2017年2月3日の日経MJ新聞15面に、上島珈琲の馬場通博さんのインタビュー記事が掲載されていました。
「クラシック音楽のように数百年後も残る本物のコーヒーを作りたい」
そんな想いを抱き、上島珈琲の主力ドリンクメニューの開発を一手に引き受けているのが馬場さんです。
自信作は「ミルクコーヒー」で、一般的なコーヒー店がミルクとコーヒーを5対5の割合で入れるところを、ミルク8割に対し、コーヒーが2割にしているのだそう。
ミルクの割合を多くしてもコーヒーの風味が損なわれないように、器具やコーヒーの淹れ方を工夫。
紙製のコーヒーフィルターは使わず、布を使って旨味成分をより引き出せるようにしました。
他人を感動させる完成を磨くために、「1日3回は物事に感動することを意識づけている」という馬場さん。
そんな想いを読んでからずっと気になっていたので、早速麻布十番の上島珈琲に行ってきました。
ちなみに僕は今まで上島珈琲を「かみしまコーヒー」と読んでしまっていたのですが、正しくは「うえしまコーヒー」と読みます。
麻布十番駅4番出口から歩いて2分くらいの場所にあります。
店に入る前に、少し麻布十番を散歩してみましょう。
麻布十番というと、芸能人がたくさんいて、六本木のすぐ近くの派手な街なイメージがあったんですが、歩いてみると完全に下町でした。
古き良き時代の商店街みたいな。
「十番通り」と呼ばれる通りにはカフェがたくさんあって、日曜日は家族連れで賑わっていました。
麻布十番のスタバの看板。
後ろの方にそびえ立っているでかいマンションは「パークコート麻布十番ザ タワー」でしょうか。
すげえマンションだな。
「HUDSON MARKET BAKERS」はニューヨークっぽい濃厚なスイーツが食べられる店みたいです。
お土産屋さんの「麻布かりんと」
花が綺麗です。
目の前に六本木ヒルズと六本木ヒルズレジデンスが見えて、アレのすぐ近くにこんな下町があるのが少し不思議な気分になりました。
早咲きの桜が。
2月に咲くのは河津桜ですかね。
麻布十番の有名なドーナツの店、「DUMBO」は女の子が並びまくってました。
場違いな感じがしたので、目の前を通り過ぎるように逃亡。
公園もあって、子供が楽しそうに遊んでます。
ぐるっと麻布十番を散歩して、寒くなったので上島珈琲に入りました。
ミルクコーヒーはたくさんメニューがあったので、「定番メニューをください」と頼みました。
そこで出てきたのは「黒糖ミルクコーヒー」で、たしかに美味しいけど、ちょっと甘かったかな。
今度行くときは別のミルクコーヒーを頼んでみようと思いました。
日中の麻布十番は夜のイメージとは違って、長閑で平和な商店街という感じでした。
仮にデートで行くとしても、あんまり行くところなくて途中で飽きるんじゃねえかと思いました。
スイーツ食べて、カフェでダラダラするには良さそうですね。
わざわざお出かけしに行くにはちょっと物足りないように感じましたが、むしろ住むにはすごく良い街なんじゃないかと思いました。
家賃高いですが。
のほほんとして平和な印象です。
昼と夜で、こんなに表情が異なる街も珍しいですね。