あまん先生のツイートが話題になっていた。
DM「同じ24時間設定の人生とは思えない。時間捻出のコツは?」
— あまん (@buddhobhagavan) 2018年6月11日
・電車通勤しない
・通勤時間15分超の場所には住まない
・悪天候時は在宅
以上通勤に関して。電車でも快適に作業出来る状態ならむしろ良いと思う。毎日満員電車でエネルギー浪費&ストレス蓄めてから仕事に臨むのは愚の骨頂、人生の損失
「通勤時間を減らすことが時間捻出のコツ」
という論には疑問の余地がない。
かくいう僕は18歳のときに一人暮らしを始めてから、だいたい2年に一回のペースで引っ越しを繰り返してきた。
金は貯まらないが、引っ越しを愛する気持ちなら誰にも負けない。
社会人になってからもコンスタントに引っ越しまくっており、るろうに剣心よろしく色んな場所を転々としている。
泳ぎ続けなければ死んでしまうマグロのような気分だ。
さて、そんな僕の引っ越し経験を踏まえ、
「一人暮らしをするならどこに住むべきか」
について真面目に考えてみたい。
振り返れば僕は、会社から徒歩5分の場所に住んだこともあるし、会社と全然別の繁華街に住んだこともある。
会社のそばに住んだのは全ての力を仕事に注ぎ込むためだったし、
会社と全く関係のない繁華街に住んだのは、全力で女遊びを成功させるためだった。
さて、家賃の話を持ち出すとキリがないので、家賃の話は脇によけて、
「どこに住むべきか問題」
を考えていきたい。
いくつかの質問に答えることで正解を導き出すことができるはずだ。
- 質問1.仕事と遊びにリソースを振り分けるとしたら、仕事に振り分ける分量は90%以上と言えますか?
- 質問2.遊びも充実させたい。そんなあなたが勤めている会社は繁華街にありますか?
- 質問3. 繁華街に職場は無いけど遊びたい人ですか?
- 自分の時間を大切にしたいならやっぱり通勤電車は悪
- 物件の内見する手間を省け、仲介手数料を節約できるアプリ「Canary」
- 住みたい場所を具体的にイメージしよう
質問1.仕事と遊びにリソースを振り分けるとしたら、仕事に振り分ける分量は90%以上と言えますか?
これが「Yes」の場合は、答えは超シンプル。
「できる限り会社の近くに住む」
これが答えだ。
僕は昔、会社から徒歩5分の場所に住んでいたことがある。
このときの僕は本当に「時間リッチ」だった。
会社の近く住めば優雅に時間を使えるのは間違いない。
昼休みに歩いて家に帰って昼ご飯を食べて、少し寝ることだってできる。
20時に職場を出ても20時10分には家で勉強を開始できる。
夜遅くまで調べ物をしても大丈夫。
朝はギリギリまで寝て、会社に歩いて行けるからだ。
仕事の能力を高めることに人生を賭ける!
という場合、「会社のすぐ近くに住むこと」によるアドバンテージはめちゃくちゃ大きい。
色んなところに引っ越しまくったからこそわかるんだけど、「電車通勤」が人間に与える悪影響は甚だ大きい。
電車の制約は行動力を著しく制限するし、狭くてうるさい電車の中で何かに集中して取り組むは難しい。
仕事に生きるなら会社のそばに住む。
これが第一の原則である。
質問2.遊びも充実させたい。そんなあなたが勤めている会社は繁華街にありますか?
自分がよく遊ぶ繁華街に会社があるのなら、これも話が早い。
答えは、
「会社と同じ最寄駅」
で、かつ
「デートに使う店や女の子と歩いているところを会社の人に見られないような場所に住むべし」
である。
社会人になって仕事が終わって、待ち合わせ場所に電車で直行するのは、実はけっこう大変である。
デートの時間に合わせて業務を調整しなければならない。
何より大変なのは、デートしたくなるような女の子はゆるふわホワイト企業に勤めている場合がとても多く、待ち合わせ時間がけっこう早い点だ。
時間を合わせるのは地味に大変なのだ。
できれば会社終わりにそのままデート場所に直行し、デートが終わったら電車に乗らずに帰れる場所に住むのがいい。
いいかい。
君たちはわからないかもしれないが、渋谷で女の子と待ち合わせて、飲みに行って、クソみたいな扱いを受けて、トボトボと電車に乗って帰るのは本当に辛いんだぞ...。
歩いて帰れる場所に住みなさい。
寝たら嫌なことは忘れられるから。
渋谷で待ち合わせた女の子にコートを買わされそうになり、すんでのところで身をかわし、トボトボと電車で帰ったこともある。
実に辛い経験だった。
質問3. 繁華街に職場は無いけど遊びたい人ですか?
