本を語る

読んだ本について語ります。

絵で見てわかる『山月記』のストーリー

昔々、李徴というものすごく頭の良い美男子がいました。しかし彼は自意識過剰で、自尊心が高く、とにかく自分は特別な人間だと思いこんでいました。彼の才能が評価されて、ちょっといい感じの公務員に任命されたのですが、彼は凡庸な人間で終わるつもりはあ…

金持ち父さんの「キャッシュフロー・クワドラント」の考え方がめちゃくちゃ面白い

年末から読んでいる『金持ち父さん』シリーズの第二弾、『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を読みました。前回は『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んで金持ちのお金の流れを学んだのですが、今回の「キャッシュフロー・クワドラント」は自分の…

『ネクスト・ソサエティ』でドラッカーが予言していたこと

世の中には2種類の本があります。一つは、1時間くらいでサクッと読めて、読んだ後は気持ちが高ぶり、自分も成功できそうな気はするけど、後から振り返ると何も残らない本です。読むと簡単に気持ちよくなれるけど、自分を変える力にまでは至らない本は、栄養…

【書評】川上昌直『マネタイズ戦略』はあまりにも残念な本だった

バフェットコードさんの紹介で話題になっていた『マネタイズ戦略』を読んでみました。これめちゃくちゃおもしろいな!Netflixの日本攻略作戦はテレビのリモコンにNetflixボタンを埋め込むこと。そのためメーカーにリモコン製造費の10%を負担することを提案。…

5分でわかる『金持ち父さん』の考え方まとめ

『金持ち父さん貧乏父さん』で繰り返し強調されていた部分を前回の記事でまとめました。ものすごく簡単に書くと、「お金を生む資産」を貯めて、資産から得た収入で日々の暮らしのお金を払えるようになりましょう、というものです。 関連記事:『金持ち父さん…

資産230億円の超大金持ちが選んだ結婚相手の女性はどんな人だったのか

ツイッターでは毎年恒例の「奢り奢られ論争」が繰り広げられている。 デートでクーポンを使う男はクソだ デートにサイゼリヤを使う男はクソだ デートで奢れない男はゴミだ 自分から誘って奢らない男はカスだ と主張する女性に対し、 経済合理性のない女とは…

哲学はノウハウに勝る!cis本『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』の書評

投資をやらない僕でも「cis」というハンドルネームは知っている。21歳のときに300万円で投資を始め、2018年時点での資産は230億円。日経平均を一人の力で動かせる男。B.N.F氏と並んで日本最強の個人投資家と呼ばれている人だ。 そんなcis氏が初めて本を書い…

【感想】『Google AdSenseマネタイズの教科書』が神本である5つの理由

『GoogleAdSenseマネタイズの教科書』を読んだ感想。SEOやオーソリティサイトの作り方が学べる素晴らしい本で、全てのブロガーやアフィリエイターにおすすめしたい。

きたみりゅうじ『フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました』を読んだ感想

『フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました』は2005年に出た本で、長らく「独立したらまず初めに読むべき本」と評価されてきました。発売されてから10年以上フリーランスのバイブルとされずっと愛され続けたこの本は、小難しい税金の話を…

「サラリーマンが300万円で会社を買う」という選択肢が面白い

『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』という本が話題になっていた。想定読者は40代後半から50代の大企業中間管理職のサラリーマンである。著者の三戸政和さんは、40代後半から50代のサラリーマンを褒めちぎっている。 業界上位の大企業は長年…

ウェルスナビの積立は結局お得なのか?理論を元に考える

2018年。仮想通貨のバブルが弾けた後にアフィリエイターやブロガーがこぞって紹介し始めたのが「ウェルスナビ」であった。ウェルスナビは、「ロボアドバイザーが自動で運用する」という触れ込みで、機械的に運用することで「心理的な罠にはまらず継続的に資…

『狭小邸宅』で描かれる不動産営業の描写がやばすぎた

『狭小邸宅』はすごい小説だった。以下はその凄まじい描写の一部である。 * * * 「申し訳ございませんでしたじゃなくて売りますだろ。売る気あんのかよ、てめぇはよ」武田さんは俯いたままだった。「あります」斉藤課長の武田さんへのいびりは、このとこ…

ハンターハンター連載再開に向けて「暗黒大陸編」のストーリーを整理してみた

ハンターハンターの連載再開のニュースを見ました。ハンター×ハンターの連載再開が決定 ネットでは「欅坂ありがとう」2018年4月2日の『週刊少年ジャンプ』18号から休載されていて、5ヶ月ぶりの復活です。 さて、今回の話は「暗黒大陸編」長い休載の後はスト…

1990年代ジャンプ黄金期のおすすめ漫画を情熱的に紹介する

僕は以前からずっと不満を抱えていた。「漫画 おすすめ」でGoogle検索すると、 「絶対に面白い!おすすめの漫画ランキング100」 とか、 「マンガ読みが厳選!本当に面白いおすすめマンガランキング」 みたいなランキング形式のウェブページが大量に出てくる…

ふろむだ著『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』は一度読めば世の中の見方が変わる本

ツイッターで話題になっていた『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』を読みました。 この本は「思考のフレームワーク」を与えてくれる本です。この本を読めば、世の中の見方が変わります。 「運よりも実力よりも、勘違いさせる力…

