俺の遺言を聴いてほしい

これは俺の遺言だ。

社会人は会社のそばに住むべきか、我慢して通勤するべきか



あまん先生のツイートが話題になっていた。


「通勤時間を減らすことが時間捻出のコツ」

という論には疑問の余地がない。


かくいう僕は18歳のときに一人暮らしを始めてから、だいたい2年に一回のペースで引っ越しを繰り返してきた。


金は貯まらないが、引っ越しを愛する気持ちなら誰にも負けない。


社会人になってからもコンスタントに引っ越しまくっており、るろうに剣心よろしく色んな場所を転々としている。

泳ぎ続けなければ死んでしまうマグロのような気分だ。


さて、そんな僕の引っ越し経験を踏まえ、


「一人暮らしをするならどこに住むべきか」


について真面目に考えてみたい。


振り返れば僕は、会社から徒歩5分の場所に住んだこともあるし、会社と全然別の繁華街に住んだこともある。



会社のそばに住んだのは全ての力を仕事に注ぎ込むためだったし、

会社と全く関係のない繁華街に住んだのは、全力で女遊びを成功させるためだった。



さて、家賃の話を持ち出すとキリがないので、家賃の話は脇によけて、


「どこに住むべきか問題」


を考えていきたい。


いくつかの質問に答えることで正解を導き出すことができるはずだ。


質問1.仕事と遊びにリソースを振り分けるとしたら、仕事に振り分ける分量は90%以上と言えますか?


これが「Yes」の場合は、答えは超シンプル。


「できる限り会社の近くに住む」


これが答えだ。

僕は昔、会社から徒歩5分の場所に住んでいたことがある。


このときの僕は本当に「時間リッチ」だった。


会社の近く住めば優雅に時間を使えるのは間違いない。

昼休みに歩いて家に帰って昼ご飯を食べて、少し寝ることだってできる。



20時に職場を出ても20時10分には家で勉強を開始できる。


夜遅くまで調べ物をしても大丈夫。

朝はギリギリまで寝て、会社に歩いて行けるからだ。



仕事の能力を高めることに人生を賭ける!


という場合、「会社のすぐ近くに住むこと」によるアドバンテージはめちゃくちゃ大きい。


色んなところに引っ越しまくったからこそわかるんだけど、「電車通勤」が人間に与える悪影響は甚だ大きい。

電車の制約は行動力を著しく制限するし、狭くてうるさい電車の中で何かに集中して取り組むは難しい。


仕事に生きるなら会社のそばに住む。

これが第一の原則である。

質問2.遊びも充実させたい。そんなあなたが勤めている会社は繁華街にありますか?


自分がよく遊ぶ繁華街に会社があるのなら、これも話が早い。


答えは、


「会社と同じ最寄駅」


で、かつ


「デートに使う店や女の子と歩いているところを会社の人に見られないような場所に住むべし」


である。


社会人になって仕事が終わって、待ち合わせ場所に電車で直行するのは、実はけっこう大変である。


デートの時間に合わせて業務を調整しなければならない。

何より大変なのは、デートしたくなるような女の子はゆるふわホワイト企業に勤めている場合がとても多く、待ち合わせ時間がけっこう早い点だ。


時間を合わせるのは地味に大変なのだ。


できれば会社終わりにそのままデート場所に直行し、デートが終わったら電車に乗らずに帰れる場所に住むのがいい。


いいかい。


君たちはわからないかもしれないが、渋谷で女の子と待ち合わせて、飲みに行って、クソみたいな扱いを受けて、トボトボと電車に乗って帰るのは本当に辛いんだぞ...。


歩いて帰れる場所に住みなさい。


寝たら嫌なことは忘れられるから。


渋谷で待ち合わせた女の子にコートを買わされそうになり、すんでのところで身をかわし、トボトボと電車で帰ったこともある。

実に辛い経験だった。


質問3. 繁華街に職場は無いけど遊びたい人ですか?


君の気持ちはよくわかる。

僕も同じだった。


繁華街と全く別の場所にある職場に、東京の繁華街から通った。


全ては女遊びを成功させるためだ。


特に大きいのはクラブだった。


東京の有名なクラブは六本木や渋谷、銀座のような超大きな繁華街にのみ存在する。


これらの繁華街からタクシーで帰れる距離に住んでいないと、クラブ遊びは辛い。


どういうことか。


僕は東京に住んでいないときに六本木のクラブに遊びに行ったことが何度もある。


遊びに行った直後は元気だからいいが、朝は地獄だった。


自分も眠いし、何より朝の六本木の空気が異常だったのだ。

げっそりとした男、化粧が完全に剥げた女、謎のうめき声...


六本木の朝の大江戸線は妖怪が跋扈するお化け屋敷だった。


健常者は決して近づいてはいけない。


妖怪に囲まれながら、眠い目をこすり、連絡先を交換した女にLINEを送り、スルーされ、帰る。


これは本当に辛い。


クラブに遊びに行ったところで、ホテルに泊まれるとは限らないのだ。


臭い漫画喫茶で夜を明かすこともある。

徹夜明けで始発の大江戸線に乗り込むこともある。


タクシーで帰れる位置に家がないと、とにかく選択肢がなくなってしまうのが辛いのだ。

漫画喫茶も始発の大江戸線も地獄である。


したがって、クラブ遊びしたい人は東京の繁華街付近に住むのがいい。


ちなみに女遊びに全力を尽くしたい人は、デートの場所から徒歩圏内に家があった方が圧倒的に成功率が高くなることも覚えておこう。



「ホ、ほほ...ホテル行こう!」よりも、「俺んとこ来ないか?」の方がよっぽど言いやすいし、相手も受け入れてくれる確率は高くなると思う。


One Night Carnivalは自宅から始まるのだ。


家の広さや綺麗さはデートの成功率に全く関係ない。

場所の方がよっぽど大事だ。


愛に生きるなら、繁華街に住むべし。

部屋は安くても狭くても問題ない。

自分の時間を大切にしたいならやっぱり通勤電車は悪


さて、ここまで色々と語ってきたが、やっぱり引っ越し魔神として強調したいことがある。


それは、


「通勤電車なんてできれば乗らない方がいい」


ということだ。


生活圏を徒歩、あるいは自転車で移動できる範囲に留めておくと、人生がすごく快適になる。


僕は繁華街から会社に通うとき、


「ドア・トゥ・ドアなら○○分。それなら我慢できる」


と計算していた。


それはたしかに時間としては間違いないんだけど、やっぱり通勤することによる心理的・肉体的な負担は時間では測れない影響があるのだ。


通勤電車をやめるだけで、社会人は圧倒的に時間が増える。

その時間の増え方たるや、小手先のライフハックなど全く無意味にするレベルの圧倒的な効果である。


もう一つ。

もし会社が繁華街になく、かつ会社の徒歩圏内に住んだ場合は、遊びに行く機会が極端に減ると思う。


これも自分の時間を大きく増やすきっかけになる。


飲み会1回で長くて5時間。

疲れで翌日も5時間失うと考えると、


「飲み会に行かないこと」


で節約できる時間はものすごく大きい。

あと、お金の節約もできる。



そういうわけで、何か仕事に夢を持っている人の場合は、


「会社の徒歩圏内で、繁華街からはなるべく遠い場所」


に住むのがいいと思う。


電車の煩わしさは、人を遊び場から遠ざける効果もあるのだ。