俺の遺言を聴いてほしい

これは俺の遺言だ。

アマゾンのフェイクレビューに踊らされ過ぎて辛い


ワイヤレスのイヤホンがほしいと思ってアマゾンで検索してみたら、似たような商品が大量に出てきて何がなんだかわからなくなってしまった。

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機能に大きな差があるようには見えない、というか、どれも似たような説明が書いてあり、どれも日本語がおかしく、正直何を買えばいいのかわからなかったからとりあえず評価が高そうな

「Bluetooth イヤホン NATUCE ブルートゥース ヘッドセット 片耳 超小型 超軽量 V4.1 完全ワイヤレス HDマイク bluetooth ヘッドセット ノイズキャンセリング 8時間連続通話 (ブラック)」

という商品を購入した。商品名が109文字もあって、正直細かいところまで見ないで買ったら片耳分しか届かなかった。

最初は何事!?と思っていたけど、よく見たらほら、ここに「片耳」って書いてある。


「Bluetooth イヤホン NATUCE ブルートゥース ヘッドセット 片耳 超小型 超軽量 V4.1 完全ワイヤレス HDマイク bluetooth ヘッドセット ノイズキャンセリング 8時間連続通話 (ブラック)」


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他の商品だと「両耳」というキーワードが入っているから、ノイズキャンセリングという言葉に踊らされた僕はアホだった。

それにしても、である。

僕をその気にさせ、商品を衝動買いした理由はレビューの評価の高さにある。

平均評価は4.5。
レビュワーは動画まで載せて丁寧に解説してくれている。

熱心なファンがついていて、これは信用できる商品だと。

そう思ってしまった。

でも、よく見ると

レビューの日本語がおかしいのだ。

クリスマスプレゼントに買いました!
思っていたよりも小型で
持ち運ぶのにも便利だねと話しておりました(^^)
頭良く、操作も簡単なのですごくいいと喜んでくれました!

「頭良く、操作も簡単なので」


頭良く?

Bluetoothヘッドフォンの音質は良くて、とても便利です。歌を聴く時、歌の切り替えがとても便利で、電話をかけるのも。本体はとても手軽で、耳に持っていて気持ちいいし、色もありがとうございます。ヘッドフォンとダブルヘッドフォンは実用的なものです。車を運転しているうちに、電話が届かなくなった。一度もなくて、使い切ったら充電できます。電気も心配しなくても、明かりが付いています。

全体的におかしすぎて、もう修正できない。

無口な仕事なんです、退屈な時間を過ごす為に、購入しました。こっそり音楽を聴きながら、他人から話かけて来てもちゃんと聞こえます!安い値段ですが、音質が思ったより良いです!接続も安定です、最高です!

無口な仕事ってなんやねん。
退屈な時間を過ごすためってなんなんだよ。



* * *


日本語が変な人たちの他のレビューを見てみると、全部の商品に「5」をつけていて、明らかにレビューの評価をコントロールするための業者ですよね。
そのどれもが日本語がおかしい。明らかに日本語を全く知らない人が機械的に翻訳したような書き方になっている。

2000年の初めの方は、Web2.0っていう言葉が流行って、インターネットでつながった善意のレビュワーの集合が誤った情報を排除していって、正しい情報のみが残る...みたいな風潮が信じられていたんですよ。
wikipediaを成功例に出して、これは革命だって。

無料で情報発信する人たちが正しいものを作り上げていく。
そんな奇跡を可能にしたのがインターネットだって。オープンソースもそうですよね。


でも2010年以降は全く逆のことが起こります。

お金を出して意味のない記事を大量に作成し、Googleを騙して上位表示させるサイトが大量に生まれたり、
お金を出して雇った人間に満点評価のレビューを書かせ、Amazonの評価を不当に釣り上げる商品が大量発生したり、
善意の発信者の有益な情報が、悪意によって踏み散らかされ、埋もれてしまっているのが現状です。

Googleは日々SEOを改善していっていますが、Amazonは基本、消費者のレビューを尊重するはずなので、日本語の怪しいレビューを排除するのは難しいでしょう。

自分で怪しい情報を見抜かないといけません。

いまのネットでは、Googleが上位表示したサイトが優良なサイトであるとは限らず、見る側にリテラシーが求められます。
Amazonも同じです。

消費者も馬鹿ではないので、明らかに怪しい奴がたくさんいる現状が続くと、

「これは信用ならんな」

と気付くでしょう。

「よくわからない人のレビューは信用してはいけない」

が常識になると思います。ついでに「平均評価も当てにならん」と。

そうなると、Amazonのレビューの平均値や食べログポイントのような「匿名の発信者の平均」よりも、「信頼できる発信者かどうか」が評価される時代になると思います。

何を書くかよりも、誰が書くかが大事だと。

ブログ運営も同じで、読者の信用を積み重ねて、

「この人が言ってるならまぁ、本当なんだろうな」

と思ってもらえるような、そんな情報発信を続けていく必要がありますね。