2015年にアブラサスの「薄い財布」を買って5年が経ちました。
当時はクラブに出かけるときに長財布をポケットに入れていくのがすごく邪魔だったので、小さくて薄い財布を探していたのです。
今ではキャッシュレスが常識となり、paypayや楽天pay、suicaでの支払いが当たり前になりました。
もはや長くて大きな財布を持ち歩く時代ではなくなったのだと感じています。
初めてアブラサスに出会ってから5年経ち、キャッシュレスの時代に変わっても、アブラサスのデザインは色褪せていません。
キャッシュレスが世の中に浸透していくからこそ、「財布は持たないか、持ったとしても薄い財布」が次世代のスタンダードになっていくのだろうと思っています。
アブラサスとは
アブラサスはラテン語の「削ぎ落とす」と日本語の「油さす」を兼ねています。
「無駄を削ぎ落とした、日常生活の潤滑油となるようなものを作りたい、という想いが込められています。
「薄さと使いやすさを両立したい」
「薄い財布の使い方を通じて、快適なライフスタイルを提供したい」
と、デザイナーの南和繁さんは言っています。
アブラサスはドラえもんの四次元ポケットとは違います。
薄い財布に何でも入るわけではありません。
「本当に必要なものは必要とし、犠牲にするところは犠牲にする」
のがアブラサスの開発理念です。
既存の財布は忘れて、ゼロベースで考えて、
「お札と小銭とカードを入れる【新しい入れ物】を作るんだったらどういった物を作るだろうか」
というのをゼロから考えてできたのがabrAsus(アブラサス)です。
アブラサスの薄さ、厚さ、大きさ
アブラサスの厚さはiPhone6sと同じくらいです。
大きさは横9.5cm、縦9.8cmです。
ポケットにすっぽり入ります。
小銭を入れてみました。
11枚入れても普通に閉まります。
設計上は15枚入るようになっています。
500円玉1枚 + 100円玉4枚 + 50円玉1枚 + 10円玉4枚 + 5円玉1枚 + 1円玉4枚の合計15枚で、
「999円入れば困らないだろう」
ということです。
開いたときの長さは21cmで、重さは50gです。
アブラサスをポケットに入れたときの膨らみ
「薄い財布」は気になるけど、ポケットに入れたときにどんな形になるの?
服のシルエットは崩れないの?
と気になる方もいるかと思います。
写真を撮ってみました。
こんな感じで、ポケットに入っているか入っていないかわからないレベルです。
デートのときも、クラブに遊びに行くときも、飲みに行くときも邪魔になりません。
手ぶらでお出かけしたい人に向いていると思います。
キャッシュレス決済との使い分け
冒頭でも書きましたが、今ではキャッシュレスが当たり前になってきています。
コンビニやスーパーで買物するのに財布を出す必要はありません。
最近ではスタバで現金払いするくらいで、他では現金を使った記憶はありません。
時々、クレジットカードを使うくらいです。
スマホのSuicaやiDを入れておけば、普段の生活に困ることはあまりなさそうですが、誰かと飲みに行くときに、現金でお金を払ったり、会計を割ることもあるでしょう。
そういうときは薄い財布が便利です。
お札を入れておいて、必要な分をサッと出して渡すことができるからです。
僕は薄い財布を持って5年間、数え切れないほどたくさんの飲み会に参加してきましたが、薄い財布で困ったことは一度もありません。
現金、クレジットカード、現金を下ろすための銀行のカードを薄い財布に入れておけば、どこに行っても困ることはないでしょう。
確定申告のためにレシートの保存が必要なときなどは、お札と一緒にレシートを入れています。
アブラサスを5年使った感想
薄い財布を使って5年になります。
結論からいうと、アブラサスの薄い財布を買ってよかったと心から思います。
キャッシュレス社会の追い風が吹いたのもありますが、デザインがシンプルで飽きが来ないのと、自分の志向がミニマリストに近づいていったのもアブラサスを買ってよかったと思う一因です。
「できるだけ荷物を持たずに、シンプルに、身軽に暮らしたい」
そんな自分の生き方にもピッタリ合っています。
デザインがカッコいい
好みは人それぞれありますが、僕はアブラサスのシンプルなデザインが好きです。
余計な模様がなく、無地の良い革を使っています。
たくさんのカードを詰め込むことはできませんが、「必要な物だけを持ち歩く」という哲学にも共感しています。
服の邪魔にならない
最近は「バッグを持ち歩かずに外出したい」と考えるようになりました。
移動中の読書や音楽もiPhone一つあればそれで済むので、わざわざバッグを持つ必要はないのです。
せっかくバッグを持たずに外出しても、でかい長財布を持っていてはあまり意味がありません。
財布自体が重いし、服のシルエットが崩れてしまうからです。
薄い財布は服を邪魔しません。
移動にも邪魔になりません。
手ぶらで快適に歩きたい人には薄い財布は良いパートナーになると思います。
クラブに行くときもロッカーを使わずに済むため、重宝しています。
必要なカードを選ばなければいけない
薄い財布の良いところを散々書いてきましたが、弱点もあります。
持ち歩くカードを選ばなければいけないことです。
免許証、保険証、クレジットカード、Suica、学生証、社員証...
大量のカードを詰め込むことはできません。
必要なものに絞って、場合によっては入れ替える必要があります。
とはいえ、免許証や保険証を提示しなければいけないイベントが発生する確率はかなり低いため、基本はクレジットカードだけ入れておけば何の問題もありません。
薄い財布はどこで買える?
薄い財布は直営店(表参道、大阪、名古屋)、公式サイト、Amazon、楽天で買えます。
classicモデルで確認してみましたが、公式サイト、Amazon、楽天でそれぞれ値段に差はありません。
好みのサイトで購入して問題ないでしょう。僕はAmazonで買いました。
サイト | 値段 |
---|---|
公式サイト | 16,500円 |
Amazon | 16,500円 |
楽天 | 16,500円 |
さらにキャッシュレスを極めたい人は、「財布」ではなく「マネークリップ」にするのもいいかもしれません。
僕も3年後に買い換えるならアブラサスのマネークリップで「小銭なし生活」にチャレンジする気がします。
薄いマネークリップ abrAsus(アブラサス)ブッテーロ レザー エディション ブルー
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