俺の遺言を聴いてほしい

これは俺の遺言だ。

ツイートの拡散を依頼するよりも、拡散させる方法を自分で考えるプロセスが大事なんだ


カリスマブロガーのヒトデさんがメールで「noteの拡散依頼」を受け取ったとツイートしていました。



「インフルエンサーヒトデさんにお願いです。

ヒトデさんが会社を辞めたと知り、一人パソコンの前で呆然としていました。

そんなヒトデさんに感化されて、有料noteを作ってみたのでTwitterなどでさりげなく拡散いただきたいです


というメッセージ。


これはひどい...

と思わず呟きかけましたが、こういう依頼はたびたび発生します。



全然関係ない僕がツッコむのは無粋ですが、依頼者は3つ、もったいない認識違いをしています。


認識違いの1つ目。


ツイッターの拡散力に期待しすぎている。



「フォロワーが多い人にリツイートされたらたくさんクリックされるだろうなあ」


なんて思うかもしれませんが、実はそんなにクリックされません。


30,000人のフォロワーいるアカウントがブログのリンクを貼ったとしても、クリックされるのは平均すると10%くらいだと思います。


もちろんリンクの内容にもよりますが、3万フォロワーのツイッタラーが拡散したリンクが3万クリックされるなんてことはありえません。

ツイッターの流入よりもグーグルからの流入のほうが圧倒的に大きいので、メールで拡散を依頼するよりもSEOを頑張ったほうがいいです。


2つ目。

いきなり「note書いたので拡散してください」なんて頼まれても、頼まれた側は


「この人は他人を都合よく利用したい人なんだな」


という印象を受けます。

無礼な人とさえ思うでしょう。


何かを頼みたいのであれば、相手のメリットを考えなければいけません。


一方的に依頼するのではなく、まず依頼相手にありったけの愛情をぶつけるといいと思います。

ありったけの愛情を込めて、相手が自発的に紹介したくなるような記事を書けばいいんじゃないかなと。


たとえば、冒頭のメールの人の場合。

本当に誰かに感化されてnoteを書いたのであれば、こんな感じのメッセージを送ってみてはいかがでしょう。


「○○さんのXXの記事を読んで、△△な影響を受けました。

おかげで毎日とても充実しています。


本当にありがとうございます。


○○さんのことをぜひブログで紹介したく、■■という記事を書いています。

<URL>


もしお時間ありましたら、○○さんに一度、ご覧いただけたら嬉しいです。


記事に問題がある場合はすぐに削除いたしますので、ご連絡ください。


よろしくお願いします。

最後になりますが、○○さんのこれからの活躍を心から願ってます。」


敬語がおかしいかもしれないけど、こんな感じで

  • 依頼しない
  • ただ感謝を伝える

メールを送ってみてはいかがでしょうか。


受け手だって人間です。


グッとくるメールを受け取ったら応援したくなりますよね。


「応援したくなる人」になりましょう。


ツイートしてもらえなくてもそれでよし。

何かを押し付けることなく、ただ感謝を伝える。

相手に喜んでもらえるように考える。


それが結局、自分のためにもなるはずです。




で、最後。3つ目。


拡散は依頼するのではなく、自分で狙った方がいいです。


「どうやったら拡散するだろう」


と頭を絞るプロセスが、マーケティングの修行になるからです。


アルファアカウントに拡散してもらいたいのであれば、そのアカウントがどういうツイートを好むかをよく見る。


じっくり見ていればなんとなく傾向が見えてきます。


「この人はこういう時間帯にツイッターを見ていて、こんなツイートを好む傾向があるな」


とわかってきます。


対象はアルファアカウントに限りません。

拡散を「狙う」のであれば、どういう層に刺さってほしいのかを想像する必要があります。

  • ターゲットを考える
  • ターゲットに響くツイートを想像する
  • ターゲットに心に触れそうな言い回しを考える
  • ターゲットに届ける方法を考える
  • ターゲットが狙い通りに動いたかを確認する


この作業を繰り返していくことが大事です。

フォロワー10,000人以上のツイ廃の多くは、上記の作業をほぼ無意識に、頭の中で高速でシミュレーションしてからツイートしています。たぶん。


こういう風に読み手を想像してツイートするように心がけていたら、いいことたくさんあります。


1つ目は、炎上しにくくなります。

「こういうツイートしたら誰かが怒るだろうな」

と予想できるようになってくるからです。

たまに予想が外れて怒られることもありますが。


2つ目は、自分でヒットを生み出せる確率が少しずつ上がってくることです。

もちろん狙ってもスベることは多々ありますが、トライ&エラーを繰り返すことで、


「こういう人たちは、こういうツイートが刺さる気がする」


という「勘」のようなものが脳内のデータベースに蓄積されて、シミュレーションの精度が徐々に上がってきます。


3つ目は、自分で考えて得られた経験が財産になるということです。

アルファアカウントにメールで依頼して、一度noteを拡散してもらったとするじゃないですか。

一回売れるかもしれないですが、それからは自分で頑張らないといけません。


結局、自分で売り方がわからないと、何度も何度も手を変え品を変えアルファアカウントに拡散を依頼しなければいけなくなります。


それは辛い。


「どういうnoteだったら買いたくなるのか?」


と読者の気持ちを想像して、自分で拡散させる努力をした方が、遠回りに見えるけど絶対自分のためになると思います。


おせっかいすまん。