ドラゴン桜2の英語勉強法がすごい



『ドラゴン桜2』3巻で紹介されていた英語勉強法が面白かった。

前作同様、この漫画は良い意味で僕たちの期待を裏切ってくれる。


初代ドラゴン桜では「英語は楽しんで覚えろ」がテーマだった。

ビートルズの曲を聴きながら文法を覚えていったり、必須例文をいきなり暗記して英作文の練習したりで、「受験の常識」とは少しズレてはいたものの、勉強法自体は受験に寄り添ったであった。


今回の『ドラゴン桜2』で紹介されている「現代の英語勉強法」は過去に推奨された勉強法とは全く異なったものとなっている。

動画やSNSが当たり前のように生活に浸透した現代ならではの勉強法にアップデートされているのだ。


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『ドラゴン桜2』3巻 21限目より


「早瀬はツイッターをやれ!」

「天野はユーチューバーになれ!」


この一コマを見ると、僕と同じ旧世代の受験生


「お前は何を言っているんだ」


とツッコみたくなるだろう。

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お前は何を言っているんだ


受験にYoutubeなどもってのほか。

ツイッターのような時間を食いつぶし心をすり減らす悪魔のSNSは受験期に触れてはいけないと。


常識的に見るとYoutubeやツイッターは受験時には離れるべきものと考えられそうだが、ドラゴン桜2ではその意義をわかりやすく説明してくれている。

前回の記事で英語学習を誓った自分にとって、とてもタイムリーな内容だった。


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英語は使うもの


早瀬は毎日20ツイート以上、英文でつぶやくこと。

天野は毎日30秒以上、英語を話す動画をYoutubeにアップすること。


これを受験日まで続ければ、二人の英語力は10倍以上になることは間違いない、というのが桜木先生の主張である。


その背景には、私たち日本人が英語を苦手とする理由が隠れている。


日本人は英語を使わなくても生活できる。

使わないから覚えない。


それだけの理由なのだ。


人間の脳は生きていくために不可欠だと判断した情報だけを取捨選択して長期記憶に送り込んでいる。

英語は生きていくために不可欠な情報ではないため、海馬は記憶として保存しようとしない。

本を読んで単語を覚えても次から次へと忘れてしまう理由はそこにある。



「脳が必要ない」と判断したものは、記憶に残りにくいのだ。

ではどうすればいいか?

脳に「英語は生きていくために不可欠である」と認識させればいい。


そのためには、「徹底的に使う」のが一番良い。


「使うから必要」

考えてみれば当たり前のことだ。


体験したものは忘れない。

「街中で外国人に道案内できたときの感動」はずっと忘れることはないだろう。

会話もずっと覚えているはずだ。

このような体験を意図的に作っていく必要がある。

そのために毎日アウトプットする環境を用意して、「英語を使うこと」を習慣にするのだ。


アウトプットが主流

ツイッターやYoutubeを勉強に取り入れるのは一見すると邪道に見えるが、実はとても理にかなっている。

アウトプットを習慣化すると学習効果は向上する。

なぜなら自分の言葉で書いたり話したりすることで、「何がわかっていて、何がわからないのか」が明確になるからだ。

アウトプットはごまかしがきかないので、話したい内容をしっかり理解していなければならない。


僕がプログラミングの勉強を始めたとき、

「プログラマーはブログを書け」

という主張をよく見かけたが、それも同じ理屈だろう。

アウトプットすることで学習した内容を理解できるのだ。


アウトプットすることで「わかった」が「できる」に変わる。

ただ覚えるだけではいけない。
実際に自分で使ってみて、「わかる」を「できる」に変えていく必要があるのだ。


桜木先生曰く、勉強におけるインプットとアウトプットの黄金比率は3対7。
インプット3にアウトプット7である。

そのアウトプットに使えるツールが今の世の中には溢れている。

ツイッターやYoutubeを使えば誰でも自分の表現を発表できる。
発信した内容が巡り巡って誰かの役に立つこともあるだろう。


SNSをどんどん使って、どんどん発信するのがいい。

発信こそが、英語習得の近道なのだ。

使わないとできるようにならない

ドラゴン桜を読んで早速、英語用のブログを開設してみた。

下手くそでも短くても、毎日書いてみようと思う。


「英語は使わないとできるようにならない」

というのは、今まで勉強してきて薄々感じていたことである。

短期間でも留学した人は流暢に話せるようになっているのに、長々勉強しても自分はいつまで経っても話せないなぁと。


それで、英語を使おう!発信しよう!と意気込みはするのだが、どうしても引っかかってしまうのが、

「間違ってたらどうしよう」

という不安である。


間違った英文を発信したら恥ずかしいのではないか。

間違った英文を間違ったまま使うことで、誤った表現が身に付いてしまうのではないか。


そんな不安が先行して、アウトプットには手を付けられずにいた。

しかし、かつてオンライン英会話をやっていたときにも感じたことだが、実際に使ってみると「間違えることで学習が促進される」効果は間違いなくある。


「伝えたくても伝えられなかった悔しさ」とか「自分の言い回しに感じた違和感」とかが頭の中に残っていると、新たに英文に触れた時にピンときやすい。


「あ、あの時はこう言えばよかったんだ」

と。


毎日アウトプットして失敗することが、インプットを加速させるのだ。

臆せずアウトプットしていこう。

最初は誰だって下手くそだったんだから。


ドラゴン桜を読んで、なんだか開き直ることができた気がする。


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ドラゴン桜2(3) (モーニング KC)

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