世界になった日本を想定しています。
新コロ地獄の日本では、どんな恋愛戦略が必要とされるのでしょうか。

恋愛がオンラインにシフトしたら何が起こるか

恋のはじまりは3つのフェーズに分けられます。

  • 相手を魅了するフェーズ
  • 相手に信頼してもらうフェーズ
  • 関係を深くするフェーズ

です。

合コンでもクラブでもバーでも同じですが、最初の印象で「いいな」と思ってもらえないと、二人の関係は始まりません。
第一印象で魅了するのが第一段階です。

それで、これまでのオフラインの出会いであれば、立ち振舞いや話し方、醸し出される雰囲気で相手を魅了することもできました。

ですが新コロによって出会いがオンラインにシフトしていった場合、雰囲気や話し方で「魅了フェーズ」をクリアするのは難しくなります。

ではどうすればいいか?

プロフィール写真で勝負が決まる

Tinderでは既にその傾向がありますが、プロフィール写真でガツンと相手のハートを殴り、勝負を決めなければいけません。

プロフィール写真で「おっ♡」と思わせ、自己紹介の文章で惹きつけます。

「惹きつける」というのは、スペックも含めた総合的な魅力を「写真」と「文章」で表現しなければいけないということです。

オンラインでは口からでまかせで口説くスキルが通用しづらくなるので、見た目が良く、スペックが高く、できれば若い男にモテが集中していくことが予想されます。

一方で金持ちのおじさんはパパ活系のアプリを始めることで、これまで夜職でブイブイいわせていた高嶺の花子さんをゲットできるかもしれません。

このようなオンラインへのシフトに付随して、今後生まれると予想される恋愛テクニックは「メイク」や「撮影技術(加工技術)」です。

メンズメイクで見た目を盛る

若い男性の中には薄くメイクして見た目を盛っている人がけっこういます。

実際に化粧品会社に勤めている男性にメイクしているところを見せてもらったのですが、別人のように見た目が変わりました。

メイクは戦闘力を一気に倍増させる界王拳のようなチート技だと思います。

「男はスーツを着たら魅力が増す」などとよく言われますが、スーツは所詮足し算です。

メイクはかけ算。
攻撃力を倍増させる魔法のようです。

ただ個人的にはまだ抵抗があって着手できていないのですが、写真で差をつけなければ勝てないオンラインでは、見た目を盛って、写真アプリを使いこなし、いい感じのプロフィールを作ることに命をかけるのが「勝ち組の戦略」になると予想しています。

少なくともマッチングアプリでは、見た目を盛って損することは一つもありません。
相手の好みにマッチしていればメッセージも良い印象で受け取られます。


マッチングした後は、キモいメッセなどで引かれないように気を付けましょう。

“キモいLINE”は下の記事を参考にしてください。
短文を心がけましょう。

電話で信頼を勝ち取る

「相手に信頼してもらうフェーズ」では、新コロ前はデートで横並びの席に座り、ゆっくりと相手の話を聞いて仲を深めていく、みたいなことをやっていました。

新コロ時代では、信頼関係がない相手とは出会うこと自体がリスクです。

今どき夜に遊び歩いてそうな人、知能レベルが極端に低そうな人とは会うべきではありません。
危なっかしい奴はコロナー(アムラーの発音)かもしれないからです。

では接触が危険な新コロ時代に何をするかというと、やはり「電話」でしょう。

実は新コロ前からかなり有用な手段だった「電話」ですが、新コロ後はさらに電話の活用が鍵になります。

新コロが長引くことで人々の意識を変わっていくとしたら、

「話したこともない人と会うと怖いかもしれないから」

などとメッセしながら、「じゃあ電話でも」につなげていく流れがより自然になるものと思われます。

新コロ時代では、これまでダイニングバーで話していたような会話を「電話」でこなさなければならないのです。

電話では「見た目や雰囲気での誤魔化し」が効かないので、会話の引き出しだったり盛り上げ方だったり、総合力が試されます。

新コロ前のデートでは「ハンドテスト」などの様々なテストを乗り越えてきましたが、新コロ時代は「電話テスト」です。
電話面接を乗り越えてから本面接に挑みましょう。

「口説き」のフェーズでようやくご対面

さて、プロフィール写真で魅了し、電話で信頼を勝ち取り、やっと最後の段階に入りました。

距離を縮めるフェーズです。

しかし今の新コロ時代、距離を縮めるということはすなわち、感染リスクを高めるということでもあります。

どうしたらいいでしょうか?

僕が今まで行ってきた全てのデートを振り返り、新コロ時代にも通用する最高のデート場所はないかシミュレーションしてみました。

積み重ねてきた膨大なデート。
たくさんのレストラン。

距離を縮めることができて、しかも飛沫が飛ばない。

そんな新頃時代に最適化されたデートスポットこそが


一蘭


です。

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一蘭


新コロ時代はキラキラしたレストランは無価値です。
みんな一蘭でデートしましょう。店員とも顔を合わずに済みます。

隣の人と話せます。
でも飛沫は飛びません。

一蘭は完全に時代の先を行っていました。

これからは一蘭の時代です。


...などと書くと、この記事の全ての内容がネタっぽく見えてしまうので、一蘭推しはここまでにします。

ただ、人と人との距離をあけた個室スタイルの店が新コロ時代のメインストリームになるのは間違いないでしょう。
HUBのような、ごちゃごちゃした人混みは危険すぎます。


新コロ時代は距離を縮めるフェーズになって初めてご対面となります。

ここはもう新コロリスクは受け入れて、男らしさを見せましょう。

「あなたを信じます」

「感染していても一緒に乗り越えます」

「COVID-19ごとあなたを受け入れます」

「病めるときも、健やかなるときも、安らかなるときは二人並んで手をつなぎ、生命の危機のときは二人並んで人工呼吸器をつなぎ、ICUが二人を分かつまで、あなたと共にいます」


くらいの覚悟で口説くしかありません。


新コロ前は、恋愛はとにかく「数撃ちゃ当たる」が正義でした。

どんな人でもたくさんの人と出会い、いろんな人にアタックしていれば恋愛はうまくいきました。

新コロ時代は「たくさんの人と出会い、数撃ってるうちに(新コロに)当たってしまう」ようになります。

新コロ時代に数撃ちゃ当たる戦略は使えません。

使うにはリスクが高すぎるからです。
感染力の弱いHIVとは比較になりません。

ゲームのルールが変わったのです。

COVID-19は英国首相(まだ55歳)でさえも集中治療室送りにした恐ろしいウイルスです。
絶対に甘く見てはいけません。

まとめると、新コロ時代の恋愛はオンラインが基本となり、「ご対面」までの時間が長くなります。

「数撃ちゃ当たる」は新コロリスクを考えると使えません。

マッチングアプリで出会いを作り、プロフィールを盛り、スペックを高め、電話で和み、信頼できる人とだけオフラインで会うようになります。

正直かなり極端なことを書きましたが、こんなヘンテコな未来が来ないように、みんなで自宅にいましょう。

いま、みんなが自宅で我慢すれば、新コロ時代なんて来ないんです。