久しぶりに神楽坂に行ってきました。
従兄弟の夫婦が東京に来るので、おっちゃんが美味しいレストランに連れてってやろうと画策し、予約したのがL'Alliance(ラリアンス)です。
飯田橋駅のB3出口から出て1分ほど歩くと、右手側に「L'Alliance」の文字が。
ドアを開けると、すぐにエスカレーターがあります。
上がると、そこには出迎えのスタッフがいて、上着を預けて中に入ります。
土日は結婚式に使われているようで、結婚式の披露宴の会場が少し狭く、そして暗くなったような雰囲気です。
おそらく生で弾いていると思われる、ピアノの音色が聞こえます。
さて、今日はこのラリアンスを絶賛するのですが、その前にシェフを紹介します。
シェフの大堀和也さんは青山学院大学を卒業後、資生堂に入社。
資生堂が経営するレストランに勤務し、2003年からジョエル・ロブションで修行を積んだのだとか。
ジョエル・ロブションは恵比寿にあるキラキラ女子が大好きなやつですね。
2013年からラリアンスのシェフに就任し、新しい味を生み出し続けています。
ちなみに僕は大堀さんは天才だと思ってます。
大人になって、僕は貧乏なりにそれなりに節約して、色んなお店で食事をしてきました。
そんな僕の経験の中ではありますが、正直、人生で一番料理で感動したのがラリアンスです。
本当にうまかった。マジでうまい。
3年連続でミシュランの一つ星を取った実績があるというのは最近知ったんですが、それも納得。
何より、そんなお店の料理を8,500円からコースで食べることができるというのは、正直ものすごくお得なんじゃないかと。
複数のソースが絡み合って、口の中で弾けて混ざるような、「これ何の漫画!?」みたいな体験をしたのもラリアンスが初めてでした。
これがジャンプの料理漫画だったら服がはじけ飛んでいたかもしれません。
「味の三連撃やー」なんて思いながら食べてました。
ラリアンスではたしか、三ヶ月おきにメニューが変わります。
今回は二回目だったのですが、次の季節のメニューが今から楽しみです。
「写真を撮ってもよろしいでしょうか?」
と聞くと、スタッフの方は「ぜひぜひ。たくさん思い出を撮っていってください」と快諾してくれました。
が、料理は一番美味しいタイミングで出してくれているはずなので、写真を撮るならサッと撮るのが良いかと思いました。
ちなみに料理を盛り付けるお皿ってめちゃくちゃ熱いんですが、これは料理が冷めないようにするためです。
「ラングスティーヌと長崎産マトウダイのブランダード」
一番最初に出てくる野菜料理。前菜。
出だしから僕の心をグッと掴んできます。
「フォアグラのポワレ 黒米の焼きリゾット 能登原木しいたけ トリュフソース」
リゾットが死ぬほど美味しかった。フォアグラが口の中で溶けた。
この辺で僕は言葉を失います。
接待のつもりが、ほとんど喋りませんでした。
味に集中することの方が大事だったからです。
「熊野灘で穫れた真ハタのポワレ」
お魚料理。
味の三連撃を食らったのはたしかこの料理だったはず。
オレンジの使い方が絶妙でした。あと、ソースがどれもめちゃくちゃ美味しかった。
「フランス ラカン産 仔鳩のロティ」
スタッフの接客も素晴らしく、料理を出すタイミングも雰囲気も、何から何まで本当に最高なので、この記事を読んでくれた方はぜひ!
誰か大切な人と、大切な時間を過ごしたい時に行ってみてほしいと思います。
土日は結婚式で空いてないのですが、たまに電話したら入れることがあります。
基本は平日です。
食べログからネット予約もできます。
*電話番号
03-3269-0007
* 営業時間
ランチ / 11:30 ~ 13:30 L.O.
ディナー / 17:30 ~ 21:00 L.O.
バー / 17:30 ~ 翌1:30 L.O.
ランチ営業、夜10時以降入店可
*定休日
土日祝日