勝どきのタワーマンション「ブリリアイストタワー」の自習室が素晴らしい



6年前、「勝どき」という駅名を聞いた時、僕はなんて地味な駅なんだろうと思った。
実際に勝どきに遊びに行ったときも、何もない田舎のように見えた。

あれから時が経ち、あれよあれよとマンションが建ちまくり、今では勝どきは湾岸エリアの高層マンションの象徴のような街なっている。

勝どき駅に通っているのは大江戸線だけという駅のショボさを除けば、勝どきはクオリティ・オブ・ライフ最強の素晴らしいマンションとなるだろう。

良心的な価格のスーパーが並び、大きなTSUTAYAがあり、変人が少なく、静かで住みやすい。

そして見逃されがちなのだが、ここは中央区勝どき。

中央区銀座から歩いて10分程度なのである。
5分歩けば築地に出ることができる。

つまり、デートスポットから徒歩で帰宅できる距離ということだ。

スケベな独身男が住むにも割と都合がよい街なのである。


さて、ひっそりと始めた「東京いい部屋モテる部屋」企画の第二弾では勝どきのタワーマンション「アパートメンツタワー勝どき」を紹介したい。

まず、このマンションは1階にセブン-イレブンとTSUTAYAが入っていて、これだけでも引きこもるには最高の環境である。

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中に入るとタワーマンションによくあるソファが置いてあるが、何の利用用途があるのかはよくわからない。


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このマンションの素晴らしいところは、広くて綺麗な割に、港区のタワーマンションより断然家賃が安いということである。

50平米で20万弱で、港区の殺人級の家賃よりだいぶ良心的な価格帯となっている。


部屋の窓からは銀座が見える。
右下は勝鬨橋だ。

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高層階に行けばスカイツリーも見える。
その手前にある月島のタワーマンション群や聖路加ガーデンも夜には美しく輝くだろう。

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六本木でこのレベルの部屋に住もうとすると、おそらくは30万円近くの家賃を取られるが、勝どきに六本木ほどのネームバリューが無いことと、可愛い女の子がいないこと(笑)で、ずいぶん家賃が安くなっているように思う(それでも近年は家賃が高くなってきているらしい)

そして何より本当に本当に素晴らしいと思ったのは、このマンションのスカイラウンジなる施設である。

僕が観測できた限りでは自習室があるタワーマンションは割と珍しいのだが、このマンションの設備は本当に良い。

広くて綺麗で、カフェ代わりに使えそうだ。

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マンションから出ることなく、仕切られた環境で引きこもって本を読むことができるのがとても良い。

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景色も抜けているので、気分転換に外を見てもいい。

窓から見える景色はなんとなく、六本木のアカデミーヒルズに似ているように感じる。

oreno-yuigon.hatenablog.com

共用施設には割と広めのフェットネスルームもあって、マンション内で運動不足の解消もできそうだ。

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ブリリアイストタワー勝どき - TokyoRent.jpより(写真を撮り忘れた)

こんな環境で引きこもることができたなら、どんなに幸せなのだろうと思った。
ここなら一人でずっと時間を潰すことができる。

僕は一緒にマンションを内覧した友人に、ここに決めることを強く勧めた。
しかし、彼はこう言ったのだ。


「すごくいいけど、このマンションはなんか家族っぽい」


女の子にモテたくて仕方がない独身男から見ると、「勝どき」というのはどうしても「家族が住む街」に映ってしまう。

しかし、「なんか家族っぽい」という点に目をつぶれば、勝どきのタワーマンションは価格帯も港区に比べて手頃で住みやすく、治安も良い。

銀座も東京駅も徒歩圏内で、デートにも困らないナイスなロケーションと言えるだろう。

ルーティーン「銀座の合コン帰り」

さて、どうせなら勝どきに住んだと仮定して、ルーティーンを考えてみよう。
ルーティーンとは、女子を口説くときの定番のパターンのようなものだ。

「勝どきルーティーン」と親和性が高いのは「銀座の合コン」である。

盛り上がってきたところで

「ちょっと飲み直さない?」

と言えば、タクシーワンメーターでマンションに直行することができる。

盛り上がった週末など、夜を明かして飲み直したい人達にはもってこいのルーティーンだ。

コリドーで遊んで運良くいい感じになった場合でも、その気になれば歩いて帰ることもできる。
至れり尽くせりだ。ちなみに東京駅からもタクシーですぐ帰ることができる。

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ルーティーン「築地の寿司」

勝どきは地味に築地に近い。
近いというか橋を挟んで隣にあるので、築地で寿司を食ってそのままマンションに帰ることができる。

女の子を部屋に連れ込む時の最強パターンは、


「ちょっと散歩したら、いつの間にかマンションに着いていた」


というものだが、築地と勝どきはそれくらいの距離でちょうどいい。

しかし困ったことに、築地から銀座方面に歩くのは自然だが、築地から勝どき橋を渡る散歩ルートはなんというか、明らかに不自然である。

その意味で「なんとなく歩いてたら家、着いちゃったんだよね、テヘペロ」と誤魔化し、

マンションの下で、「どうせなら部屋でワインでも」なんてのたまうのはちょっと厳しいだろう。

そこは堂々と「おい磯野!TSUTAYAでDVD借りて見ようぜ!」で誘ったほうがいいように思える。

実際に行ってみるとわかるが、勝どきはあまりにも家族の街のようで、休日の日中は子供たちの声があらゆる所から聞こえる。

平和で幸せな香りがする街だ。

彼女の結婚欲を高めるには良いかもしれないが、遊びたい盛りの独身にはちょっと街が爽やかすぎるかもしれない。


...以上のレポートが、東京のマンション研究~勝どき編~でした。

その他の自習室があるマンションの記事は以下です。

oreno-yuigon.hatenablog.com


【追記】
2019年時点では築地市場が豊洲に移転してしまったので、

「月島でもんじゃ焼き」

ルーティーンが代わりに使えそうな気がする。

個人的にはもんじゃ大好きなので、普通に下心なしでも食べに行きたいものである。