君の気持ちはよくわかる。
僕も同じだった。
繁華街と全く別の場所にある職場に、東京の繁華街から通った。
全ては女遊びを成功させるためだ。
特に大きいのはクラブだった。
東京の有名なクラブは六本木や渋谷、銀座のような超大きな繁華街にのみ存在する。
これらの繁華街からタクシーで帰れる距離に住んでいないと、クラブ遊びは辛い。
どういうことか。
僕は東京に住んでいないときに六本木のクラブに遊びに行ったことが何度もある。
遊びに行った直後は元気だからいいが、朝は地獄だった。
自分も眠いし、何より朝の六本木の空気が異常だったのだ。
げっそりとした男、化粧が完全に剥げた女、謎のうめき声...
六本木の朝の大江戸線は妖怪が跋扈するお化け屋敷だった。
健常者は決して近づいてはいけない。
妖怪に囲まれながら、眠い目をこすり、連絡先を交換した女にLINEを送り、スルーされ、帰る。
これは本当に辛い。
クラブに遊びに行ったところで、ホテルに泊まれるとは限らないのだ。
臭い漫画喫茶で夜を明かすこともある。
徹夜明けで始発の大江戸線に乗り込むこともある。
タクシーで帰れる位置に家がないと、とにかく選択肢がなくなってしまうのが辛いのだ。
漫画喫茶も始発の大江戸線も地獄である。
したがって、クラブ遊びしたい人は東京の繁華街付近に住むのがいい。
ちなみに女遊びに全力を尽くしたい人は、デートの場所から徒歩圏内に家があった方が圧倒的に成功率が高くなることも覚えておこう。
「ホ、ほほ...ホテル行こう!」よりも、「俺んとこ来ないか?」の方がよっぽど言いやすいし、相手も受け入れてくれる確率は高くなると思う。
One Night Carnivalは自宅から始まるのだ。
家の広さや綺麗さはデートの成功率に全く関係ない。
場所の方がよっぽど大事だ。
愛に生きるなら、繁華街に住むべし。
部屋は安くても狭くても問題ない。
自分の時間を大切にしたいならやっぱり通勤電車は悪
さて、ここまで色々と語ってきたが、やっぱり引っ越し魔神として強調したいことがある。
それは、
「通勤電車なんてできれば乗らない方がいい」
ということだ。
生活圏を徒歩、あるいは自転車で移動できる範囲に留めておくと、人生がすごく快適になる。
僕は繁華街から会社に通うとき、
「ドア・トゥ・ドアなら○○分。それなら我慢できる」
と計算していた。
それはたしかに時間としては間違いないんだけど、やっぱり通勤することによる心理的・肉体的な負担は時間では測れない影響があるのだ。
通勤電車をやめるだけで、社会人は圧倒的に時間が増える。
その時間の増え方たるや、小手先のライフハックなど全く無意味にするレベルの圧倒的な効果である。
もう一つ。
もし会社が繁華街になく、かつ会社の徒歩圏内に住んだ場合は、遊びに行く機会が極端に減ると思う。
これも自分の時間を大きく増やすきっかけになる。
飲み会1回で長くて5時間。
疲れで翌日も5時間失うと考えると、
「飲み会に行かないこと」
で節約できる時間はものすごく大きい。
あと、お金の節約もできる。
そういうわけで、何か仕事に夢を持っている人の場合は、
「会社の徒歩圏内で、繁華街からはなるべく遠い場所」
に住むのがいいと思う。
電車の煩わしさは、人を遊び場から遠ざける効果もあるのだ。
時間の経過は誰にでも平等に起きる物である。ならば人の一生とは、若さを何か別の物に変換していく過程である、とも言えるだろう。若さは失われるがそれと引き換えに経験や能力、人脈や実績、カネ、財産などが獲得される。
— サウザー (@Fist_of_Phoenix) 2018年6月10日
失われる若さより沢山の物を得る状態、これを『時間を味方にする』と言う。
一日一日を大切に生きなければならぬ。時間は弾だ。せっかく消費するならば、何か良い物を得る為に遣いたい。
— サウザー (@Fist_of_Phoenix) 2018年6月10日
そして時間の遣い途には、何通りもの選択肢がある。一日のうち毎瞬ごとが判断の連続だ。良い時間の遣い方を心掛けないと、あっという間に時間は消えてしまう。人は積み重ねで作られるなあ。
物件の内見する手間を省け、仲介手数料を節約できるアプリ「Canary」
僕は2012年より前はアパマンショップの店舗に行って賃貸物件を紹介してもらっていました。
その後はSUUMOやHome'sを調べて、良い物件が見つかったらメールして内見の調整をしていました。
最近ではこういう面倒な作業は全てアプリで済ませられます。
ここでは「Canary」という賃貸物件検索アプリを紹介します。
