1990年代ジャンプ黄金期のおすすめ漫画を情熱的に紹介する



僕は以前からずっと不満を抱えていた。

「漫画 おすすめ」でGoogle検索すると、


「絶対に面白い!おすすめの漫画ランキング100」


とか、


「マンガ読みが厳選!本当に面白いおすすめマンガランキング」


みたいなランキング形式のウェブページが大量に出てくることに。


もちろん、おすすめの漫画を紹介することには何の問題もない。

むしろわざわざ良い漫画を紹介してくれている人にはお礼を言いたい。

ありがとう!


だが!


ネットで検索上位に出てくる「おすすめ漫画」の感想がペラペラに薄いのだ。


お前......それ本当に読んだのか?


本当にその漫画を愛しているのか?


お前の作品への愛って、たった100文字で語れるものなのか?


そうじゃねェだろ。

俺たちが愛した漫画の魅力は。

手抜きしがちなオススメ記事にこそ、全霊を以て挑むこと!


感謝するぜ


ジャンプと出会えた


これまでの全てに



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僕の人生は漫画と共にあった。


小学3年生のときに、じいちゃんに初めて少年ジャンプを買ってもらって以来、毎週欠かすことなくジャンプを読んできた。

一週たりとも欠かすことなく、必ずだ。


じいちゃんが買っておいてくれたジャンプを読むのを楽しみにして、学校から帰った。

夏休み明けの月曜日も全然憂鬱じゃなかった。

月曜日はジャンプがあったから。


そういう意味で、僕はジャンプに生かされてきたといってもいい。


雨の日も、風の日も、台風の日も、寒い雪の日も、受験の前の日も、最終面接の直前も、ジャンプを読まなかった週は一度もない。

ジャンプには語り尽くせないほどの想いがあるのだ。


1990年代。

ジャンプに最も勢いがあった時代だ。

最高売り上げ部数は653万部は今でも伝説として語り継がれている。


そんなジャンプの凄まじい勢いを後から振り返り、


「黄金期」


と読んだ。

北斗の拳の連載が始まった1983年あたりからドラゴンボールが終了する1995年までの期間である。


ドラゴンボール、幽遊白書、スラムダンクが同じ雑誌に載っている時代だった。


現代で言うならば、ONE PIECE、NARUTO、HUNTER × HUNTER、進撃の巨人、そしてキングダムが一つの雑誌で読めてしまうような、そんなエキサイティングな時代だったのだ。


冨樫仕事しろ。


ピクシブ百科事典 | ジャンプ黄金期


漫画の話に入る前に2,000文字近くも書いてしまった。


これは僕の留まることの知らないラブレターである。

ここからはいわゆる「おすすめ漫画」を紹介していきたい。


どの漫画も素晴らしくて順位はつけられないが、思いつくままに紹介していきたい。

どちらかというと自分語りが多いのは気にしないでほしい。

「ろくでなしBLUES」の真似をしてたらヤンキーに絡まれた

最初に紹介するのは『ろくでなしBLUES』である。

スラムダンクかドラゴンボールが来るだろうなと思っていた読者には申し訳ない。

だってさ、いきなりスラムダンク出すと”わかってない人”みたいになるやん。

俺、マジで毎週欠かさず読んでたのに、最初にスラムダンク持ってくると”ミーハーな人”みたいになってしまうやん。



だからまずは『ろくでなしBLUES』から紹介したい。


この時代はヤンキー漫画がたくさんあった。

有名なのはマガジンで連載されていた『湘南純愛組』である。

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ZⅡと呼ばれるバイクにまたがり、「暴走天使」の特攻服を纏って走る鬼塚に憧れ、僕は自転車のハンドルを鬼の角のような形に改造した。


