前田裕二さんの『メモの魔力』が売れているそうです。
左のページに「ファクト(事実)」を書き出し、そのファクトを「抽象化」し、何かに「転用」できないかを右のページに書き出す、というノートの取り方はツイッターで大きな話題となりました。
「メモの魔力 抽象」でツイッター検索すると、メモ魔を実践した読者の方々のメモの実例がたくさん出てきます。
つまらなかった授業も、メモの魔力式の板書をしてみたらとても楽しいものになった。目的意識を持つって大事。色も使えてないし、抽象化も全然だめだけどやってみること大切。質より量。#メモの魔力#前田裕二 pic.twitter.com/j6aoiTrnm3
— AKISATO (@AKISATO18577577) 2019年1月15日
さて、この『メモの魔力』では前田裕二さんがずっと愛用しているノートも紹介されています。
「モレスキン」のハードカバーノートです。
モレスキン ノート クラシック ハード 方眼 ラージ QP061 黒
- 出版社/メーカー: MOLESKINE モレスキン
- メディア: オフィス用品
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前田裕二さんに石原さとみを落とすほどの魔力を与えたモレスキンです。
みんな、買いたくなりますよね。
モレスキンに「ファクト」、「抽象」、「転用」書きまくって、さとみを口説きたいですよね。
ファクト→石原さとみは可愛い
抽象→美女は生きているだけで価値がある
転用→橋本環奈でもいいのでは?
みたいな。
でも、モレスキン、めっちゃ高いんですよ。
ノート1冊が3000円。
3000円といえば、大学時代の僕の一ヶ月分の食費ですよ。
パチンコでボロボロに負けて、親から送ってもらった米と納豆で一ヶ月生き延びました。
あれは本当に辛かった。
大学時代の僕ほど悲しい生活を送っていなかったとしても、3000円はちょっと高いなあという人もいるかと思います。
でもどうせなら良いノート、使いたいですよね。
コクヨの150円のノートだとなんとなく、雑に扱っちゃいますもんね。
なので、比較してみました。
1冊1500円はアマゾンノートと1冊3000円のモレスキンの代わりになり得るのか!?
もっと言うならば、アマゾンノートに「魔力」は宿るのか!?
買いましたよォ。
左が「Amazonベーシック ノート」です。
右がロフトで買ったモレスキンで、個人的な好みでソフトなカバーです。
よく見るとアマゾンの方はカバーに「amazonbasics」と書いてあります。
でもそんなに目立たないです。
モレスキンも「MOLESKINE」と書いてますね。
正面から見たらこんな感じです。
どっちもあまり変わりません。
ただ、なんでしょう...「モレスキン」から漂う魔力的な魅力...。
なんか、使い続けたらさとみを落とせそうな気がしてきます。
背表紙にはポケットがあります。
厚さを比較すると、アマゾンのほうが少し厚く、そしてほんの少しだけ重いです。
ページ数はアマゾンノートもモレスキンも240ページです。
こうやって見ていくとよくわかりますが、
アマゾン、完全にモレスキンパクってない!?
両方とも色々と書いてみましたが、書き心地もほぼ変わらずです。
恥ずかしいから白紙のページで写真撮りました。
機能や実用性だけで見ると、アマゾンノートは十分モレスキンの代わりになると思います。
というか、マジでほぼ同じです。
ですがなんでしょう。
モレスキンから漂う魔力、というか「さとみ」的なものはアマゾンノートからは感じられませんでした。
そこはやはり、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、パブロ・ピカソ、アーネスト・ヘミングウェイなどのクリエイター達から2世紀にもわたって愛されたモレスキンの歴史の勝利でしょう。
つまり、使っていて「なんかカッコいい感じ」を求めるなら断然モレスキンです。
実用性を求めるならアマゾンの方が得です。
Amazonベーシック ノート クラシックノートブック Lサイズ 方眼
- 出版社/メーカー: AmazonBasics
- メディア: オフィス用品
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僕の机には色々なノートが転がっています。
ほぼ日手帳にモレスキン、アマゾンノートに、僕が最も愛するニトムズ ノートもあります。
ニトムズは日付も入れられるので、日記代わりに使うのにおすすめです。
ほぼ日手帳はちょっと高いなと感じる人はぜひ、日々の記録に使ってみてください。
2000円です。
ニトムズ STALOGY 365DaysNotebook A5
- 出版社/メーカー: ニトムズ
- 発売日: 2013/08/26
- メディア: オフィス用品
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その他にもコクヨのリングノートなども使っているのですが、やはり高価なノートの方が大事にできます。
コクヨの150円のノートはなぜか雑に使ってしまい、後で見返すことはあまりしません。
ニトムズやモレスキンのノートは高価な分、大切に使いたい気分になるので、何度も読み返すのに向いてます。
「人生を前向きにする」
「自分を向上させる」
みたいな、割と崇高な目標にノートを利用したい場合は、少し値段が張っても自分の手によく馴染み、愛を持って使えるノートを買うのがいいです。
だって、ノートなんてたとえ3000円で買ったとしても、全ページ使い切るまで2、3ヶ月はかかりますから。
男同士の2時間の飲み会でも余裕で3000円以上はかかります。
それに比べてノートは3000円で一冊買えば、自分の横に一生置いておくことができます。
僕の場合は色々とあるノートを、
- ニトムズ→読書のメモ
- モレスキン→プライベートの持ち運び用(カフェとかで使う)
- アマゾンノート→仕事のメモ用
- ほぼ日手帳→行動や感情の記録
のように使ってます。
ちょっと買いすぎた感はありますが、後悔はしてません。
ぜひ読者の方も、自分にしっくりくるノートを探してみてください。
高級ノートの第一歩をとりあえず踏み出してみたい方は、アマゾンノートか、ニトムズの薄い方のノートから始めてもいいと思います。
「捨てないノート」を買っておくと、日々何かを書き連ねていくのが楽しくなります。
何年か経ったときに、見返すことができるノートを作っていきたいですね。
Amazonベーシック ノート クラシックノートブック Lサイズ 方眼
- 出版社/メーカー: AmazonBasics
- メディア: オフィス用品
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