何かを継続するために大切なのは3つ。
- 習慣化すること
- 動機づけすること
- 他人の意見に動揺しないこと
これら3つについて語っていく。
「習慣にすること」の素晴らしさは、やらずに寝ると気持ち悪くて眠れなくなるところ
23時15分、ベッドに入っていたものの悶々と眠れず、いま机に向かってキーボードを叩いている。
ブログを書かずに眠るのが気になって気になって仕方がないのだ。
少々仕事が立て込んでいるせいか、連日寝不足であった。
身体は正直、このまま眠ってしまいたいと思っているのだが、どうも自分でやると決めたことをやらずに寝るのが気持ち悪い。
受験生が勉強せずに寝るような、あるいは歯を磨かずに寝るような。
そんな気持ちの悪さを捨てきれずに今、
「おれは一体何をやっているんだ...」
と思いながらブログを書いているわけだ。
さて、数日前に、
「コツコツと、できれば毎日続けること」
が成功するためにとても大切なことだ、という記事を書いた。
「継続が大事」
というのは誰もがわかっている。
それでもなかなか続けられない人は一度「習慣にすること」を意識してみてほしい。
「ブログを継続しているくらいで偉そうに」と思われるかもしれないが、実はブログ以外でも、
- 勉強
- 読書
- 筋トレ
など、他の物事についても「習慣化」はものすごく有効だ。
「やらないと気持ち悪くなる」
までの目安は、だいたい1ヶ月くらいかな。
風呂や歯磨きみたいな感じで、やらないとムズムズし始める。
でも僕たちは風呂や歯磨きをサボっても死なないわけで、これだけでは少し足りない。
毎日継続しながら、
「自分がこの活動を継続する意味」
を何度も自分に言い聞かせる作業を続けることが大事である。
いわゆる「動機づけ」の問題で、心の底から
「俺はこれをやらなければいけないんだ」
と信じ切っていないものは、どんなに習慣化しても、他で忙しくなると途中で辞めてしまう可能性がある。
- 毎日続けて習慣にする
- 「なぜそれを続けなければいけないのか」を毎日紙に書いて、自分に刷り込む
という2つの作業、
つまり「習慣化」と「動機づけ」こそが、何かを継続するコツなのではないかと考えている。
社会人こそ自己分析が必要だ。秘密のノートに自分をさらけ出すべきだ。
他人の「オワコン説」に動揺してはいけない
ここまで「動機づけ」が大事だということを語ってきたが、もちろん継続に不安を感じることもある。
特に気になってしまうのは、
「自分が続けようとしていることは間違っていないのか?」
という点だ。
自分に自信がないときは、他人の言葉が刺さりやすい。
そういうときは、ネットで飛び交う「オワコン説」に動揺してしまいがちだ。
たとえば、最近はイケダハヤトさんが「ブログはオワコンになりつつある」という話をしていた。
この感覚はわかるなー。ブログはクソリプ製造装置的なところもあるし、徐々にオワコン化していく予感もする。イケハヤはフットワーク軽く対応していきます。 https://t.co/qfzMVWMl6w
— イケハヤ@ブロガーズギルド (@IHayato) 2018年7月18日
ブログはオワコンになりつつあるんで、次の仕掛けを作らないとまずいんですよねー。
— イケハヤ@ブロガーズギルド (@IHayato) 2018年8月2日
でも #ブログ書け !記事書かないと話にならん。
この意味がわからんやつは二流以下。そもそも、ぼくもブログ書いてるしね。
第一線のプロブロガーの「オワコン説」に動揺してしまったブロガーも多いのではないだろうか?
あるいはAppleがスマホアプリのアフィリエイト停止した話を受けて、
「スマホアプリ大丈夫やろか」
と不安を抱いた駆け出しスマホアプリエンジニアもいるかもしれない。
スマホアプリビジネスをめぐる夢のある話の終焉、あるいはゲーム紹介のアフィリエイトの中止(山本一郎) - Y!ニュース https://t.co/z0dy9ApZbs
— 山本一郎(ゲーム&個人垢) (@kirik_game) 2018年8月7日
それ以外にも、日々たくさんの「オワコン説」が流れている。
- ブログはオワコン
- アフィリエイトはオワコン
- 仮想通貨はオワコン
- 持ち家はオワコン
- SIerはオワコン
- スマホアプリはオワコン
- 会社員はオワコン
- 日本はオワコン
- etc...
ネットを見ていると現代は崩壊した世紀末の世界のようで、何もかもがオワコン化しそうに感じるくらいだ。
そして実際のところ、ネットでオワコンと言われているものも、実はそんな簡単にはなくならない。
mixiのような流行り物はあっさりとオワコン化することもあるが、必需品化しているものは需要が先細っても残り続けることもある。
「COBOL」と呼ばれる原始時代のプログラミング言語が未だに現役として稼働しているように、皆に滅亡を望まれながらもしぶとく終わらないものもあるのだ。
で、「何かを継続しよう」と誓いを立てた僕の同志たちは、他人の「オワコン説」にはあまり動揺しないでほしいな。
「本当にオワコンかどうか」はデータを元にして、自分の頭で「予測」して、納得した上で判断するのがいい。
長期的に見たら何もかもがオワコンに見えるし、短期的に見たら実はまだまだ需要が根強いものだってある。
ネットで流れる「オワコン説」は割とふわっとしたものが多く、
それこそ
「ぜんぜんわからない。
俺たちは雰囲気でオワコンを唱えている」
みたいなものもけっこう多い。
そういう言説にいちいち動揺していたらマジで何も続けられなくなるので、
自分の信念と将来予測を元に、自分の頭で「継続するかどうか」を判断するのが大事。