俺の遺言を聴いてほしい

これは俺の遺言だ。

『リッチマン・プアウーマン』が超面白いから、カリスマIT社長のドラマに興味がある人はぜひDVDで観てほしい


時は2018年6月。

IT社長とアイドルの熱愛が話題となっている。


2018年5月初はSHOWROOM社長の前田裕二さんと石原さとみさんの熱愛が報道され、大いに盛り上がった。

石原さとみの恋人となった男、前田裕二の『人生の勝算』


そして2018年5月末にはピックアップ社長の宮本拓さんと小嶋陽菜さんの熱愛が話題となった。

小嶋陽菜さんの熱愛相手のIT社長、宮本拓さんに学ぶ「挑戦することの大切さ」


20年前は一部のオタクの趣味だったインターネットが今では女子高生が使うほど身近なものとなり、

インターネットに接続する無数の人々の時間を吸い上げ莫大な富を生み出している。


スマホアプリを開発してヒットを生み出せば、もしかしたら世界を変えられるかもしれないし、アイドルと付き合えるかもしれない。


可能性は低いが、ゼロじゃない。


Information Technologyには夢があるのだ。


さて、そんなITに夢を見たい人におすすめしたい映画はFacebook創業の物語を描いた


『ソーシャル・ネットワーク』


なのだが、今日は日本のドラマを紹介したい。


『リッチマン・プアウーマン』


である。


主人公は小栗旬が演じるカリスマIT社長の日向徹。


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天才的なプログラマーで、大ヒットゲームを一人で開発した。


やがて朝比奈恒介と出会い、ネクストイノベーションを設立。


物語はネクストイノベーションが


「今、最も勢いのある会社」


とテレビで紹介されるところから始まる。


ドラマの中でのネクストイノベーションのオフィスはGoogleみたいだった。


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ちなみに事実は小説より奇なりというか、Googleのオフィスはネクストイノベーションよりもすごい。

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Google日本法人は2019年5月に「六本木ヒルズ」から「渋谷ストリーム」に移転する予定だそうだが、どんなオフィスになるのだろうか?



話を日向徹に戻そう。


ネクストイノベーションには起業当初のオフィスからくり抜いて持ってきた壁がある。

その壁にはこう書いてある。



「今ここにない未来は自分で創る」


と。


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なんて刺激的な言葉だろうか。


「今ここにない未来は自分で創る」


故・スティーブ・ジョブズはペプシ・コーラ社長のジョン・スカリーをスカウトするときに、こう言ったそうだ。


「このまま一生砂糖水を売り続けたいのか?それとも私と一緒に世界を変えたいか」


未来を創り、世界を変える。


そんな夢を見て、革新的なプロダクトを生み出すべく奔走しているのが物語の主人公・日向徹なのである。



日向徹は生まれつき人の名前を覚えることができない。

そして人の気持ちもわからないサイコパスだった。



ネクストイノベーションの会社説明会の話。



「君たちは選ぶことが出来るんです。

自分は不運だからといって、何もせず指を咥えている側になるか。

それとも、自分が世界を変える側になるか。

さぁ、どっちを選ぶ?」



日向徹は笑いながら学生を挑発する。


「どこからも内定をもらってない無能な学生はネクストイノベーションには必要ない。

帰ってくれ」


こんな調子で、説明会を聞きに来た学生を追い返してしまう。


そんな挑発的な説明会で出会ったのが東京大学理学部在学中の夏井真琴であった。

夏野真琴を演じるのは石原さとみである。


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幼き頃に別れた母親を探すため、あるいは世の中をもっともっと良くするために、個人情報管理システム「パーソナルファイル」の開発に着手した天才・日向徹。


