成功のために「自分へのご褒美」を後回しにするコツ



凡人が何かを得るためには、何かを犠牲にしなければいけません。

女の尻を追いかけてばかりで人生大成功!みたいな人はまずいませんし、

毎日ゲームばかりして一流大学に合格!なんて人もほとんどいないと思います。

仮にいたとしても、その人は特別な天才です。


志望大学に合格するためには遊びを封印して勉強しなければいけないし、(日本の)会社で出世するためにはある程度はプライベートを犠牲にしてハードワークする必要があります。

超有名なホリエモンの「起業してほぼ確実に成功する方法」というブログ記事でも「事業に没頭することの大切さ」が述べられています。

少し長いですが、素晴らしい記事なので引用します。

私は起業するに当たって、自分の好きな商売ではなく確実に上手くいく商売から始めたほうがいいと言っている。具体的には、

  • 利益率の高い商売
  • 在庫を持たない商売
  • 定期的に一定額の収入が入ってくる商売
  • 資本ゼロあるいは小資本で始められる商売

をやればほぼ確実にうまくいくと指南してきた。
これは正しいと思うのだが、どうもたまに上手くいかない人がいるみたいだ。
なぜだろう?と疑問に思って考えてみた。

で、これなんじゃないか?と思ったことが一つだけあった。
それは睡眠時間以外のほぼ全てを仕事に使っていないということじゃないかと。

起業して3年くらいは、友達と飲みに行くこともほとんど無かったし、異業種交流会とか講演会の類も一度も行ったことがない。そんなの行くくらいだったら講演者の書籍を自分のペースで速読したほうがいい。メルマガを発行してたらそれを読めばよい。行く時間も勿体無い。

土日も勿論ない。旅行も年に1度行くか行かないか。盆も正月も無い。ずっと仕事であった。

起業してほぼ確実に成功する方法

世間一般的に天才と見られていたホリエモンでさえ、睡眠時間以外のほぼ全てを仕事に使っていたのです。

「起業して3年くらいは友達と飲みに行くこともほとんどなかった」

とありますが、僕たちのほとんどは、月に1度は誰かと飲みには行くし、年に何度かは異性とデートを楽しみたくなってしまうでしょう。

3年間、誰とも遊ばず会わずに事業にコミットすること。

これは本当に難しいことだと思います。

世界にはあまりにも誘惑が多く、僕たちの意志はそれに比べてあまりにも弱すぎるからです。


いずれにしても、何かで成功するためには

  • 努力の方向を間違えないこと
  • 他の誘惑を断ち切って、やるべきことに集中すること

が大切です。


問題になのは、僕たちが想像以上に誘惑に弱いことです。


「誘惑を断ち切り、仕事に集中することが成功の最も大切な要素だ」

とみんながわかっているはずです。

それでも、どうしても迫る誘惑を我慢できません。

つい遊びの予定を入れてしまうし、ネットサーフィンしてしまうし、本当は自分の将来に関係がないとわかっている女遊びに時間を浪費してしまいます。

僕たちが人生の大きな目標を達成するためには、このような誘惑から距離を置き、事業に集中しなければいけません。


世の中に溢れる誘惑から逃れるにはどうしたらいいでしょうか?

遊びを仕事にするというライフハック

社会人生活が長くなって気付いたことは、「遊びたくなる衝動」は「日々のストレス」に比例するということです。

受験のストレスが勉強でしか解決できないように、
仕事でイライラしたことは、仕事上で解決しないと根本的な解決にはなりません。

しかし、仕事でどうにも解決できないストレスがあると、つい「遊び」という方向で解消したくなってしまいます。


我慢してストレスを溜め込む期間が長いほど、反動による「遊びたい衝動」は大きくなります。


僕たちはみんな、大学受験のときはめちゃくちゃ勉強しましたよね?

遊びも我慢して、模試の成績に一喜一憂しながら、志望校合格のために机にかじりついていたはずです。

あの時は気付かなかったけど、あれってかなりのストレスだったと思うんです。


それで、あんなに受験勉強して、「勉強の習慣」が身に付いたんだから、こう考えるじゃないですか。


「大学に入っても、サボらずにしっかり勉強しよう」


って。


そんな決意、春先に一瞬で消えましたよね。

僕はマジで「勉強しよう」なんて気持ちは一瞬でなくなって、


「いかに楽に単位を取るか」


ばかりに情熱を注ぐようになりました。

なんでこんなことになったかというと、「受験で溜まりに溜まった鬱憤のようなもの」を解放させた、受験後の春の遊びが楽しすぎたからです。


「ストレスが大きければ大きいほどその反動は大きく、人間はそこで得た快楽を忘れられない」

というのが、今のところの僕の仮説です。

言い換えれば、遊びの楽しさを感じるためには、ある程度の我慢の期間も必要ということですね。

毎日遊んでばかりいたら、遊べる幸せを心から感じることはできないのです。


では「遊びたい欲求」がストレスから来るとしたら、「できるだけストレスの溜まらない仕事をすること」が一つの解決策になるのではないか?

というのが僕の2つ目の仮説です。


まぁ、どんな仕事でもうまくいかないことはあるものなので、全くストレスを感じない仕事をするのは無理に近いとは思いますが、少なくとも日々イライラが止まらないような仕事をしている限り、どうしても遊びで発散したくなってしまうでしょう。


「作業をしていてストレスを感じにくいものを仕事にする」


というのは、遊びの衝動を抑えて、事業に専念する上で一つの大きなポイントだと思います。

人間、イライラして仕方ないことがあると、どうしても逃避したくなってしまうからです。


誘惑を物理的に遠ざけて見えないようにする


もう一つ大事なのは、誘惑自体を遠ざけることです。

一度楽しい思いを覚えてしまうと、人間なかなか抜けられません。

目の前に甘いケーキがあるとどうしても食べたくなってしまうように、誘惑が目の前にあると我慢することはできません。

誘惑から目を背けましょう。


ケーキは手の届かない場所に置き、目に入らないようにします。

刺激の多いSNSはなるべく見ないようにして、スマホの電源は切って手の届かない場所に隠しておきましょう。

友達との遊びの誘いも見ないようにLINEはログアウトして、極力開かないのがいいと思います。

女好きな人は、可愛い女の子を見ないのが大事です。

見てしまっては遊びたくなってしまうからです。


とにかく「目的」以外のものを目に入れず、誘惑時代から逃げることが大事です。

その上で、好きなことを仕事にするのがいいのでしょう。

そうすれば、一心不乱に好きな仕事に取り掛かることができるはずです。


人間の意志は本当に弱いです。

僕は一度遊んだ快楽が忘れられず、大学の3年間くらいをほぼ遊びに費やしてしまいました。

あの大学生の有り余る時間のほぼ全てを女を追いかけることに費やしてきたのです。


抜けられなかった。

そこに美女がいたから。


抜けられなかった。

毎晩一気飲みして泥のように眠る日々が楽しすぎたから。


こうならないように、みんなは誘惑に身を投じてはいけない。

一度ハマってしまうとなかなか抜けられないから。

目標を定めたら誘惑を遠ざけ、その目標のみに集中するべきなんです。