房野史典さんの『超現代語訳 幕末物語』がめちゃくちゃ良い本だったから、歴史に興味がある人はみんな読んでほしい

本屋に出かけたときにたまたま見つけた『超現代語訳 幕末物語』が最高でした。 予備知識なしで手にとってパラパラと立ち読みしてみたときは、 「軽いノリだな〜。大丈夫かよ...」 と思っていました。ブログでも読んでるかのような文体で、 「歴史を勉強する…

【感想】メンタリストDaiGo『週40時間の自由をつくる 超時間術』

メンタリストDaiGoさんの『週40時間の自由をつくる 超時間術』を読んでみました。約1時間で読めます。 メンタリストDaiGoさんの本はどれも「気軽にできるライフハック集」のようになっていて、一度読むと「今日からこれ、やってみようかな」というアイデアが…

英語と一緒に歴史を学べば、教養も身につく

英語の勉強が続かない。 「英語ができるようになりたい」とずっと昔から考えていて、ちょくちょくと英語学習を始めては中断し、始めては中断し、というのがもう8年くらい続いている。 8年である。 僕の才能がないだけなのかもしれないが、おそらく英語という…

人生100年時代は「好きなことで生きていくしかない」という現実を考える

前回の記事では宇佐美典也さんの『逃げられない世代』を読んで、今の20代〜30代は「年金をもらって悠々自適の引退生活」を楽しむような人生設計は現実的ではなく、65歳を過ぎた後はある程度の「自活期間」を見込んでおかなければならない、という話をしまし…

宇佐美典也さんの『逃げられない世代』は、20代〜30代の人がこれからの人生を考える上で一度は読んでおきたい本

宇佐美典也さんの『逃げられない世代』を読んで、僕が今までいかに 「イメージでだけ政治を見ていたか」 がわかりました。 この本は無責任に財政破綻を煽るでもなく、意味不明な陰謀論を語るわけでもありません。現時点で手に入るデータと政治の事情を踏まえ…

ジャンプ50周年特別号の鳥山明 × 井上雄彦の黄金対談から得るべき教訓

伝説の漫画『ドラゴンボール』 今週の少年ジャンプは豪華だった。BLEACH作者の久保帯人先生の読み切り『BURN THE WITCH』が掲載され、ONE PIECEが巻頭カラーに据えられた。相当気合いを入れて準備してきたことがよくわかる。中でも気になったのが、『SLAM DU…

『恋愛工学の教科書』を読めば、君は必ず彼女ができる

ゴッホが本を書いた ゴッホが本を書いた。ゴッホは僕がツイッターで二番目に知り合った人物で、かれこれ知り合って3年以上になる。 一緒に渋谷の街を歩き、銀座の街を歩き、僕の家に泊まり、酒を飲み、六本木のクラブでボロボロになって、悔しい思いもした。…

田端信太郎さんの『ブランド人になれ』は読んで自分で考えて教訓を得る本

大学生のときに夢中になって読んだ伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』という小説の中に、とても印象的だったセリフがある。 伊坂小説は面白いキャラクターがたくさん登場するのだが、これはプロの泥棒とその仲間のセリフである。 「俺はさっき泥棒のプロフェッ…

40歳、60歳になったルフィの絵を見て、これからの「年の取り方」を考えた

ワンピースの最新刊(89巻)を買ってパラパラ読んでいたら、SBSという読者の質問コーナーに面白い投稿があった。 「40歳になったルフィはどのようになっていますか?」 という質問に対して、作者の尾田栄一郎さんが40歳になったルフィと60歳になったルフィを…

『転職の思考法』はキャリアに迷っている会社員に刺さる内容だった

ツイッターで「良書」と紹介されていた『転職の思考法』は、1ページ目からグサグサと刺さる本だった。あまりに刺さりすぎて3日で2回読んだ。 『転職の思考法』はストーリー形式で転職の考え方を身に付けていくロールプレイング型のビジネス書である。主人公…

部下を細かく管理しないと気が済まない!マイクロマネージャーの倒し方

マイクロマネージャーの憂鬱 僕がライフワーク的に読んでいる『CAREER SKILLS』という本では、マイクロマネージャーを以下のように定義していた。 「マイクロマネージャーは、部下に何をすべきかを指示し、それをどのようにすべきかを指示してから、仕事の状…

ドラゴン桜2で提唱された”新しい時代の勉強法”に目から鱗が落ちた

モーニングで『ドラゴン桜2』の連載が始まった。知ってる人も多いと思うが、『ドラゴン桜』は落ちこぼれ高校生が東京大学合格を目指す伝説の受験漫画で、『ドラゴン桜2』はその続編である。 『ドラゴン桜』が始まったのが2003年。今からなんと、15年も昔の…

なぜ年収が増えても幸せにならないのか

橘玲先生の『幸福の資本論』67ページに年収と幸福度の関係についてのグラフがありました。. ここでいう「効用」とは、「欲望を満たす度合い」のことです。年収が低いうちは年収の増加が幸福度を上げる度合いは大きいですが、年収が上がるにつれて、年収が上…

マルチタスクは非効率だし生産性が落ちる

『スクラム - 仕事が4倍速くなる"世界標準"のチーム戦術』という本を読んで面白かった部分を紹介したい。 『スクラム』の第五章「無駄は罪である」で、「一度に一つのことをする」という項目があった。 ここではマルチタスクがいかに無駄で、人間の脳の仕組…

心を動かすキャッチコピーの作り方

『キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、話さない77のテクニック』という本を読みました。232ページの薄めの本なのであっさり読めると思いきや、思った以上に濃い本でした。 この本は「刺さる、つかむ、心に残る」フレーズを書く能力を身に付け…