「日焼け止めの使い方で数十年後の肌が変わる」
これは美容界の大物、かずのすけ先生の言葉です。
肌の老化の最大の原因は紫外線です。
私たちの老化の原因の80%は光によるもので、20%が自然老化だと言われています。
肌の弾力を保つために重要な働きをしているのが「コラーゲン」と「エラスチン」ですが、
紫外線が当たるとコラーゲンが小さく切断され、エラスチンが減ってしまいます。
その結果、皮膚は弾力を失ってたるみ、シワが発生してしまいます。
みなさん一度パンツを脱いでお尻を見てみてください。
お肌、プルンプルンじゃないですか?
パンツを履いてください。
お尻には紫外線がほとんど当たっていないため、光による老化の影響がほぼありません。
これが私たちの肌の本来の美しさでしょう。
全く日に当たらないドラキュラみたいな生活は無理ですが、できれば肌の若さは保ちたい。
やはりですね、人の「見た目年齢」は「肌」に依存しています。
肌が若く見えると年齢も若く見えます。
肌が若いとは、すなわち弾力です。
私たちは本能的に、肌の弾力で年齢を判断しています。
あとは、白髪と服装。
白髪と服は後でなんとでもなりますが、肌は普段から紫外線予防しておかなければどうしようもありません。
男の場合はメイクする人もほとんどいないと思うので、すっぴん力を保つ必要があります。
光を倒しましょう。
日傘を差し、できれば帽子をかぶり、日陰を歩き、日焼け止めを塗るのです。
肌の老化を食い止めるには、光を倒して、栄養を摂り、よく寝るしかない。
なぜそこまでして老化に対抗するかというと、そりゃあモテたいからに決まっているんですが、
たとえモテを目的としなくても、紫外線を防いで悪いことはないでしょう。
今日は、「男でもできる光の倒し方入門」として、日焼け止め情報を紹介します。
僕はツイッターの美容情報を集めるのが好きなのですが、しらこちゃんのツイートを見て以来、デコルテの日焼け止めをずっと使っています。
今年も大量に日焼け止めを消費しましたが、身体を張った比較です
— しらこちゃん (@_shi_ra_ko_) 2017年7月15日
顔には焼けない・乾燥しない・荒れないのコスデコ以外もう使えない
サンメディックは肌に優しいアネッサ
アネッサとアリィーは焼けないけど肌負担が強い
キュレルは肌に優しいけど焼ける
スプレーは補助用
(飽くまで個人の感想) pic.twitter.com/8OfpDtNcBi
「デコルテ サンシェルター マルチプロテクション」
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これがとても良いです。
何が良かったか、軽く箇条書してみます。
- 他の日焼け止めに比べて肌に優しい
- 塗ったときに「肌を攻められている感じ」がしない
- 洗顔料で簡単に落ちる(そもそも僕はメイク落としを持っていない)
- 小さくて持ち運びしやすい
- 保湿成分であるローズマリー葉水、ローズマリー葉エキス、グリセリンが含まれている
- 抗酸化、抗炎症効果のある成分を配合している
成分の話はちゃんと踏み込んで調べないと本当に優れているかは判断できないですが、個人的な使用感は申し分ないと思っています。
以下のサイトに全成分の情報があります。
もちろんデコルテとはいえ、全てにおいて完璧ではありません。
完璧な日焼け止めなんて存在しないんです。
完璧な文章が存在しないようにね。
良くなかった部分もあります。
- 値段が60gで4,500円と、それなりに高い
- 値段が高いと、こまめに塗り直すのを躊躇する
- 長時間つけたまま放置して化粧水もつけずにいると、肌が少しつっぱる気がする
- 普通に出勤するだけならSPF50も必要ないという情報もある
せっかくなので、「SPF」と「PA」について意味を知っておきましょう。
SPFは"Sun Protection Factor"の略です。
UV-B(紫外線B波)の防止効果を表します。
UV-Bは日焼けやシミの原因となります。
紫外線によって日焼けが始まるまでの時間は普通の人で25分程度です。
SPFの値は、
「日焼けが始まるまでの時間をどれだけ遅らせられるか」
の目安です。
SPF値 | 日焼けが始まるまでの時間 |
---|---|
SPF50 | 25分×50倍=1250分 |
SPF30 | 25分×30倍=750分 |
SPF20 | 25分×20倍=500分 |
「PA」とは"Protection Grade of UV-A"の略です。
UV-A(紫外線A波)は肌の奥まで到達し、シワやたるみの原因となります。
このヤバイやつをどれだけ防止できるかの目安がPAです。
「+」の数の目安は以下の通りです。
PA++++ | 極めて高い効果がある |
PA+++ | 非常に効果がある |
PA++ | かなり効果がある |
PA+ | 効果がある |
「デコルテ サンシェルター」は
・SPF50
・PA++++
となっていて、日焼け止めの強さとしては最強レベルです。
ONE PIECEでいうと「カイドウ」レベルの最強の日焼け止めといえるでしょう。
実はこのレベルは
「炎天下のレジャー・リゾート地でのマリンスポーツを行う場合」
が目安とされる強さです。
炎天下で一日過ごす場合に必要なSPF値というわけですね。
なので、ちょっと通勤するときに塗っていくには、もしかしたら「強すぎ」かもしれません。
調べていくうちに肌に優しそうな日焼け止めが気になったので、
「キュレル UVミルク SPF30 PA++ 30ml」
も買ってみました。
普段の出勤に使ってみようと思います。
【追記】
「キュレル」を使ってみました。
初めてミルクタイプの日焼け止めを使ったのですが、なんだか少し「肌が痒い」感じがします。
上の方の写真に写っているデコルテやDHCでは痒くなることはなかったので、もしかしたら肌に合わない人も出てくるかもしれません。
肌に合わない場合は速やかに使用を中止してください。
この記事を書き上げた後で発見した「子供向けの日焼け止め」は肌に優しくてとっても快適でした。
通勤中の日焼けを予防したい男性に「子供用日焼け止め」をおすすめしたい

- 出版社/メーカー: グラフィコ
- 発売日: 2017/03/10
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【追記ここまで】
僕も色々試しますが、日焼け止めはさっさと買いましょう。
僕の感覚ですが、男で日焼け止めを使っている人はとても少ないです。
これは逆にチャンスです。
みんながやらないことをやっておけば、人よりちょっとだけ、若く見られる期間を伸ばせるかもしれません。
一緒にアンチエイジングしていきましょう。