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いわゆる鬼ハンと呼ばれるやつである。


ブンブンブブブンッ


と口でバイクのような音を出し、鬼ハンドルの自転車で街の西友に繰り出した。

制服のボタンを安全ピンで削り、金色にした。

ダボダボのズボンを履いて、ガニ股で歩いてみた。


世は大ヤンキー時代であった。


そんなヤンキー全盛期にひときわ輝いていたのが『ろくでなしBLUES』である。

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作者はROOKIESの森田まさのり先生。

当時から圧倒的な画力だった。


この物語の主人公は前田太尊といって、めちゃくちゃ喧嘩が強かった。

一方、僕の人生の主人公であるヒデヨシの身長は153cm。

めちゃくちゃに弱かった。

めちゃくちゃ弱いにも関わらず、前田太尊に憧れていたのだ。


この絵を見てほしい。

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着目すべきは眉間である。

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前田太尊は常に眉間に皺を寄せている。

前田太尊に憧れていた僕は、彼の真似をして眉間に皺を寄せて歩いた。

すれ違う奴全員にガンを飛ばして歩いていた。


すると、


「おい」


???


「おいてめぇ」


??!?!


「何ガンつけてんの?」


と、他校のヤンキーに絡まれてしまった。

さらに残念なことに、僕のスクールバッグには


喧嘩上等


と書かれていた。

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こういうやつに白いペンで「喧嘩上等」と書いていたのだ。


男たるもの、常に死を覚悟して道を歩かねばならない。

敵に背を向けるは武士の恥。


ヤンキーに絡まれた僕は、迷うことなくこう言った。


「すんませんでしたァ!!!」


闘うことなく敗れたのである。

この辺のヤバいやつに絡まれたときにすぐ逃げる癖は、大人になってからも全く変わっていない。


関連記事:「『韓信の股くぐり』って知ってるか?」


ダイの大冒険のアバンストラッシュ

あの時代の少年で「アバンストラッシュ」を撃ったことがない者はいなかっただろう。

アバンストラッシュとは大ヒット漫画『ダイの大冒険』の必殺技である。

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あるときはホウキを剣にして、

あるときはバッドを剣にして、

誰もがアバンストラッシュを放っていた。


ドラゴンクエストが社会現象になるほど売れた時代である。

『ダイの大冒険』はドラゴンクエストの世界観をそのまま漫画に落とし込んだ名作だ。

ドラクエの呪文もそのまま出てくるし、ダイの大冒険のオリジナル呪文「メドローア」は公式のドラクエにも取り込まれた。


ダイの大冒険はドラクエのようにレベルが上がっていく。

漫画の世界の強敵を倒すにつれて、どんどん強力な技を使えるようになっていくのだ。


僕たちはみんなドラクエをやり込んでいたため、勇者がレベル42でギガデインという雷系の最強呪文を覚えることを知っていた。

いずれ主人公のダイがギガデインを使うんだろうなと思ってワクワクして読んでいたら、最初にギガデインを唱えたのは「バラン」という主人公の父親であった。


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「父親が伝説的な存在」

というのは少年漫画の鉄板設定である。


あのNARUTOの父親だって偉大なる四代目火影だったわけだし、幽遊白書の幽助の父親は雷禅である。


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父親がめちゃくちゃショボかったのはドラゴンボールの悟空の父親であるバーダックぐらいだろうか。


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『ダイの大冒険』はヒーロー漫画の王道をゆく。

このダイの登場シーンなどはいかにも


ヒーロー見参


という感じがしないだろうか。


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めちゃくちゃカッコよくない?