日向徹が夢見た「パーソナルファイル」は、いま僕たちが使っているような


何の役にも立たないクソみたいなマイナンバーカード


とは全く違うものである。


日本中の人がパーソナルファイルで個人情報を管理でき、公的機関の手続きから免許の更新まで、全て一つのシステム内で行うことができる。


人々の暮らしを劇的に良くすることができる。

そんなシステムを作ろうとしていた。


しかし、そのパーソナルファイルの開発を実現するためには、総務省の認可を得なければならなかった。


総務大臣は日向徹が最も苦手な「真面目で、頑固で、手続きを重んじる秀才タイプ」の人間である。

それでもなんとしても総務大臣に気に入られなければならない、と目をつけたのが、東大在学中の夏井真琴であった。


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夏井真琴はインターン生としてネクストイノベーションに勤務し、総務省の信頼を得るためにたびたび会食に顔を出すようになる。


そんな夏井と共に過ごすうちに、サイコパスな日向徹も少しずつ変わっていく───


というのが前半のストーリーである。


その後、後半にかけて


「作った会社を追い出される」


という衝撃の展開が待っているのだが、これはおそらくスティーブ・ジョブズのエピソードを取り入れたものだろう。

スティーブ・ジョブズも一度、自分で創ったアップルを追い出されている。


その後アップルが窮地に陥ったときに、救世主としてジョブズがカムバックしたのも有名なエピソードである。


『リッチマン・プアウーマン』はもう2回通して見たのだが、見るたびに痺れるシーンがある。


総務大臣から無茶な納期で開発を依頼されたときに、日向徹がモニターを見ながら、


「僕を誰だと思ってる。僕なら3日でできる」


と言って、猛烈な勢いでソフトウェアを作り始めるシーンだ。


映画『ソーシャル・ネットワーク』でも同じようなシーンがある。

若かりし日のマーク・ザッカーバーグがハーバード大学の寮で猛烈な勢いでコーディングを始め、フェイスブックの原型を作り上げてしまうシーンだ。


彼らがやっていることはプログラミングだが、このシーンは仙道が


「点を獲りにいってやる」


と覚醒した場面のようにも見えた。


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いや、すまん。

なんか伝わりづらいかもしれないが、猛烈な勢いでプログラミングするのはカッコイイと伝えたかったのだ。



車やテレビと同じように、いや、車やテレビ以上に、誰もがITを使う時代である。


僕が高校生の頃はアマゾンでほとんどの買い物を済ませる時代が来るなんて思ってなかったし、歩きながらインターネットに接続するなんてありえないと思っていた。


今の世の中は、Information Technologyによって猛烈な勢いで変わっていっている。

もはやインターネット無しで生きるのは不可能だろう。



『リッチマン・プアウーマン』はそんな世の中で、インターネットを通じて世界を変えようと奔走するカリスマの話である。



孤高のカリスマは言った。


「たったひとりでも、世界は変えられる」


今では全世界で20億人が使うフェイスブックも、たった一人のプログラマーのアイデアから始まった。


誰も見たことがないパーソナルファイルを作るとき、日向徹は仲間に向かってこう語った。


「昨日驚いたことで、今日、人はもう驚かない。

でもそれは、昨日なかったものが今日は当たり前になるってことだ」


「パーソナルファイル」を作ろうとする競合企業は他にもいた。

歴史ある大企業だ。


そんな大企業を相手にしても、日向徹は臆しない。


「家電メーカーと同じものしか作れないなら勝ち目はない。でも僕らの強みはなんだ?今まで誰も見たことがないものを作れることだ


絶体絶命の逆境でも日向徹は笑う。


「大丈夫だ、心配するな。打つ手なんていくらでもある。しかも嘘じゃない。僕をなんだと思ってる」


一度会社を追い出され、人の優しさに触れ、孤高のカリスマから進化を遂げた日向徹は、社員に向かってこう言った。


「次なる革新は君たちのなかにある」


胸に熱いものがくすぶっている人は一度、『リッチマン・プアウーマン』を観てほしい。


この記事は現実が見えていない人間の甘ったるい感想かもしれないが、

僕は正直胸にくるものがあって、泣きながら一気に観てしまった。