俺の遺言を聴いてほしい

これは俺の遺言だ。

「仕事何してるの?」と女の子に聞かれたときの答え方まとめ。あるいはクソテストの潰し方について。




※この記事は2015年に書かれたものですが、当時のニュアンスをかなり残しつつ、2017年10月に加筆・修正しました。今では消えてしまっているツイートも多いですが、あえてそのまま載せておきます。


合コン、バー、クラブ、婚活パーティー。
世の中には色んな出会いの場がありますが、どこに行ってもほぼ必ず聞かれる質問があります。

「仕事、何してるの?」

このシンプルな質問に対する正しい答えを求め、多くの男達が試行錯誤してきました。

シンプルかつまっすぐに自分の仕事を答えるのがいいのか?
ネタに走るのがいいのか?
何を言えば一番心を掴むことができるのか?

答えのない問いの正解を見つけるべく、ツイッターで問題提起してみたら、色んな人が意見をくれたので紹介します。

実際にコリドーでナンパされた女子に聞いた話です。

会社名に誇りを持ち、事実それに見合った知名度と収入がある者たちの話です。
彼らは夜のコリドー街で無双し、誇りどころか、机に埃が溜まる僕のような年収350万男は肩身の狭い想いをしています。

うろ覚えですが、大井町の総合商社といえば、三井物産だったような気がします。
3次面接あたりで本社ビルに呼ばれ、そこに課長っぽいツヤツヤの肌をしたオッサンが現れ、一週間後にお祈りされたのは悲しい思い出です。

...なんてドヤ顔で書いていましたが、三井物産は大井町ではなく大手町ですね。
当時は東京の駅名を全然知らなかったことがよくわかります。


商社は就活で英語の試験があった気がするので、大学生は早めに英語の勉強をしておきましょう。
学生時代に頑張れば、将来コリドーでモテます。無双です。いつも敗れている側の俺が言うんだから間違いない。


2015年当時のツイッターでは、フラフラと遊び歩いていたヒデヨシが色々と試行錯誤している様子が伺えます。

どこかの恋愛本に「クソテスト」という概念が紹介されていました。

女の子が仕掛けてくるお決まりの質問のことを「クソテスト」と呼びます。
クソみたいなテンプレという意味なのか、自分がクソかどうかを試されているのか、語源はわからないのですが、たぶん両方なのでしょう。

ツイッターには「恋愛界のマジェスティックプリンス」と呼ばれるゴッホという男がいます。
顔は竹内涼真に似ていて、アル中です。

彼と一緒に300barに行ったとき、話しかけた女の子に仕事を聞かれ、

「毎日街で空き缶を拾って暮らしてる」

のようなネタに走ってみたところ、
空き缶どころか生ゴミを見るような目で見られ、ガムを吐き捨てるような顔でそっぽを向き、僕の目の前から消えていきました。

六本木のクラブはまだマシです。ネタに走っても許される。踊れば水に流してくれる。
それに比べ、300barはかなり「会社名の洗礼」が多いです。
コリドーは無名の会社にあまりにも...あまりにも厳しかった。



上の内容は僕がツイッターに書いた内容です。
ネタに走ることが正しいと考えていた時期もありました。

「仕事何してるの?」
「スパイだよ。君の心のね」

みたいな。

賢者は歴史に並び、愚者は経験に学ぶといいますが、僕の経験上、忍者とかスパイとか言っても99%失笑されます。

意味がわからないからです。



色々と試行錯誤したツイートのようですが、まだ迷いが見えますね。実際に初対面で「仲良くなったら教えてやるよ、このハゲーーーッ」なんて言う奴がいたら病的なコミュ症間違いなしですが、たぶんこのツイートは本気で書いてます。大丈夫か、2015年の俺。

ちなみに「汐留にある広告会社」は天下の電通さんです。この記事が書かれたのは2015年ですが、このときは電通がブラック企業扱いされるなんて誰ひとりとして考えてもいませんでした。

