長々と続けてきた「東京いい部屋モテる部屋研究」シリーズも第5弾となりました。
今回紹介するのは港区芝浦のタワーマンション達です。
「三井は建物だけではなく、街を作る」
という話を聞いたことがありますが、芝浦4丁目のタワーマンション群は三井不動産が中心となって民間企業8社の合同事業として再開発されました。
芝浦アイランド
と呼ばれるこの一帯を囲むように茶色の遊歩道があり、周辺住人の散歩コースとして愛されています。
芝浦アイランドのタワーマンションは4つあります。
- グローブタワー
- エアタワー
- ブルームタワー
- ケープタワー
の4つです。
そして、東京である程度夜遊びしている女の子はほぼ100%必ず、
芝浦アイランドのホームパーティ
というのに呼ばれます。
特にケープタワーとブルームタワーで開かれるホムパが多いと聞きます。
芝浦のホムパとロッポンギトーキョーのホムパは、東京パリピ女子の登竜門と言ってもよいでしょう。
ゲストルームを借りて、毎夜毎夜パーティーを楽しんでいます。
僕が聞いた話だと、パーティー内では開始1分後にとりあえずLINEの交換を行い、パリピ男の間では「イケそうな女子」の情報が共有されるのだとか。そして「イケる女子」を通じて、パリピ男達の間に「穴を通じたネットワーク」が築かれるそうです。
そんなホムパの噂を聞き、
「僕もスケベなことができそう!」
という淡い期待に魅せられた非モテが、昆虫のようにホームパーティーに吸い寄せられ、一回12,000円という高い会費を払ってパーティーに参加します。
その高い会費の余った分を主催者側で分配して利益を出すのが、いわゆる「東京のパーティービジネス」です。
絨毯爆撃的にたくさんの女子を集め、そんな女子に釣られた男から搾取するのがパーティービジネスなのですが、中にはマンションを複数借りて、複数のパーティーを回して稼ぐ人もいるようです。
東京のパーティーは至る所で開かれていますが、パーティーに来る女子はだいたい同じ。
同じような女子が回遊魚のように色んなパーティーに出入りしては入れ替わり、大人になると同時に退場していきます。
東京のきらびやかな夜景に魅せられた田舎出身の無垢な女子大生が、
「XX会社のXXさんが開くホームパーティーあるんだけど、来る?」
と言って友達を誘い、「他の大学生とは違う自分」になったつもりで、だんだんと東京パーティー色に染まっていきます。
女の子にまず覚えておいてほしいのは、男は本当に大事にしている子を、見知らぬ人がたくさん出入りするホムパに呼んだりしません。
十中八九、客寄せ要員です。
まともな出会いがほしいなら、同じ大学のサークルの男子が開く、ささやかだけど温かい、6畳一間の鍋パーティーにでも行きましょう。
パーティーに行く時間で勉強して、頑張っていいところに就職しましょう。
いつかホムパを開くような人と机を並べて対等に仕事ができるように。
僕も頑張ります。
次に、男目線でのホムパについては、僕自身そんなに東京っぽいホムパに行ったことがないので、「出会いの場」として有効かどうかは判断つきません。
道で声をかけるとか、ペアーズとか、クラブよりも綺麗な子が出入りしているイメージはありますが、12,000円を払う価値があるか...と言われると、どうなんでしょう。
とにかく、東京では毎晩たくさんのパーティーが開かれていて、芝浦アイランドにはそういうパーティーピーポーも一定数生息しているということです。
では、気を取り直してマンションの紹介にいきましょう。
芝浦アイランドには賃貸マンションの「エアタワー」「ブルームタワー」と、
分譲マンションの「グローブタワー」「ケープタワー」の4つのタワーマンションがあります。
賃貸マンションは人に貸すことを目的として作られたマンションで、分譲マンションは購入前提で作られたマンションです(たぶん)
で、それぞれのマンションに僕が抱いたイメージは以下のとおり。
・グローブタワー→家族中心・ママ友サークルありそう
・エアタワー→無難
・ブルームタワー→パリピ多し
・ケープタワー→駅から遠い
この中で僕が便乗して見学したのはエアタワーです。
エントランスには大きなソファーがあって、「shibaura」というwi-fiが飛んでいます。
エアタワーは芝浦マンション群の中でも東京タワー寄りに建っているので、東京タワーが好きな人が好む傾向があるようです。
ブルームタワーとケープタワーはお台場側の方が家賃が高いです。
マンションはピーコックという大きめのスーパーに直結しており、雨の日でも濡れずに買い物に行くことができます。
エントランスには謎のすだれのようなものが。
宇宙のパワーを集めているかのようです。
共用施設は以下のようなものがあります。
- 会議室
- カフェ
- シアタールーム
- コピー機とか
- ラウンジっぽいところ
ちなみにブルームタワーのほうが共用施設は充実していて、3階と31階に共用で使える部屋がありますが、その分パーティーピーポーが出入りすることが多い仕様になっています。
ケープとグローブの共用施設はよくわかりませんが、ケープタワーはパーティー多いって話をよく聞きます。
グローブタワーにはバーベキュースペースがあって、プールがある中庭のような場所でバーベキューを楽しめます。
あと、グローブタワーは若干、田町駅に近いです。
あと、この記事ではパーティーパーティー書いてきましたが、中心層はもちろん家族です。
ルーティーン「芝浦アイランド」
それでは、このシリーズではもうお馴染みですが、この一帯のマンションでのモテを考えてみましょう。
いつものように空想でデートプランを考えているのですが、アインシュタインだって言ってました。
「想像力は世界を包む」って。
だから、住んでなくてもいいんです。
さて、芝浦アイランドです。
最寄り駅が三田・田町というデートに誘いづらすぎる駅なのが残念なところです。
とにかくたくさん女の子を連れ込みたい人には向きません。
個人的には三田のごちゃごちゃした飲み屋好きなんですけど、
「おーい磯野!三田に飲みに行こうぜ!」
と、いいオッサンがデートに誘うのはちょっと気が引ける。
デートっぽくするなら銀座・新橋や汐留が電車で5分、タクシーで10分くらい行ける距離にあります。
勝負デートするなら銀座・新橋・汐留付近か、あるいは赤坂・赤羽橋・麻布十番が良いのではないでしょうか。
もし良い雰囲気になったとしても、電車のあの爛々とした白い光はえろい気分を完全に萎えさせるので、そこはケチらずタクシーに乗りましょう。
最後に、大切なことを伝えます。
タワーマンションに住んだとしても、タワーマンションに住んでいることを自慢してはいけません。
なぜダメかというと、マンションとか車をアピールして口説こうとすると、女の子が
「あ、この人、お金で釣ろうとするカッコ悪いおじさんだ」
と思って萎えてしまうからです。
カッコ悪いおじさん認定されてしまうと、女の子の搾取スイッチが押されてしまい、口説くこともできずに終わってしまいます。
どこに住んでるかもわからないけど、一緒にタクシーに乗ったらなぜかいいマンションに辿り着いていた、というくらいがちょうどいいでしょう。まぁ、僕の場合はタクシーに乗せることすらできないので関係ないですが。
ちなみに僕は今、繁華街に比較的近い場所の小さなマンションの狭い部屋に住んでいて、その実体験からの感想ですが、女の子と色々企んでいる人は、駅から遠いタワーマンションに住むよりも、なるべく女の子と飲みに行く場所から近いところに住んだ方が何かと都合がよいとは思います(満面のゲス顔で)