俺の遺言を聴いてほしい

これは俺の遺言だ。

「下克上受験」見て、未来の子育てをシミュレーションしてる。

金曜夜10時からやっている「下克上受験」というドラマが面白い。
学歴がなくて苦労したお父さんが、娘に自分と同じような道を歩ませたくはない!と奮起。

娘の偏差値は50にも満たない状態だが、父と娘で一緒になって勉強し、偏差値72の難関中学合格を目指すという話である。


僕はこのドラマを見ながらいつも、「父になったとき、自分はどんな子育てをするだろうか」と想像している。
もちろん今は優勝する相手すらいない状態だし、子育ての大変さというのも全くわからない。

しかし、そんな現状は棚に上げて、未来を想像するのはなかなか楽しいものだ。
僕が子供に是非ともやらせたいと思っている3つの計画がある。

今日はその計画を紹介したい。


*何はともあれまず数学

子供にまずやらせておきたいのは数学だ。

授業が楽しくないと、学校は地獄だ。
どんな授業もたいていはつまらないものだが、「わからない授業」ほどつまらないものはない。

わからないからつまらない。
つまらないから勉強しない。
勉強しないからますますわからなくなる、という負のスパイラルに一度ハマってしまうと、抜け出すのは難しい。

わからないから授業が嫌いになり、授業が嫌いになると学校も嫌いになってしまう可能性がある。


そして、僕が思うに、授業でつまづくきっかけのほとんどが「数学」であると思う。

僕は高校1年生の時、数学の先生が優しかったのをいいことに、授業中ほとんど全ての時間を「ふたりエッチ」の黙読に費やした。
童貞であるにも関わらず、知識だけは男優並みに兼ね備えていた。

しかし、漫画の知識はテストでは全く役に立たない。
三角比あたりでつまづいてからは、数学の授業は地獄であった。

ふたりエッチを全巻読み終えた後、次は「シュート!」という漫画に乗り換え、久保さんが死んだ場面で授業中に号泣した。
読み終えた漫画の冊数は増え続け、テストの点数は下がる一方だった。


これではいかん。


数学は本来、楽しい科目だ。

「なぜそうなるのか?」を論理的に理解する能力は、大人になってからもありとあらゆる場面で必要となる。
そのような数学的な思考力を鍛えなかったおかげで、僕は常にウェイで生きるハメになった。生きるというかむしろ、イキっていたと言っても過言ではない。

「ノリこそ全て」で高校生活の前半は乗り切れるかもしれないが、受験は乗り切れない。
やはり数学は重要である。

そして、数学攻略のコツは、早期学習だと僕は踏んでいる。

そう、小学生である。

周りが2×2の掛け算をやっている間に、大人の財力を駆使して鶴と亀の模型を購入し、鶴亀算を叩き込む。
くもんに通わせ、計算力を育み、小学校高学年のうちに中学校までの数学を教える、というのはどうだろうか?

もちろん、僕が教えても全然ダメなので、頭のいい奥さんに丸投げする予定である。
父は子供に尊敬されなければならない。

子供が解ける問題を、父が解けないことなどあってはならないのである。
したがって、僕は中学以降の数学は教えない。奥さんに任せる。



*DQNを葬る武力を身につける

僕が通っていた田舎の中学を支配していたのは暴力であった。
暴力が学校を支配し、強い奴が偉いという修羅の世界にいた。

僕はチビでヒョロで喧嘩が弱かったため、ヤンキー界の最下層にいた。
ヤンキーの世界で成り上がるために

湘南純愛組

という漫画を読み漁り、

ろくでなしBLUES

の主人公になったつもりで街を歩いたが、強そうな奴に絡まれるたびに逃げ出していた。
メタルスライムのようだった。

喧嘩が弱くて悔しかった。

しかし実際は、そんな向いてもいないヤンキーの世界で虚勢を張る必要などなかったのである。
僕が強かったなら。

僕が弱かったから、授業中で弱そうな先生に反抗してみたり、ダボダボの制服を着てイキがったりするしかなかったのだ。


強さとは、わがままを押し通す力のことである。


自分を持ち、他人に流されず、自分を貫かねばならぬ。
そのためには、心身ともにたくましくあらねばならぬ。

そこで考えたのは、早期教育である。

早めに空手を習わせ、武力を備える。
悪の道をそそのかすDQNを、一撃のもとに葬り去る武力を。

そして、仮にDQNなどいない私立中学に入ったとして、ガリ勉に悪口を言われたとしても、武力があれば跳ねのけることができる。
何はともあれ、拳一つで敵を葬ることができるという自信は大切だ。

ちなみに僕はこの記事にも書いたように、ヤンキーに絡まれることが非常に多い。

遺伝した場合の自衛にもなるはずだ。
oreno-yuigon.hatenablog.com



*エースをねらえ!

僕の友達に沢北栄治という男がいる。
高校バスケ界で日本一と呼ばれた男だ。

彼は小さい頃から父親と毎日毎日1on1をやって過ごした。
1on1の日々が、彼を育てたのだ。

僕は、そんな父になりたい。
息子の超えるべきハードルでありたい。

イチローの父が毎日イチローをバッティングセンターに連れて行ったように、野球を応援するのもいい。
息子にはぜひとも、体育会系の部活でエースを狙ってほしいと思っている。


ちなみに言うと、バスケ部やサッカー部のエースというのは、基本的においしい。
イケメンじゃなくても、勝手にモテるからだ。

大会中に他校の女の子から連絡先を聞かれ、大会が終わっても知らない子から

「会いたいです」

みたいにメールが来たりする。イタズラだったのかもしれないが。

もちろん、高校生はレピュテーションリスクがあるので、取っ替え引っ替え女遊びなどできないが、10代のうちに自然なモテを経験するのは大切だ。
大人になってから青春を取り戻そうとするのはけっこう辛いことだからだ。
そんな辛い経験を、息子にはしてほしくない。

そして10代でモテるために最も有効な手段は、ヒーローになることだと僕は思う。
沢北の父親になって、ヒーローを育てる計画である。



*もしも君が娘だったなら

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これは未来の娘のイメージ図である。


ここまで一切、将来娘が生まれる可能性を考慮しなかったが、娘が生まれた場合は、尊敬される父になることが第一である。
そのためには、まず奥さんに尊敬されていなければならない。

母親が父親の悪口を言っている家庭で育った娘は、必ず父親を嫌いになる。

父の洗濯物を避け、風呂のお湯を抜かれ、息が臭いと罵られる。

そんなことになっては、家庭が地獄だ。
家族に尊敬される存在であるために、仕事もより一層頑張らなければいかん。
フラフラ女遊びをして嫁を悲しませてはならない。

ただ、もし娘にDQNの彼氏ができてしまったら、僕は狂ってしまうかもしれない。


そんなことを想像しながら、僕は中学受験のドラマを見ている。
もちろん、今週も優勝する予定はない。