僕はこういうシーンを読んで痺れていたんだ。


ジャンプ漫画は編集によって最終回を延ばされて、最後がグダグダになってしまうことも多いのだが、

ダイの大冒険は本当にすごく綺麗に終わった漫画だと僕は思う。

大魔王を倒して最終回を迎えた。

ドラクエで全クリしたときみたいに。


綺麗で矛盾のないストーリーで、今読み返しても素晴らしいと言える名作である。


るろうに剣心の真似をしてたら職員室に親を呼ばれた

僕が中学生の頃、ジュディ・アンド・マリーというバンドが流行っていた。

アニメ「るろうに剣心」のオープニングに使われていたのがジュディマリの「そばかす」である。

久しぶりに検索したら思わず聞き入ってしまった。

YUKIが若い。

時の流れをしみじみと感じる。


水曜日はいつも、ブラウン管テレビの前に座りながら「るろうに剣心」のオープニングを楽しみにみていた。

アニメが19時30分に始まっていた時代だ。


名作の条件は「敵が魅力的であること」である。

ハンターハンターのメルエムや、ドラゴンボールのフリーザ。

名作には必ず、魅力的な敵がいた。


「るろうに剣心」には魅力的な敵がたくさんいる。

  • 刃衛
  • 斎藤一
  • 瀬田宗次郎
  • 志々雄真

どの敵も惚れ惚れするほどキャラが立っていた。


主人公の剣心は幕末の頃の「人斬りだった自分」は封印して生きていた。

が、ヒロインである薫が「刃衛」という敵にさらわれた。

薫が殺されそうになった瞬間、剣心が覚醒。


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「幕末の頃の自分」に立ち戻ったのだ。

このシーンはまさに悟空が超サイヤ人になったときのようなもので、

こうやって覚醒した主人公は絶対に負けない。


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「人斬り時代のマジで剣心はやべぇ...


目つきが...違う!」


と、誰もが思った。

そしてめちゃくちゃ憧れた。


中学二年生だった僕は厨ニ病にかかり、剣心を目指してしまったのだ。


例のごとく掃除用具入れからホウキを取り出し、クラスの友達と斬り合いをして遊んでいた。

敵が「牙突」という技で僕を倒しにきたので、それをかわし、


龍翔閃


という下から突き上げる技をかけた。


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ホウキでは威力が出ないので、膝蹴りで下から突き上げるように蹴り飛ばしたら

その友達のケツの骨を損傷し、大問題となった。


幸い大事には至らなかったが、親も一緒に職員室に呼ばれ、大変な思いをしてしまった。

後でその友達の家にはゲームを持って謝りにいった。


バトル系の漫画に影響されやすい少年は、なんでも真似して遊びたがる。

僕は特に漫画に影響されてしまい、色んな友達から馬鹿にされていた。


「お前はすぐ影響されるなw」



あの頃はそれが恥ずかしかったけど、今ではむしろ誇りに思う。

大事なことは全て、漫画から学んだ。

あの頃何度も何度も繰り返して読んだ漫画は、30歳を過ぎた今でも僕の中で生きてる。


厨二病としてね。


ちなみに緋村剣心のモデルとなったのは「人斬り彦斎(げんさい)」と呼ばれた維新志士・河上彦斎である。

僕が「るろうに剣心」を読んでいた中学時代は、明治がどんな時代だったのか、

幕末が何だったのかなんて何もわからなかったけど、

いま改めて「るろうに剣心」のwikipediaを読むと、登場人物の背景がわかって面白い。


関連記事:房野史典さんの『超現代語訳 幕末物語』がめちゃくちゃ良い本だったから、歴史に興味がある人はみんな読んでほしい



ペナントレース やまだたいちの奇蹟

この漫画はみんな知らないだろう?

『ペナントレースやまだたいちの奇蹟』は1991年から1994年に連載された野球漫画である。

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作者のこせきこうじさんのwikipediaを読んでみたが、「やまだたいち」以降はヒット作には恵まれていないようだった。