「電通=ハイスペ」という認識で、今でもハイスペであることには変わりないのですが、当時から電通マンはコリドー街の覇者として汐留銀座界隈に君臨していました。


「これは100%スベる。黒歴史になりそう...」と修正前の元記事に書かれていて、正直この文言は消してしまおうか迷っていたのですが、あえて消さずに残しました。黒歴史も含めて僕だからです。よくこんなんツイートできたなお前ェ...。

この頃のフォロワーは1000人くらいで、ツイッターは完全に身内向けで、サムいことを言っても許される温かい空気がありました。

ツイッター上で色々と悩んでいると、界隈で有名な方々がたくさんの知恵を授けてくれました。

即レスをくれたのは、「トリケラスクリプト」で有名なトリケラトプスさんです。
「トリケラスクリプト」とは、出会い系でマッチングして一発目に「可愛すぎてむかつく!」というLINEを送るという技で、2014年〜2015年にかけて大ブームになりました。

2017年現在、トリケラスクリプトを使うとツイッターにスクショを晒され、大変なことになります。
もう決して使ってはいけません。


トリケラトプスさんはトリケラスクリプトでは多大なる功績を残した偉人ですが、仕事ネタになると何言ってるのかよくわからないのが欠点です。


ドヤ顔をしたい気持ちは伝わりますが、たぶんこれもダメです。

産婦人科医もカッコいいですが、トリケラさんはもっとドラマになりそうな医者ですからね。
ありのままの自分を見せるのがいいと思います。

これも100%スベります。
あのスクリプトモンスターのトリケラトプスさんも今や過去の人。
彼の全盛期はトリケラスクリプトまでだったのか...と思いきや、最後は素敵な回答を発案してくれました。

これはいいですね。
ヒデヨシ家に先祖代々伝わる格言に

・スペックは自分で語るな。人に語らせろ
・スペックは自分で言うな。相手に聞かせろ

というものがあります。
スペックは自分で語るとだいたい逆効果になります。

肩書が大好きな女の人は多いとしても、「肩書に頼って口説く男」が好きな女の人はあまりいません。
肩書は誰かに語ってもらうのが一番なんです。
そういう意味で、トリケラさんの「医者をひけらかさない」スタンスはとてもいいですよね。

こちらはサウザーさんです。
サウザーさんは今、書籍執筆に向けて邁進しており、2017年現在は素晴らしいブログを毎日更新しています。

ameblo.jp

卓越した文章力と含蓄ある歴史のエピソード、本質を突く鋭い洞察は必見です。ぜひ読んでみてください。

恋愛工学メルマガでは、「サウザーシフト」「サウザーコンボ」「聖帝十字撃」などの衝撃の技を続々と投稿し、10,000人近いメルマガ読者に極めて大きな影響を与えました。

ちなみに褒めながらディスる手法は「褒めネグ」と呼ばれています。

昔々、説教おじさんがナンパを嗜んでいた頃、彼が最も得意としていた技が「褒めネグ」で、当時のナンパ界に大きな影響を残していました。

「めちゃくちゃ可愛いのに埼玉出身」

とか

「めちゃくちゃ頭いいけど金にしか興味がない子」

みたいに、褒めながらディスる手法です。
ディスる内容は出身地とか血液型とか誰も傷つかないものにするのがいいとされています。

もっとたくさんの褒めネグパターンがあったのですが、忘れちゃいましたね。

こちらは懐かしのタカシさんの回答です。
今はサーファーをやってます。イケメンです。


みんな色んなやり方を考えていて、当時は大真面目に議論してたんですが、今(2017年に)振り返ると、これって本当に意味がある議論だったのでしょうか?