「Canary」は
(1)仲介手数料は最低金額を保証する
(2)内見予約がアプリ上でできる
(3)LINEでやりとりし、要件の調整ができる
という特徴があります。
特に仲介手数料が最低となるものを探してくれる点はありがたいでしょう。
対応地域は東京都23区に限るのですが、東京で賃貸を探す場合は「Canary」で探すのがお得です。
アプリは無料で使えるので、お昼休憩中や通勤の時間で物件を調べ、アプリ上で予約したり、LINEで内見の日程を押さえておくのがいいでしょう。
物件を借りるときは必ず物件を見に行きましょう。
遠方に住んでいてどうしても内見できない場合を除き、実際に自分で足を運び、直接目で見たほうが後悔が少ないはずです。
そして何度も何度も引っ越しした僕の経験では、
「第一印象でこりゃダメだ」
と思った物件に住んでしまうと、ずっと不満を抱えたまま毎日を過ごすことになります。
大学のときは家賃を節約するためにひどい物件に住んでしまい、悲しい日々を過ごしました。
実際に物件を見て、そのときの自分の印象を大切にしましょう。
できれば駅から実際に歩いてみて、距離感の目星をつけた方がいいです。
物件を内見するときは、なんだかワクワクして
「駅から多少遠くても早歩きしたら大丈夫やろ」
みたいに、「借りる理由」ばかりを探してしまいます。
しかし住んでから見えてくるのは「嫌な理由」です。
できれば物件を決める前に「マイナス部分」を見ておきましょう。
そのためにはやはり、直接見に行くことです。
飲み会の店の予約もウェブ上でできるとずいぶんと心理的な負担が減ります。
同じように、「引っ越ししたいけど店舗に行くのが面倒」とか、「電話したりメールは嫌だな」という人は、「Canary」を使って心理的な負担を減らすのがいいと思います。
AppStoreのレビューでは、囮物件を削除する良心的な部分も評価されています。
■Suumoを上回る
たまたま次の日休みで内見希望日いりでリクエスト送ったら、深夜なのにエージェントから返信がきてすぐにアポがついた。
次の日物件確認してもらったらほぼ全て部屋が存在して、すぐ内見にいけた。
エージェントいわく囮物件をAIで削除してるらしい。Suumoは囮が4割くらいあるらしいです。
住みたい場所を具体的にイメージしよう
人間の前進させるのは、夢や目標の具体的なイメージです。
大学受験のときに、実際に大学を見てきた方がいいとよく言われますが、これはただ大学の雰囲気を感じるためではありません。
実際に大学に入って、そこでキャンパスライフを送る自分の姿をリアルに想像するためです。
憧れの場所で、憧れの生活を送る自分をリアルに想像するからこそ、頑張れるんです。
僕の密かな趣味に、
「住みたい場所にある物件をひたすら眺めて想像をふくらませる」
というものがあります。
あるときはタワーマンションの写真を飽きずに眺め、またあるときは銀座や恵比寿の物件を眺め、あるときは大阪に住む妄想をして
「ここに家を借りたら女の子と遊びたい放題だな」
なんて妄想していました。それがガソリンになりました。
すきまの時間で物件を眺めることで、自分のやる気を掻き立てるのは無料できる最高のライフハックです。
宣言になってしまうが、「ietty(イエティ)」というアプリを広告会社の人に紹介してもらいました
アプリをダウンロードして住みたい場所や希望の家賃を入力すると、条件に合った賃貸情報を表示してくれます。
チャットでやり取りできる部分を推していますが、個人的には上で紹介してくれた「Canary」と同じで、「内見する」がボタンひとつでできるのが心理的な負荷が少なくていいな、と思いました。
空き時間にモチベーションを高めるためにTinderをやるようにアプリを眺めて、気になる物件が見つかったら博物館にでも行くつもりで内見すればいいでしょう。僕は不動産の内見が大好きです。
まだ見たことのない物件を見るとわくわくします。
そこに住んで、どんな冒険をしようかと想像が掻き立てられるからです。
実際に引っ越しを目指して穴場物件を待つのもいい。
モチベーションを上げるためでもいい。
賃貸アプリをスキマ時間に眺めるのは、最もコスパの良い趣味の一つだと思います。
あと、もう賃貸物件を眺め続けて、
「できるだけ安くて良い物件を目ざとく見つける」
ことも大変重要です。というのも、家賃という固定費が高いとずっと家計を圧迫し続けるからです。
良い物件はなかなか空かないので、こまめに物件をチェックして、これだというのを見つけたらすぐに内見するのがいいです。