が、「やまだたいち」は面白い。

漫画のストーリーは2パターンある。

1つ目は、最初から超人的な能力を持つ人間が主人公であるパターン。

るろうに剣心とか、ドラゴンボールがわかりやすい例だ。


2つ目は、主人公が凡庸だが、努力して成長していくパターン。

ジャンプではないが、「はじめの一歩」とか「エリアの騎士」が分類的には近いだろう。

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「やまだたいちの奇蹟」は


「野球への愛だけは誰よりも強い凡庸な主人公が、がむしゃらになって、周りを巻き込んで最弱の球団を優勝に導く」


というストーリーである。


何の取り柄もなかった主人公が、無気力で何のやる気もなかったメンバーのハートに火をつけ、たびたび奇蹟を起こしてきた姿に僕は何度も涙したものだ。

「双子の弟がめちゃくちゃすごいピッチャー」

という設定は、みんなご存知の「タッチ」に通じるものがある。


アイズの伊織ちゃんに恋をした

童貞だった中学時代、僕はある漫画のヒロインに恋していた。

彼女の名前は伊織ちゃん。

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僕はこの漫画を読みながら主人公の瀬戸に自分を重ね、伊織ちゃんとデートした気分になっていた。

関連記事:昔、I"s(アイズ)という伝説の漫画があったことを忘れないでほしい


作者の桂正和さんはモテない男の心を掴むのが神がかり的に上手なのだ。


伊織ちゃんと瀬戸がどうなるのか?

いや、伊織ちゃんと「瀬戸に憑依した僕」がどうなってしまうのか


毎週毎週楽しみにしていた。

ドキドキしながらページをめくった。


たしかに非モテは不幸だが、こういう妄想を膨らませて幸せになれるのは非モテの特権だと思う。


誌面で伊織ちゃんが笑うだけで幸せな気持ちになれてしまったのだ。

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この頃のジャンプには「いちご100%」というオタクが好きそうな恋愛漫画もあったのだが、僕の中では「アイズ」の圧勝だ。

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アイズは残念ながら連載をダラダラ引き延ばしてしまった結果、伊織ちゃんが芸能人になったあたりから話がおかしくなってしまった。

僕は普通の高校生活を送って、普通に瀬戸と結ばれてハッピーエンドでよかったと思う。


アイズを読んでいた中学時代。

いつか僕にとっての伊織ちゃんが現れるかなぁと妄想していたが、現実はそんなに甘くなかった。

恋愛漫画の主人公のように、

「冴えない男が学年一の美女と付き合う」

なんて奇跡は起こらない。


僕たちは奇跡を期待せずに、自分から愚直に行動を起こしていくしかないのだ。


関連記事⇛男性作者の恋愛漫画は男に都合の良い妄想で、女性作者の恋愛漫画は男に関しては割とリアルな件


みどりのマキバオーとダービースタリオン

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この鼻がでかい生物はである。

つの丸先生といえば、「モンモンモン」というふざけた猿の漫画を描いていたお方で、

マキバオーも最初はギャグ路線を歩んでいた。


が、途中からはガチの競馬レース漫画として成長していった。


カスケード


と呼ばれる宿命のライバルと出会ったあたりから、漫画の路線がガチの競走馬路線にピポッドしてきた。

そしてあの頃の小学生はみんな、手に汗握りながら”白い奇跡”マキバオーの活躍に釘付けになっていたのだ。


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余談だが、マキバオーが流行っていた頃、スーパーファミコンのダビスタにハマっていた。

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白い毛の馬が生まれるのは非常に珍しく、たまたま白毛の馬が生まれたら皆必ず


マキバオー


と名付けたものだ。

僕はダビスタを通じて血統の大切さを学んだし、

お金がなければ何もできないという世の中の厳しさを知った。


僕は悟空になりたかった

もはや説明不要だろう。

幼稚園では「ドラゴンボールごっこ」が流行っていて、

ガキ大将がいつも悟空の役を取っていた。


僕は大将の後にひっつく子分のような存在で、おこぼれで「悟飯」という主人公の息子の役をもらっていた。


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ドラゴンボールほど日本の少年たちに多大なる影響を与えた漫画はないだろう。

30歳以上の男は全員ドラゴンボールを知っているし、

セル

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とか

魔人ブウ

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といえば、誰もが同じキャラクター像を思い浮かべることができる。


ドラゴンボールはもはや、男の中での共通の話題、すなわち教養として機能していたのである。


幼稚園から小学校低学年の間、誰もがかめはめ波を撃とうと構えたことがあるだろう。


はああああああああ


と気を溜めて、


ハーーーーッ!!!