このときは本気で議論してたんですけど、そもそもどうして頑なに本職を隠そうとしていたのか、理由が全く思い出せません。
僕のような無職が本性を隠すならわかるのですが、なぜ医者までもが一生懸命に本職を隠そうとするのか。
その謎を解くために我々はアマゾンへと向かっ───

...ったと、思っていたら、今度はすごいのが出てきました。

マジシャンはたしかに反応よさそうですね!
返ってくる言葉もわかりきってますからね。

「えー見せて見せて!」

その後、ドヤ顔で手品を見せてやりましょう。
マジックで驚かせた後のセリフは、これですね。

本当に言いたいだけです。

・・・

・・・

・・・

...なんて色々と書いていたのですが、2016年頃(この記事から1年後くらい)に

「300barで自分のクレジットカードを消す手品」

を披露したらドン引きされました。
冷静になって考えると、いきなりナンパしてきた男が

「俺はマジシャンだ」

とか言ってたらヤバイです。逃げましょう。

これは懐かしいですね。
2014年の終わり、僕はナンパブログのようなものを書いていたんですが、そこで「グーグラー・ルーティーン」というものを発表しました。

なんてことはない。

「仕事を聞かれたらGoogleのフリをする」

という卑怯千万、姑息極まりない技です。

この技は元々僕が考えたものではなく、僕の女友達が実際に喰らっていた技なのですが、その子はクラブでGoogle社員を名乗る男に引っかかり、交際を始め、実際は全然Google社員じゃなかったけど、好きになってしまったものは仕方ない、みたいなことを幸せそうに言っていました。

今では結婚して子供もいるみたいです。

自己弁護ではないのですが、僕は割と本気でGoogleって会社は神聖なものだと思っていて、恐れ多くて名乗る勇気はありませんでした。
Googleを描いた映画の紹介の記事も貼っておきます。

oreno-yuigon.hatenablog.com

コリドーには商社のフリをする男もけっこういるみたいですね。

実際に「名刺を偽装された」という女の子の話を何度か聞いたこともあります
どうやって見破ったのかは知りません。ですが、医者がマジシャンを名乗る時代なので、名刺を手品のように偽装する男が現れてもおかしくはないでしょう。

やりとりを続けていると、大御所が動きました。

ナンパ界最強のトークマスター。
「さまようジェロニモさん」が、決定版とも言える返し技を公開してくれました。

2017年の今になってみても秀逸ですね。さすが関西人です。


これは素晴らしい...。
ついたfav数はなんと、53!(※2015年当時)

全然嫌味じゃないし、面白いし、ちゃんと仕事していることも伝えられるという・・・!

ちなみに昨日さっそく使ってみましたが、普通にウケましたw
ぎこちない感じになってしまったので、キャラに応じて別の言い回しに言い換えることが肝要なのかなぁと思います。

ジェロニモさんは伝説のオープナーを開発した功績があります。
オープナーというのは、女の子をナンパするときの第一声のことです。

このツイートは153favというものすごい数のfavを獲得し、人々の心に深く刻まれたつぶやきとなりました。

僕たちはこれからもたくさんのクソテストを課され、その都度それを乗り越え、ゴールに向かって突き進んでいかなければいけません。

定型トークは否定されがちで、オリジナリティは礼賛される傾向があります。
ですが、面接と同じで、定型的な質問文がある以上「答えの引き出し」を用意して、自然体で答えることはきっと悪いことではありません。

「セリフを読みあげる」のはたしかに挙動不審でNGですが、引き出しにあるセリフを組み合わせて、機知に富んだ返答ができるように準備をしておくことは間違ったことではないでしょう。

答えの引き出しをたくさん持っておきましょう。
引き出しの数は魅力と比例します。セリフだけじゃなく、経験も同じです。

人は共通の経験を持つ相手に共感を覚えるものです。

たくさんの経験を自分の引き出しに詰め込み、共通の体験にヒットする確率を上げておくのがいいでしょう。
機知に富んだ会話はなんてことはない。普段の積み重ねの先にあるものなのです。