ヒカキンとホリエモンが対談で「毎日続けることの大切さ」を説く



ヒカキンとホリエモンの対談がツイッターで話題になっていました。


「時間をかけて凝ったものを作るよりも、毎日続けた方がいい」

という主旨です。


元ネタはこちらです。

「スキマ時間」を制する最強コンテンツとは?

堀江貴文さんとHIKAKINさんの対談ですね。

内容を箇条書きしてみます。

ヒカキンの主張

  • 毎日動画をアップするとかけられる時間と手間は限られ、クオリティを高めるのは難しい
  • 週一にしてクオリティを上げようとすると、たしかに面白い動画も撮れるがその分ハードルも上がる
  • ペースを落とした人は消え、毎日続ける人がずっと第一線に残る
  • 成果が出なくて辞めてしまう人と、それでもずっとやり続ける人に分かれる
  • ヒカキンも最初は再生数が伸びなかった
  • 自分が努力してきたとは思ってない。好きなことをやっていただけ
  • 続けてたら、ある日突然ボコンっとレベルが上がる。

ホリエモンの主張

  • ホリエモンとヒカキンに共通しているのは、毎日決まった時間にコンテンツを出し続けていること
  • 毎日やるって決めるのは自分。締切に遅れたり休んだりするのは甘え
  • 毎日この時間に出すと決めたら、毎日の習慣としてやるだけ
  • 何が当たるかわからないから色々と試ししかない。当たらなくても腐らずに続けるしかない
  • ホリエモンチャンネルは全然儲かってないけど、愚直にやり続けることで何かが見えるんじゃないかと思っている
  • もともと才能があっても、才能を開花させるには圧倒的な努力が必要


実際にYoutubeを確認すると、HikakinTVもホリエモンチャンネルも毎日更新していました(2019年現在、ホリエモンチャンネルは2日に1回くらいのペースです)

いずれにしても、完璧を求めていつまでも「出さない」のではなく、さっさと出して毎日継続することが大事なのでしょう。


続けることが大事


別のインタビュー記事も探してみましたが、ヒカキンが最も強調しているのは「継続することの大切さ」です。

必ずしも「毎日更新しろ」と主張しているわけではありません。

残るのは、研究熱心な人ですね。いまはどういう時代で何が流行っているか、ファンが見たいのは何か。

そういうことを常に研究して、視聴者のニーズと動画が、ちゃんと噛み合っている人。

別に、毎日動画をアップする必要はないんです。週に1本でも、ニーズを外さずにコツコツ投稿して、うまくいっている人もいます。

HIKAKINがラーメン屋を開くなら?「ユーチューバーとは真逆の頑固店」 〜ユーチューバー・HIKAKINさんインタビュー【後編】


研究しながらコツコツ続けた人が生き残る。
しかし更新頻度を下げて発信を控えてしまうと、結局ハードルが上がってうまくいかない。
だから完璧を求めるよりも「ある程度のクオリティ」で毎日アップしたほうがいい、ということです。


Facebook社の社是である

「完璧を目指すよりまず終わらせろ」
Done is better than perfect.

と同じ精神ですね。

f:id:hideyoshi1537:20180803075715j:plain


完璧を目指すよりも、まず終わらせて発信する。
何かを発信するとフィードバックがあるので、そこから学び、改善につなげるのが上達の道なのでしょう。


「コツコツ続ける」が「毎日」なのか「週次」なのか「月次」なのかは何をやるかによります。

ブログやYoutube、TikTokであれば毎日発信するのがいいと思います。

逆にスマホアプリなんかは毎日作るは難しいので、個人で発表する場合は二ヶ月単位くらいで継続するのがいいのではないでしょうか。


まずはじめに「何をやるか」を決めて、次に「どれくらいの頻度で続けるか」を決めて、一度やると決意したら、自分が決めたルールを愚直に守って、ずっと続けるのが大事です。
特に、誰にも強制されないネットの発信は、たいていの人が継続できずにいつの間にかやめていくので、続けるだけで勝てる世界なのです。

みんな本当にすぐやめます。
100人いたら99人は途中でやめます。

ブログだって毎日更新を3年続ける人はほとんどいません。

著名アフィリエイターであるマナブさんも継続の大切さを繰り返し説いています。
実際には雲の上の人ではありますが、ヒカキンやホリエモンよりも身近に感じられるのではないでしょうか。



コツコツ続けるというと「勉強」を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、「勉強」は何かを発信しているわけではないので、

発信→フィードバック→また発信→爆速成長

のループが回りません。

僕も昔は「勉強の罠」にハマっていました。
とにかく勉強を続ければ「どこか別の場所」にいけると思っていたのです。

向上心のあるサラリーマンの方も「勉強することが大切だ」と思い込み、毎日「勉強だけ」続けてしまう人もいるかもしれません。

僕は4年くらい勉強ばかりに費やしましたが、自分を変えてくれるのはインプットではなく、アウトプットです。
何を勉強するかではなく、勉強して何を作るかが大事です。


勉強は正直、楽です。

普段勉強する習慣がない人が読むと、

「何言ってんだお前」

と思われるかもしれませんが、勉強はほとんど負担がありません。
答えは本に載っているし、読めば読むだけ知識が増えて、成長できる。

勉強は誰かに評価されて晒されるプレッシャーもないですし、何をすればいいかも本に載ってます。
そこにあるものをコツコツとインプットすればいいので、特に考えたり悩んだりすることなく成長した気になれます。

道筋が既に用意されているものを愚直になぞっていけばいい、という意味で「ただの勉強」は気が楽です。

もちろん勉強は大事です。
ですが、アウトプットはもっと大事です。

大学生まではひたすら勉強するのもいいと思いますが、社会人以降はとにかく「アウトプットを続ける」ことが大事です。

僕はこれに気付かずに、社会人1年目から4年目くらいまでをひたすら勉強に費やしました。
でも勉強するだけじゃ成長も遅いし、「完璧に学ぼう」とすると終わりは見えないし、もったいない時間の使い方をしていたなぁと感じています。

勉強はほどほどに、何かアウトプットしていくべきだったな、と。

さて、まとめに入ります。

僕たちがこれからやるべきことは、ヒカキンやホリエモン、ザッカーバーグに習って、とにかく早く出すこと。それを続けること。
完璧を目指すよりもまず終わらせること。
毎日って決めたら毎日発信すること。

愚直に続けた先に、ヒカキンやホリエモンのような眩しく輝く成功者が待っているのかもしれません。
彼らも毎日発信してるわけだから、追いつきたいなら彼らの10倍くらい発信しなきゃいけないのですが、それでもまずは一歩目からです。

続けていくうちに、作業の負荷はだんだんと減ってきます。
人間は作業に慣れる生き物だからです。

まずは一歩目を踏み出しましょう。
一緒に頑張りましょう。