と撃つ。

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女子からすると何がなんだかわからないかもしれないが、僕たちはみんな、本当に全員が悟空になりたかったのだ。


アラサー男との合コンで話題に困ったらぜひ、ドラゴンボールの話をしてみてほしい。

みんなが知ってる共通の話題だからだ。


今の20代は知ってるかどうかはわからない。

幽遊白書の霊丸を輪ゴムで飛ばした


幽遊白書の戸愚呂といえば、僕たちが永遠に忘れられない敵キャラだろう。


戸愚呂100%


という言葉はあの頃の流行語にもなった(僕たちの中で)

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主人公の浦飯幽助の必殺技は


霊丸


と呼ばれる霊気の球を発射する技である。

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僕たちは皆、霊丸を撃ちたくても撃てなかったので、

指先から輪ゴムを発射して遊んでいた。


輪ゴムを4本だけ持って、

敵を見つけたら


霊丸ーーーーッ


と言って輪ゴムを撃ち込むのだ。


作者の冨樫義博先生はこの頃から印象的なセリフを残している。


僕が今になって思い出すのは仙水と呼ばれる敵キャラのセリフだ。


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「オレは花も木も動物も好きなんだよ

嫌いなのは人間だけだ」


オレは人も仕事も好きなんだよ

嫌いなのは会社だけだ。


幽遊白書は初めの方は

「ヤンキーが幽霊になって人助けするちょっといい話」

がメインだったが、幽助が復活して霊界探偵として活躍するようになってからは、

王道のバトル漫画へと成長していった。


作者の冨樫義博さんが描きたかったのはバトルなのか、

それとも練り込んだショートストーリーだったのかはよくわからない。


もしかしたら、幽遊白書の次に描かれた「レベルE」という漫画こそが、

冨樫が最も描きたかったストーリーだったのかもしれない。


スラムダンクを読んでバスケを始めた

小学3年のときに、スラムダンクを読んでバスケを始めた。

ここでバスケを始めたことが、僕の人生にとっての大きなターニングポイントだった。

スラムダンクの流川楓に憧れて、家の外のリングに向かってひたすらシュートを撃ち続けた。


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中学、高校、大学と青春のほぼ全てを捧げてきた。


たくさん練習した。

泣きたいくらい悔しいこともあった。

叫びたくなるくらい嬉しかったこともあった。

バスケを通じてたくさん友達ができた。


バスケが僕の基礎を作ってくれた。


スラムダンクは僕の原点となった漫画である。


関連記事⇛スラムダンク勝利学を紹介した記事


バスケ経験ゼロの桜木花道が、一目惚れした晴子さんに好かれるためにバスケを始めた。

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驚異的な身体能力を持つものの、スキルはゼロ。

そんな素人同然の桜木花道が、試合を通じて信じられないほど成長していく。


最初は晴子さんに好かれるためだけにバスケを始めた桜木花道だが、

山王戦の最後の最後、本音でバスケが大好きだと告げた。

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大好きなバスケで、チームのために選手生命をかけて最後の試合を戦い抜いたのであった。



さて、数々の名シーンを誇るスラムダンクだが、

我々スラムダンクファンが最も泣いたのは、ミッチーこと三井寿が泣きながらバスケへの想いを語ったシーンだろう。

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「安西先生...

安西先生...!!!

バスケがしたいです......」


日本中が涙した名場面である。

いまこのブログを書きながら、この一コマだけで涙が出てきた。


「最後まで......

希望を捨てちゃいかん

あきらめたらそこで試合終了だよ」


「諦めたらそこで試合終了」


という安西先生の言葉は、日本中のファンの胸に深く刺さった。

今でもみんな覚えている名台詞である。


スラムダンクが終了して20年が経った。

「あひるの空」や「DEAR BOYS」など、それなりにヒットしたバスケ漫画もあるが、

スラムダンクを超えるバスケ漫画は未だに登場していない。