福岡で日中仕事をしたり、勉強できる場所を探していたときに見つけたのが「コワーキングスペース」です。
時間を潰す場所といえば、カフェや漫画喫茶が思いつくかもしれませんが、
カフェで勉強すると周りがうるさく、机が狭く、冬は店内もちょっと寒いので、長時間の滞在には向いていません。
お店の人もいい顔しないですしね。
漫画喫茶は怪しげな声が聞こえてきたり、机が狭かったり、漫画に囲まれすぎて集中が削がれたりで、これまた仕事には向いていません。
では一日机に向かいたいときはどんなサービスを利用すればいいかというと、やはりコワーキングスペースが適しています。
福岡はIT系企業が盛り上がっているからか、コワーキングスペースが非常に充実しています。
今回僕が訪れたのは、福岡の老舗コワーキングスペースの「ヨカラボ」です。
はじめに基本的な情報を紹介します。
・営業時間
平日:9:00-23:00
土日祝日:10:00-22:00
・利用料金
僕のようにドロップイン(一日だけ利用)の場合は、
1時間500円、2時間1,000円。
一日利用する場合は1,500円です。
他にも様々な会員プランが用意されています。
・場所
天神駅から少し歩きます。徒歩7〜10分くらい。
赤坂の方が近いかもしれません。
ちなみにヨカラボ以外のコワーキングスペースの情報は以下です。
それでは体験談をお届けします。
行き方
「昭和通り」という福岡を東西に横切る道をまっすぐ西の方に歩きます。
「西」と言ってもよくわからないと思います。
中洲から天神方向。
天神から赤坂、大濠公園の方です。
昭和通りを歩きます。
キャッツなどのクラブがある誘惑多き「親不孝通り」も無視しましょう。
すると左手側に「トウセン天神ビル」というビルが見えます。
このトウセン天神ビルの9階がヨカラボです。
使ってみた感想
ヨカラボは「コワーキングスペース」「シェアオフィススペース」「自習スペース」の3つの区画に分かれています。
ドロップインで利用する場合は、コワーキングスペースか自習スペースを利用することになるでしょう。
コワーキングスペースはこんな感じです。
コワーキングスペースのエリアにはWordPressやSEOの本が置いてあります。
WordPressの本はどこのコワーキングスペースにも置いてますね。
当然ドリンクは飲み放題です。
3Dプリンタや本の自炊マシンなどの器具が充実しているのもヨカラボの特徴です。
机の配置も「個人が作業をする」というよりは、「一緒に仕事をする」「共に何かを創る」ことを意識しているように感じました。
次は自習スペースです。
自習スペースの手前にはなんと!
伝説の忍者漫画である「NARUTO」があります。
僕は勉強する気満々で行ったのですが、ナルトの魅力に抗うことなどできるはずもなく、3時間くらいナルトを読みふけっていました。
自習スペースの机はこんな感じで、少し狭く感じるかもしれません。
「ダイアゴナル」や「ノマドクロス」に比べて良い点は、
- 3Dプリンタなどの器具が充実している
- シェアオフィス利用の場合、専用の広い机が用意されている
- 書籍が充実している
- 土日も営業している
などでしょうか。
逆に、良くない部分もあります。
残念ながら椅子がしょぼく、高さの調節ができません。
シェアオフィスユーザーの椅子は立派ですが、コワーキングスペースや自習スペースの椅子はほぼこれでした。
なので身長の高い男性は机と高さが合わず、集中しづらいかと思います。
設備にものすごくお金をかけてるヨカラボだけに、実にもったいないなと感じました。
あとは、他のメンバーとの距離がやや近めであるため、自分ひとりの世界で集中したい人には「ダイアゴナル」や「ノマドクロス」が良いでしょう。
ヨカラボはフリーランスやノマドワーカーの方が、他の方からの刺激をモチベーションに変えながら仕事に変えていくタイプの人におすすめです。
個人プレイヤーはシェアオフィススペースを借りるのが良いでしょう。