ツイッターでいい人がモテない件が話題となりました。
「いい人」のモテなさは異常。
— ヒデヨシ (@cook_hideyoshi) 2018年11月14日
いい人は周りに気を遣い、目の前の人を大切にし、丁寧に接し、礼儀正しく、面倒な作業を進んで引き受け、みんなに「いい人だよね」と評価され、感謝はされるが、女にはモテない。
このツイートは様々な方に言及され、たくさんの「いい人がモテない理由」が集まりました。
その中でも特に参考になったものを集め、まとめてみました。
「いい人」以外に魅力がないからモテない
みんなすまん。
— ヒデヨシ (@cook_hideyoshi) 2018年11月14日
俺は勘違いしていた。
俺たちは「いい人だからモテない」のではなく、いい人以外に魅力がないからモテなかったんだ pic.twitter.com/heu651oDy5
最も多かった意見は「いい人は、それ以外に魅力がないからモテない」でした。
イケメンは「カッコよい人」と言われます。
賢い人は「頭の良い人」と言われます。
面白い人は「一緒にいて楽しい人」と言われます。
他に魅力がある人は「良い人」とは言われません。
僕はこれまでたくさんの女の子から恋愛の相談を受けたり、彼氏の話を聞いたりしてきましたが、
「彼氏は良い人なんだけどね」
と言う人の浮気してる率は半端なく高いです。
いい人、マジで報われねぇ。
いい人であることが悪いわけではないんです。
でも、いい人ってだけでは人を惹き付ける魅力にならない。
「ただのいい人」は別にその人じゃなくても他にいっぱいいるからです。
逆に言えば、他に際立った魅力がないからこそ、「いい人」にならざるを得ないとも言えるでしょう。
「ただのいい人」は敗者の戦略であり、言い換えれば「都合のいい人」ともいえます。
格下っぽい振る舞いは異性としては敬遠されがちで、それゆえにモテないのです。
打席に立たず、バットを振らない
他にも「いい人」がモテない理由として多く挙げられたのが
「いい人は決めるべきときに決められない」
という点でした。
いい人は徹頭徹尾、いい人であり続けるがゆえに、肝心なところで”男”になれないのです。
よくよく周りを観察してみると、どんなにモテる人でも
百発百中で狙った女を仕留めるゴルゴ13
みたいな男は存在しません。
もし仮に百発百中で仕留めたとしたら、単に試行回数が少ないか、格下狙いなだけでしょう。
多くのやり手の男も10人誘ったら半分くらいは失敗しているものです。
そう、いい人は打席に立たなすぎなのです。
打席に立たなければホームランは打てません。
股間のバットを一人で握っているだけではイケないのです。
いい人は「重い」
「チャラい人はモテる」とか、「クズこそ女に愛される」とか言うとツイッターで炎上しますが、チャラ男がモテるのはある程度は真理です。
僕の個人的な経験を振り返って、チャラく接したときと真面目に丁寧に接したときを比べてみると、チャラく接したときの方が女の人の反応が良いことが多いです。
もちろん時と場合にはよりますが、その本質は、「チャラくなれ、クズになれ」というところではなく、「軽やかさ」にあると思うのです。
逆に言うと、いい人はなんか重い。
言葉の重さは相手の心理的な負荷にもつながります。
言葉が軽くなりがちなチャラ男ですが、大事な場面で真剣になれればいいのです。
アポの前は蝶のように軽やかに舞い、デートの最中では蜂のように鋭く刺しましょう。
リスクを取れ
「いい人」はいい人であるがゆえに、リスクが取れません。
たびたび失敗しているチャラい男に比べ、いい人は一つ一つの行動が重く、失敗のダメージも大きくなります。
それゆえに、肝心なところで一歩踏み出せないのが「いい人」の特徴です。
「いい人」は美徳です。
素晴らしい特質です。
ですが、時には「いい人」から一歩踏み出し、失敗を恐れずにリスクを取りましょう。
「いい人」が振られると、それまで積み重ねてきた「いい人」としての評価が崩れ落ちてしまったり、
これからの付き合いで「いい人」ではいられなくなるかもしれません。
それでもいいんです。
本心をぶつけて、「いい人の仮面」を捨てましょう。
そこが「いい人」から「素敵で魅力的な人」に脱皮する瞬間です。
僕も明日から「いい人」やめます。