渋谷のハロウィンがやばすぎる



僕は今年もハロウィンに行けない。

渋谷では楽しそうなパリピが思い思いにコスプレして乾杯しているのかな、いいないいな、人間っていいなと思いながら


「渋谷 ハロウィン」


とツイッターで検索してみた。


すると、とんでもない動画がトップに表示されていた。


ななななんと!

パリピが車をぶっ倒して、車上で踊っているのである。

ゆうきゆう先生はこの世界を「北斗の拳の世界」と述べていたが、僕はこの動画を見てストリートファイター2のようだと思った。

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車をひっくり返す瞬間の動画もアップされている。


なぜ、車をひっくり返すのか。


そこには意味などないのかもしれない。

瓦を割る空手家のように、ドラミングするゴリラのように、渋谷のパリピは車をひっくり返す。


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ドラミングするゴリラ


すごい動画はまだまだある。

なななんと!

ヤンキーが警察と闘っていた。

このヤンキーはなぜか警察を倒そうとしているのである。


同じシーンを別の角度から撮っていた方の動画の方がわかりやすいかもしれない。



このヤンキーはすごい。

意味不明な勢いで警察を圧倒している。


僕自身、中学時代はヤンキーに憧れていたので、ヤンキーの心は理解できる。


彼らは自分の力を誇示したいのだ。


警察という国家権力に屈することなく立ち向かう強い男であると。

自分の力を証明し、仲間内でのポジションを上げていくのがヤンキー界のゲームのルールだ。

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クラブと化すセンター街

センター街ではクラブミュージックが流れ、お祭り騒ぎとなっていたようだ。

徳島の阿波踊り歌では、出だしにこう歌う。

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」

踊っている人は楽しいのだ。

彼らは今を全力で楽しんでいる。

若者は若者の常識の中で、カオスなハロウィンを全力疾走しているのだ。

ただ、一部の若者の常識が世間の理解とかけ離れていることが問題視される可能性がある。



ハロウィンは世間に受け入れられるか、規制されるか



カオスはカオスでも、今年はちょっと行き過ぎている感がある。

...なんて考えるのは、僕が年を取ってしまったからだろうか。


今を楽しむ若者を見て、「けしからん」と否定するジジイにはなりたくなかった。

日々そう思っている僕でさえ、動画で上がっているハロウィンの様子は

「やりすぎだろ...」

と思わずにはいられなかったのだ。


僕と同じように、ハロウィンの世紀末的な光景を見た多くの人は「これはやばい。やばすぎる」と感じるだろう。


99%の若者にとっては、ハロウィンはただ楽しく仮装して、街を練り歩くイベントであるはず。

1%のやばい人が国家権力に逆らったり、車を破壊したりするから、世間のイメージが「ハロウィンはマジでやばい」となってしまう。


それは純粋に楽しんでいる人にとっても迷惑だし、これが社会問題になると規制が厳しくなる可能性だってある。

サムいことは言いたくないが、「限度」を見極めて遊ばないと、結局は自分たちの首を締めることになってしまうのだ。

パリピだって楽しいイベントが制限されることなど望んではいないだろう。


絶対に勉強を辞められない受験生

別の意味でやばい人もいた。

僕はこの人が好きである。

絶対に受験勉強を辞めない受験生。

彼は渋谷に勉強道具を持ち込み、ひたすら勉強していた。

誰に迷惑をかけるでもなく、ただひたすらに勉強する彼のようなシュールなコスプレイヤーもいるのだ。


渋谷のハロウィンはやばい。

でもやばいことをしている人ばかりでもない。

勉強を辞めない受験生に渋谷ハロウィンの良心を見た気がした。


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